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極寒のフィンランドでウールソックスランニング選手権に出てみたよ! その1
フィンランドのオリヴェシという小さな町で、氷点下の2月に、シューズを履かずウールのソックスだけで森を走る大会があると知って、私の心は一瞬でとろけてしまいました。だって楽しいに決まってるじゃありませんか!
子供の頃、雨の中、傘をブンブン振り回して歩いたり、わざと水たまりをじゃぶじゃぶ通ったりして、親に「そんなことするんじゃありません」とよく叱られました。そんな、やってはいけないことを大っぴらにやって
湖の一本道 プンカハリュ(フィンランド)1
一本道ときいてイメージするのは、北海道でみるような広い畑や原野を貫く道、あるいは山奥や海沿いに続く道でしょうか・・・
フィンランドには何と湖の一本道があります。氷河がとけて湖になったあと、尾根が細い道として残ったプンカハリュ(Punkaharju)です。CNNの世界の絶景にも選ばれました。この記事では、これまで3回訪ねた思い出を一つにまとめて綴ります。
せっかく行くならサイクリングしたい! とい
ちょっと変なフィンランドが、やっぱり好き
いつもは旅の思い出を書かせて頂いていますが、今日は閑話休題。
TOKYO ART BOOK FAIR 2023(東京都現代美術館)で、在フィンランド歴30年のムーミン研究家&翻訳者 森下圭子さんと、フィンランドでグラフィックデザインを学び国際的に活躍しているAYA IWAYAさんのトークを聴きました。 フィンランド愛にあふれ、1時間ちょっとがとても短く感じられました。 備忘録として、自分なりに
ヘルシンキ、アアルトツアー 1 スタジオ(Studio Aalto)
上映中の映画「AALTO」を見て、かつて訪ねた場所を懐かしく思い出すと同時に、アアルトの人生や人柄を知って、アアルトがもっと好きになりました。
ヘルシンキ北西部にあるアアルトのスタジオ、次の記事でオフィスも兼ねていた自宅の訪問記を書きます。どちらも予約でガイドツアーに参加することができます。
自宅兼スタジオが手狭になったため、アアルトは1955年に自宅から歩いて10分のところに新しいスタジオを建
ヘルシンキ、アアルトツアー 2 自邸(The Aalto House)
*前の記事はこちら ↓
フィンランドを代表する建築家アアルトが、亡くなるまで40年にわたり家族と暮らした自邸を訪ねました。
アアルトは1933年に妻アイノと二人の子供たちとトゥルクからヘルシンキに転居し、1936年にこの自宅兼設計事務所が完成しました。
アアルトの家はこちら・・みたいな道案内もなく、閑静な住宅街に佇む1軒の白い家。
温もりを感じる小さな木のドアが、訪ねる人を招き入れてくれま
トーベ・ヤンソンの少女時代の思い出が詰まった群島、ペッリンゲ(フィンランド)
2021年、トーベ・ヤンソンが夏を過ごした孤島クルーブハルを訪ねました。 2年後の今年、クルーブハルへの足掛かりとなるペッリンゲを案内して頂く機会に恵まれました。その思い出をnoteに綴ります。
ヤンソン一家は、ヘルシンキ近郊の群島で夏を過ごしました。滞在したのはペッリンゲのグスタフソン家。 夏の間、都市部の人に家(母屋や離れ)を貸すのは、現金収入を得る方法として珍しくなかったそうです。
トーベ