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幸せの条件

幸せになりたい……

誰だってこう思うことだろう。不幸になりたいと願ってる人なんて、圧倒的に少数のはず。でも、幸せってなんだろう。それは、お金持ちになること?素敵な女性に囲まれること?名声を得ること?

今、23歳の僕のような若輩者には、ある種の真理のような話をできるだけの経験値は、残念ながらまだない。でも、僕なりに考えていることはある。幸せになるための条件ってなんだろうって。今は、2つの条件があると思っている。

誰かの幸せのためを願って、動ける人。
自分が今、幸せだと思い、そう言えること。

誰かの幸せを願って動けることは正直、そこまで難しくはないと思う。それはなぜか。幸せにしてあげたいと思って、してあげること自体に、何も意味はないからだ。相手が幸せに感じるかどうかを、本人は分かっていないからだ。恐らく幸せだと感じてくれているだろう。そうしてあげた自分は偉い、というように、偽善めいたこともできるからだ。

でも違う、本当に大切なのは、まず、自分が幸せであると思い、それを口に出して言える状態でいることだ。

自分が幸せじゃないのに、誰かを幸せにすることなんてできるだろうか?いや、きっと出来ないだろう。そんな甘いものではない。自分が幸せになることでさえ、簡単ではないのに、自分以外の誰かの幸せに入り込むなんて、相当の覚悟が必要なはずだ。

「気」というのは、伝染するものだと思う。一緒にいて楽しい人といれば、自分も楽しくなる。逆に、怒りっぽい人と一緒にいれば、喧嘩をする数はきっと増える。
このように、人から出ている「気」は、人から人へ伝わっていくことだろう。だから、幸せな人と一緒にいれば、きっと幸せな気持ちになる。幸せになっていく。そんな気がする。

でも、そんなことを出来るのは、自分が幸せな人だけだ。人というのは、誰かに何かを求めて生きている人が多いと思う。赤ちゃんなら、母親や父親からの愛を求めるし、彼女なら彼氏に愛されることを求めるだろう。

なら、幸せはどう得るのだろう?

富と名声を勝ち取ること?
人よりもいい暮らしをすること?
その人の価値観に基づくと、それは多岐にわたるはずだ。でも、そんなことは自分の弱い部分を隠そうとしている虚栄心に他ならない。

まず、自分自身が幸せになる。これが何よりも大切だと思う。1日を生きられたこと。大切な友人がいること。大切な彼女がいること。

そんな小さなあらゆることに感謝し、そんな自分は恵まれている、幸せなんだ。そう思えることが必要だろう。

幸せは人が運んでくるものではない。幸せに自分が近づくから、幸せになるだけだ。

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