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私の描くビジョンがそのまま実在していた!だから挑戦してみた

今日、面接を受けてきた。
その企業は、どうしてもここで働きたい!!と初めて思った場所だった。

なぜ、そんなにも強く働きたいと思ったのか?
それは、その企業が私の作りたい社会を現実のものにしていたから。
しかも、私が無理をしなくても働ける環境(好きな仕事)でもあった。

面接が終わって、正直採用されるのか、不安はある。
いつも通り、言いたかったことが面接を終わった後に脳裏に浮かぶし、
今回もダメかな...と思ってしまう。

そう考え始めると、頭の中で負の無限ループが始まってしまうので、
気持ちの整理という意味で、文章にしてみることにした。


私の作りたい社会とその理由

それは「その地域に住むみんなが交流でき、支え合い学びあえる社会」
誰でも様々なバックグラウンドを持っている。
障害や不登校、家庭内不和や病気、生きてきた時代も育った環境も違う。
元々持っている気質も、学んできたことも、大事にしていることも違う。

でも私が受けてきた教育では、みんな同じを求められ、社会が作った正解の道から逸れることは良い人生を送ることができない、と教えられた。

私はそれが苦しかった。
でもそうやって生きるしかないのだと、無理やり自分を納得させて生きてきた。
いつもそこから脱出したいとは思っていたが、皆から批判されるたびに受けるダメージが強すぎて、「もう消耗したくない」という思いと「自分らしく伸び伸びと生きたい」という思いとで日々葛藤していた。

ライフの学校

「ライフの学校」とは、今回私が面接を受けてきた企業の名前。
社会福祉法人で、今行われている事業は、高齢者対象がメインで障がい者対象もある。また高齢者施設を地域に開き、地域の子どもが気軽に足を運るスタイルをとっている。
駄菓子屋があったり、誰でも来れる庭があったり、ヤギや猫、メダカもいるし、こども食堂も開催されている。

施設を利用されている高齢者が先生となり伝統料理を皆で作ったり、その方の生きてきたライフストーリーを聞くイベントがあったり、逆に地域の子どもが先生となり暮らしを学ぶイベントもあるらしい。

また、たまたま施設に来ていた子どもが高齢者の看取りの場面に立ち会ったこともあったそう。

「いのち」と「暮らす」と「生きる」を学ぶをコンセプトにしていて、
ライフの学校の中身を知れば知るほど、福祉ってこんなにも多面的な活動ができるんだ、と気付かされた。

高齢者と関わること

私は、高齢者施設に長く勤めていた。
子どもの頃から、何となく高齢者と関わることが好きだな、とぼんやりだが思っていた。
人生の先輩である高齢者の方の話を聞くこと、特に生きてきた人生の話を聞くことが大好きで、施設勤務の時は話を聞いては自分の人生の糧にしていた。

高齢者が好きな理由の一つに、祖母の存在がある。
幼い頃同居していて、正直その時の記憶はあまりないのだが、私が成人してからは祖母の言葉に救われたことや、「今の自分は本当に幸せ」と言って周りに感謝しているその姿勢が尊敬に値するものだった。

また他にも、施設で関わってきた方の中に、私が当たり前に仕事でやったことをずっと感謝してくれる方がいた。目の見えない方だったので、声で誰かを聞き分けていて、私が部屋に行くといつも「さおりちゃんだね」と笑顔で迎え入れてくれて、部屋を出る時には必ず手を握って「ありがとう」と言ってくれる、素敵な方だった。

看取りも何度も経験してきたが、その人の人生が現れる瞬間だと感じたし、人生の一ページに関わらせていただいたことに対し、色々な思いが巡る瞬間でもあった。

生きづらさと向き合って

私はここ数年、本気で自分の人生をどう送りたいのか?を必死で考え、本気で向き合って行動してきた。

去年ストレングスファインダーを受け、自己理解プログラムの中で皆で一緒に個々の資質を学び深め合えたことは本当に私の自信に繋がった。

でも、その環境から離れてしまった今は、また自信を無くしている。
そんな状態で臨む面接は、最初は意気揚々とした態度でいても段々と自信のない自分が露呈してしまう結果に。
だから毎回凹む。

一緒に夢を語り合い、応援しあい、個々を認め合える環境。
その中に身を置くことができれば、私は私らしくいられ、自分の強みを思いっきり活かすことができることは、自己理解プログラム内で十分体感した。

そんな働き方を必ず叶えてみせる!
と挑戦を続けるが、これが本当にすんなり行かない。いい所まで行っても、手が届かず終了。
そんなことが何度も続くと、さすがに気持ちを切り替えることが難しくなり、
「私にそんな環境で働ける日が本当に来るのだろうか?」
と挫けそうになる日々。

でも諦めちゃダメだ!
そう自分を奮い立たせて、もう一度だけ踏ん張ってみよう!とビジョンや価値観を見直し、もう一度スタートラインにたったところで「ライフの学校」を見つけた。

自分が求めるビジョンに重なるのはもちろんのこと、ここだったら、お互いを尊重し強みを活かすことができ、今まで自分が学び続けてきたものをくまなく発揮できる、そんな環境のような気がした。

また、面接の内容も看護師としての私ではなく、私個人を語る内容が多かったような気がする。
その人をしっかり見る、これは福祉の分野では本当に大切なこと。それが伝わってきた。

面接の度に思う事と今回の気持ちの違い

面接で質問された内容に対して、その場では本当に自分の本心がなかなか出てこない。
多分、情報処理に時間がかかるんだと思う。

というのも、今HSPについて学んでいるのだが、感情に対して非HSPの人の感度を音叉10本だとすると、HSPの感度は音叉1000~10000本!
だから、無意識的にそこまで多量の感覚的な情報が流れ込んでいることを知って驚いたし、妙に納得。

私の場合は事前準備が不足していて、質問に対して何を応えればいいのか頭の中に大量にある情報を整理するのに時間がかかっているだけだとは思うのだけど(ストレングスファインダーの資質で言えば、“収集心”と”最上志向”の影響?でも、”適応性”が何となくで動き出してしまい話しながら”着想”も使って内容に近づけていく感じ 汗)、HSP資質も少なからず影響はしていそう。

いつもは出来なかった自分に対して凹んで、
「やっぱりこんな働き方をしてきた自分は何も語れるものがないな・・・」
と、若干諦めを感じ、その上でなんとなく振り返ってから次に切り替えることしかできなかったのだが、
今回は自分について語ることが多い面接だったので、きちんと振り返る意味があるなと感じた。

もちろん今回の面接後も「こっちが本心だった」と気付く内容がいくつかあって凹んだ。
だけど、看護師としての私ではなくそのままの私のことを話す場面では、頭でこねくり回して考えた言葉ではなく、口からすっと出た言葉が多かったので、そこは本心だったんだろう。

あーー、でも長所、短所、仕事で上手く行った事や上手くいかずに乗り越えたことなんかは、自己理解プログラムで書き出してたよなーー涙
面接前に振り返ってはいたけど、これです!と自信を持って言えなかったのはやっぱり準備不足だった・・・。
これだけは悔いが残る。

結果が出るまで

面接後のご褒美✨@ウェルカム!カフェ

もう終わってしまったことはいくら考えても意味がないので、面接に挑んだ自分を労って、静かに結果を待つことにしようと思う。

今日面接が終わった後、ライフの学校の就労支援カフェに行きランチを食べてきた。
ここの仲間に入れますように!!という願掛けも含めて。笑

ボロネーゼ、ものすごく美味しかった!
日替わりデザートのプリンも、固めで大きくて食べ応えあり!!
カフェの内装もオシャレで、窓も大きくて開放的な空間が素敵だった。

まだどことなく緊張している自分がいるけど、
たまたま求人検索をしていた流れでライフの学校のHPにたどり着き、高齢者施設での看護師を募集していて即問い合わせをしたら施設見学をすぐさせてもらい、応募の意思を伝え課題作文試験を速攻提出してからの面接、この間たったの1週間!!

脅威のスピード!!

絶対何かの縁としか思えない!!

神様!!どうか私にチャンスをください!!!!


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