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責任のバイアスがバインバイン

バイアス(Bias)とは偏りのことだ。偏見や先入観とも訳される。
ちなみに「偏ってるよ」より「バイアスかかってるよ」の方がプロっぽい。
英語がかっこいいと思ってるのは私に「英語かっこいいバイアス」がかかってるからだ。

そんな「現状維持バイアス」を脱ぎ捨て、バインバインの精神を露わにした状態で本題へ行こう。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代。
この書籍の中に、「責任のバイアス」という言葉が出てきた。
自分の貢献をお高く見積もってしまうという意味合いで使われる。

Q.自分のパートナーに対し関係を維持するために行ってきた貢献度は、何%と思いますか?

この問いに対して、両者が答えたパーセントを足すと、4組に3組は100%を超える。つまり大体の人は自分をお高く見積もってしまっているということになる。

著者であるアダムグラント氏はアメリカンなので、アメリカ人の気質が含まれていそうだ。日本人に同じ質問をしたら、結果は少し違うかもしれない。

同著には「責任のバイアス」に陥らない方法が書いてある。
そもそも相手の貢献度など可視化できないのだから、比べずに貢献してくれているという行為を認めることだそうだ。

ここからが持論なのだが、この回答の導き出し方には2つのパターンがあるように思う。
①相手の貢献度を先に考え、「100-相手の貢献度」で自分の貢献度を導く
②自分の貢献度を先に考え、「100-自分の貢献度」で相手の貢献度で導く
①と②の公式が問題文に含まれていたとき
どうだろう?同じ回答になるだろうか?

こんな分類もできるかもしれない
①は「相手がちっとも貢献してくれない」と思っているタイプ
②は「自分はこんなに貢献している」と思っているタイプ

意味は同じことである。
自分はこんなに貢献しているのに、相手はちっとも貢献してくれない!
だいたいこんな感じだ。

しかし①と②のプロセスの違いで、回答は違うような気がしてならない。

あぁ、またぐーるぐるしてきたぞ。
ぐーぐる先生に相談だ。

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