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学校という限られたコミュニティ–outside(学校の外)を知ったらワクワクするね–

子供の時、いじめられた経験はありますか?
私自身がそうであったように、いじめほどでなくても、無視されたり、グループからはぶかれたり、大小にかかわらず経験したことある人は少なくないかと思います。

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私は1年ほど前からオンラインで英会話を子どもに教える仕事をフリーランスではじめました。

今日のレッスンで男の子が話してくれたことから、「生きやすさ」「幸せ」を考えさせてもらいました。また日本の教育についても考えさせられました。

会社や学校などコミュニティに属する人子どもを持つ親の考えるきっかけになれたら嬉しく思います。


◆こころ優しい男の子

友達のように仲の良い小学生の男の子がいます。

理科がだいすきで、お母さんも大好き、とても心が優しい子です。


太っていることをクラスメイトに指摘されるようで落ち込みながら話してくれました。

「自分でも太ってるの分かっているし、気にしなければいいって分かってはいるけど、やっぱり傷つくんだ。」

私はカウンセラーではないので、苦しい気持ちはわかるけど何て言ったらいいか悩みました

言われても無視する
相手に立ち向かう
親や先生に言う

いろんな解決策があってどれも正解なんだと思います。


◆私の経験から

私が小学生、中学生の時、突然クラスメイトに無視される。という経験がありました。何か悪いことをした覚えはないのに、一人に無視されると、その友達、その友達、、、と広がっていって。理由なんて何でもいいんだと思います。

その時、親に言えたのは「学校休みたい」
無視されてるとは言えなかったんです。親は気付いていたかもしれないけど、そんなこと言うのは恥ずかしいという気持ちが芽生える年頃だったので。

あの時私はなんて言ってもらえたら救われたかなって考えました。今の私だから伝えられることはあるかな?といろんなアプローチを考えました。

一緒にダイエットするか!
私が学校に乗り込んでいくよ!
いつでも話聞くからね!

どれも間違っていないだろうけど何だかしっくりきませんでした。


◆私が伝えられたこと

私は辛かったら逃げたっていいと思っています。

そこでこんな話をしました。

日本に同い年って何人いると思う?
100万人もいる。あなたは同じ学校の60人にしかまだ出会っていない。
あと999940人も出会ってない人がいるね。陰口をいうたった数人のせいで悲しくなる必要はないね、だってまだこんなに沢山の人に出会えるんだから。


これも正解かはわからないし、小学生にとってのベストアンサーではないかもしれません。

でも彼は優しくて「ありがとう、ちょっと楽になった」と言ってくれました。

田舎では特に人口が少なくて、小学校中学校ずっと変わらないメンバーということがあると思います。私もそうでした。苦しくても逃げようがないし、逃げ方も知らない。

そんな子どもたちに「世界が広い」ということを伝えられるのは私たち大人しかいないのです。 そしてまた、私が伝えられることもこれだけです。


◆イギリス移住の報告をした彼の反応

私は今年イギリスに移住します。

学校の話の後、私は男の子とその両親に「イギリスに住むんだ」と話をしました。彼にとって辛い話の後でさらに落ち込んでしまう懸念もありましたが

彼は一気に空気が明るくなって「わあああ!!」と私以上に喜んでくれました。


学校での話で落ち込んでいたのに、えー!えー!!!と盛り上がってくれて、「お土産買ってきて!」とか「いろんな場所見せて!」ってワクワクしてくれたんですね。

そして私も「そっか、これが私にできることだ」と気付きました。
何よりも自分が広い世界や可能性を見せること、幸せにいきることそれが一番なんです。

わたしが見たいモノを見る、いきたい場所に行く、広い世界を知る、そうやって幸せに生きることが、誰かの価値観を変えて、広い視野を持って、誰かが幸せに生きることに繋がっていけるのだと感じました。

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生きづらいのは子どもだけじゃない
広い世界を知らなければ一つの会社にとどまり続けたり、コミュニティから抜け出せなかったりする。

選択肢や可能性を伝える旅マガジンでありたいと再認識した日でした。

これからも誰かの知るを広げてハッピーに生きられるような記事を書いていきますね。



■ライター:AYANA

最後まで読んでいただきありがとうございます。

私の紹介はこちらの記事にまとめていますので、よかったら読んでみてください。


いいねやコメントいただけたら嬉しいです。

それではまた。

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