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ミャンマー チキンカレーのつくりかた

日本でミャンマーのチキンカレーとして紹介される料理は、ミャンマー語ではチャッターヒンと呼ばれる。ヒンは、煮込み料理やおかずといった意味である。たとえばチキンカレーはチャッターヒン(鶏肉の煮込み)、豚カレーはワッターヒン(豚肉の煮込み)となる。

ヒンの多くは、油戻し煮といわれる調理法でつくられる。基本は大量の油でニンニクとショウガ、玉ねぎをよく炒めて、好みの具材を加えて、水分が飛んで油だけになるまで煮込み、スパイスで調味する。

今回は、日本で手に入りやすい食材でアレンジした、ミャンマーのジャガイモ入りチキンカレー(チャッターアールーヒン)のレシピを紹介したい。

材料(4人分)

とりモモ肉(から揚げ用) 600 g
たまねぎ(中) 3 個
じゃがいも 3 個
にんにくチューブ 大さじ2
しょうがチューブ 大さじ2
★塩 小さじ1/2
★ターメリック 小さじ1/2
★ナンプラー 大さじ1/2 *苦手な場合は粉末和風だし5gで代用
朝鮮とうがらし粉(甘口) 小さじ1/4 *子ども向けにはパプリカ粉で代用
酒 50 cc
キャノーラ油 120 cc
水 200 cc

下準備

① 鶏肉に★を揉み込んで下味をつけておく
② 玉ねぎをフードプロセッサーでみじん切りにする
③じゃがいもの皮をむき芽をきれいにとって、ひとくちサイズに切る

調理

① 鍋に、にんにくとしょうがと油を入れて香りがたつまで中火で炒める
② 玉ねぎを加えて中火で焦がさないように炒める。たまねぎの香りが変わり茶色になるまで。
③ 鶏肉を加えて炒め、色が変わったら、じゃがいも、酒、朝鮮とうがらし粉を加えて更に炒める(5分くらい)
④ 規定の水を加え、蓋をして中火のまま15〜20分煮る(時々かきまぜながら)
⑤ 水分が飛んだら味見をし、足りなければ塩で味を調えて完成

コツ

このレシピは油を控えめにしている。気にしない方は、ぜひ1.5倍程度の油でチャレンジしてほしい。また、玉ねぎを炒める際は弱火ではなく強めの中火で焦がさないように、茶色くなるまでよーく炒めると、うま味が出る。

慣れてきたら、具材やスパイスを好みでアレンジしても楽しい。

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