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Annaの日記 金さえあれば子供はふえるんですか?②

 子育てに関して、とりあえず今日まで病院も含めお金を払う事なく無償で育っている。ある出費を除いて。

 以前に書いたが、我が娘は生まれてから4日間NICUに入っていた。
経験した人はわかるが、NICUに入るということは、名前が決まる前から
その病院の小児科の「診察券」が本人に発行される。
 よって清算も母親と別になる。


 子供の請求書をみて目が飛び出た。

       「583,760円」・・・

 え!?たった4日で。手術もしてないのに。
・・・と驚くと同時に経理の人に「こども医療証を役場で発行してもらって、その差額を後日支払いに来てもらうので、とりあえず「ツケ」という形でここにサインだけしてください」と言われた。

 1週間ほどで、紙の医療証が出来上がり、差額といっても10万は覚悟していた。


  支払いはたったの9700円だった。

      だと・・・誰が57万円払ったの?


      国である。我々の税金である。


 この一撃で、私の約20年の社会人中に払った税金分はチャラになった気がした。


 その後の、予防接種も、今は5種類同時接種と大人でも卒倒しそうな量の注射をうちまくる。無償で・・・


 当事者からすると大変有難い話だが、これくらいの支払いは親がしないといけないのではないかなと感じる部分は多い。
 特に予防接種や病院費は無償にするから、昔問題になったヒルロイドの話が出てきてしまう。

 子育てをしていて、今一番支払いがあるのはオムツと粉ミルク。
これこそ無償化にすればいいのにと思う。国だってだいぶ安く済む。

 これを国は「こども手当」で賄ってと言いたいのだろう。

  しかし・・・うちは所得制限で1円ももらえていない。

 子供の頭数に所得制限なんて一番関係ないのではないか?

 年収300万円でも、年収3000万(うちはもちろんこんなにないが)でも、赤ちゃんはおしこっこを無限にして、腹が減ったらミルクを飲む。
 支給がなければ、低所得の赤ちゃんは垂れ流し状態なんですか?と言いたい。

 そしてもっと不思議な事がある。


 ドラッグストアの割引クーポンで「おむつ」「粉ミルク」が
割引対象外になっている店舗が多いという事・・・


         なぜ??

 医薬品でも15%引くのに、なぜ子育てで一番必要なおむつやミルクは引けないのか・・・

 こんな事、岸田さんは知る由もないんだろうなと本気で思う。


 そして、どう調べてもその理由がイマイチわからない。知恵袋で適当な回答をしているのは目に入りますが、納得がいかずモヤモヤしている。


 期間の決まった事だと言えど、この出費を真剣に考えている母親が案外多く、ここでまた、とんちんかんな事を平気でブログに書く人もいる。

 大人用のナプキンを挟むとか、布おむつにするとか、ひどい人は替える回数を減らすとか・・・もう虐待の域だ。


 こんなに国政に女性が入ってきているのに、未だにこの現実とかけ離れた国の考えには驚く事が多い。


              ~続く~



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