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【2年目】副業Webライターが上級ライター目指して実践している4つのテクニック

こんにちは、OgAzです。夫が法事のため、めずらしく子どもたちとのんびり過ごす土曜日の昼下がり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、といっても結構前になってしまいますが、ホワイトデーに息子たちから初めてお返しをもらいました。11歳の次男は私と買い物に行ったときに、13歳の長男は「サプライズで」と一人で散歩に出かけた際に買ってきてくれたのです。毎年バレンタインデーにチョコレートをあげていたものの、お返しはカケラほども期待していなかっただけに、嬉しい驚きでした。「ちゃんと自分で選んだものをお返ししたい」って考えられるようになったんだな。成長したなあ・・・(そろそろ私がチョコをあげなてくもいい時期か?)

次男からもらったチョコレート
長男からもらったチョコレート

さて、そんなこんなで1月で晴れて副業Webライター2年生に突入し、相変わらず慌ただしい日々を過ごしています。2年生になったからといって特に何が変わったわけでもないですが、無理なくやりくりできるよう心がけています。とはいえ、昔と比べるとかなり余裕をもって働けるようになったのと、何より、実績が付いてきたせいか、少しずつ仕事を「選べる」立場になってきたことを実感しています。頑張ってきた甲斐があったというものです。

そこで今回は、最近のWebライター業の近況とともに、私が上級ライター目指して実践しているポイントをご紹介してみたいと思います。よろしくお付き合いくださいまし。

署名記事が公開されました

最近の私の大きなトピック!名前付きの記事が公開されました。保護者向けサービス「みらぴか」でコラムライターをやっています。

今年の年明け、大学の先輩M田さんから年始のご挨拶メッセージをいただいた際に、「そういえば先輩シャチョーやん!」と思い出し、ダメもとで「仕事ください!」と営業してみたところ、「実は新しく保護者向けサービスを始めるんだけど・・・」と言われ、とんとん拍子に始まったお仕事です。いやはや、言ってみるもんですね。小さな会社の社長とか士業の方とかは知り合いにいるのですが、そこらに営業をかけたら意外と執筆の仕事ってあるんじゃないのかしらと思いました。灯台下暗しってやつですね。

名前をこっそり変更してみた

少し前に、こっそりnoteの名前を変更したのですが、気づいた方はいたでしょうか。「水無瀬あずさ」という名前でも活動を始めました。

Webライター業を始めてからずっと「OgAz」の名前で活動していましたが、今回教育系の記事を署名付きで執筆するにあたり、先輩から「姓名のあるペンネームにして」と言われました。理由は、「保護者向けサービスなので、ちゃんとした名前っぽくないと説得力がないから」とのこと。なるほど。たしかにちゃらんぽらんな名前で教育を語っても、「お前が言うな」って感じですもんね。

ということで、どういう名前にしようか悩んだ結果、大学時代、文芸部で使っていたペンネームから「水無瀬」を使うことにしたというわけです。昔懐かしいSNS「mixi」でも「水無瀬」名義でやっていたので、古い友人たちからはいまだにミナセさんと呼ばれます。

ちなみに「水無瀬」は阪急電鉄京都線の駅の名前から取ったもの。大学時代は神戸に住んでいたので、しょっちゅう阪急に乗っていて、路線図を見て「きれいな名前だな」と印象深かった駅です。まあ、降りたことはないんですけどね。

京都にあるのかと思ったら、所在地は大阪みたいです。後鳥羽上皇が好んで利用した「水無瀬離宮」があった地で、のちに「水無瀬神宮」として整備されたそうです。いつか行ってみたいなあ。

ただ、「水無瀬あずさ」ってなんかさ・・・付けてみてなんだけど、源氏名みたいだよね。

ココナラで似顔絵を発注してみた

「みらぴか」署名記事の掲載にあたり、似顔絵アイコンがあればほしいと言われました。似顔絵って、長男がまだ赤ちゃんだったころに商業施設で書いてもらったっきりです。

「そっくり」と好評だった

これはこれで今でもとても気に入っているのですが、何せ書いてもらったのが29歳・・・。そんなに変わっていないとはいえ、さすがに10年以上前のものを使いまわすのもなあと思いましてね。そうだ、こんなときこそ!「得意を売り買いココナラ♪を活用すべきでは?」と思いついたわけです。

ココナラで「似顔絵 アイコン」で検索すると、出るわ出るわ。あまりに多すぎて絞り込むのが大変でしたが、ラフなテイストで「これだ!」と思える方を発見しました。このかた。

で、依頼して出来上がったものがこちら。

いまのわたし。

「ライターなのでノートパソコンを持たせてほしい」「いつも着ているワンピースを着せてほしい」とお願いしたところ、しっかり対応していただけました。うれしい。家族にも「どう見てもママじゃん」と好評でしたよ。

「みらぴか」では、これから署名記事も少しずつ増えていく予定です。「保護者目線で気になることを詳しく調べて書く」というお仕事なので、個人的にも興味ある事ばかりで楽しいです。頑張って継続するぞ!

上級ライター目指して実践している4つのテクニック

Webライター2年生の私が、これから上級ライターとしてブイブイ言わせていくために最近実践していることをまとめてみました。みんなに当てはまることではないかもだけど、こういうシフトチェンジで変わることってあるよという実例として見ていただければ幸いです。

クラウドソーシングはそろそろ卒業

実績がない初心者でも仕事を獲得できるチャンスの多いクラウドソーシングサービス。私はクラウドワークスのみ利用していましたが、ランサーズやココナラを活用している方も多いようです。

誰にでもチャンスが多い反面、ライターとして少しずつ実績を積んでくると少しずつ気になってくるのがシステム手数料。20%も取られるんです。1万円稼いでも、手元に残るのは8000円。しょぼん。私は本業でシステムエンジニアをやっているもので、システム手数料を取ることが悪いとは言いません。いやむしろ必要だもっとくれ。とはいえ、自分が実際に取られる立場になると話は別です。高いぞ何とかしろ。切実に思うのです。

初心者を抜けて実績が付いてくると、クラウドソーシング以外でも業務委託として普通に仕事が取れるようになってきます。馴染みのクライアントから声をかけていただけることもあります。そうするともうクラウドソーシングに頼る必要はなくなるわけです。

つまり、つまりです。クラウドソーシングとは、初心者向け営業ツールと考えるべきです。実績が付いてきて「より多く稼ぎたい」と考えるなら、何かのタイミングでクラウドソーシングを卒業しなければならないと思うようになりました。

卒業すると言っても、完全に退会するという意味ではありません。どんな面白いお仕事が転がっているかは分かりませんからね、窓口は開けておきつつ、積極的に営業活動をするのをやめるということです。実際、4月中旬まで継続のお仕事があるので辞められませんし、いただいたご縁は大切にしたいですしね。

プッシュ型営業からプル型営業へ

「そろそろクラウドワークス卒業かな~」と考えていたタイミングで、2件ほどスカウトが来ました。うーん、この。

1件目は、かつて1回ご依頼いただき納品まで済ませたものの音沙汰がなかったクライアント。どうやら単発で依頼をくれるということらしい。単価がかなりいいので何も文句はない。犬と呼んでください

2件目は、かつて私が案件に応募したものの不合格にされたクライアントで、「以前経歴を見て、ぜひ今回依頼したいと考えました」というメッセージをいただきました。「ハッ、一度不合格にしたのにこんなタイミングでスカウトとか何様よ?」と条件を確認したところ、超優良単価だったので速攻「やります」と返信しました。犬と呼んでください

クラウドワークスの自己紹介や実績をそれほど頻繁に更新していたわけではないのですが、不思議なもので少しずつこういうスカウトが増えました。ありがたいことです。こちらから営業をしなくても依頼が来る、これが今はやりのプル型営業ってやつですね。

こうなることはまったく予測していませんでしたが、結果オーライです。営業工数が本当に減り、心にゆとりができるようになりました。

継続のお仕事をいくつか安定的にこなしつつ、たまにチャレンジでプル型営業の案件を請けるというやり方が、個人的に今のベストです。いいとこどりだ!

「忙しい」アピールをする

単発でお仕事をいただく機会も増えたのですが、「〇日までにお願いします」と言われてもこっちは月単位で依頼を受けているので、急に調整が難しかったりします。「頑張ればできなくないけど・・・」と思うものでも、「今ちょっとスケジュール的に厳しいので、〇日からなら対応可能です/〇日納品であればできます」のように間隔をあけた納期でお返事をします。こういう「私、スケジュール埋まってるんですよね」アピール、意外と大事だと思っています。

頼まれたらいつでもすぐに作業ができるライターは、スケジュールに余裕がある暇な人。つまり需要の低い人、評価や単価の低い人と見なされてしまうのです。さまざまなクライアントから依頼をもらう売れっ子ライターは、急に言われても調整できないものだと思うんですよ。だからちょっとだけ背伸びをして、大きく見せる努力も必要です。

あ、もちろんこれを初心者がやってはいけません。「ナニサマ!?」ってなります。

テクニックだけにこだわらない

私もあまり人のことは言えませんが、副業でWebライターを始める人は昨今非常に多いようで、「Webライター成功テクニック!」みたいな記事をよく見かけます。いや人のことは言えませんよ、分かっていますが!(念のため言っておくと私は「自分はこうやったらうまくいったよ」ってことを書いているだけで、一般論を書いているつもりはありませんので!)

で、そういう系の記事を読んでみると、〇〇法に則った文章を書く、なるべく早く納品するとか、まあテクニック的なことが書かれていることが多いように感じます。私はゼロからWebライター業を始めた身ですが、正直そういうのをまったく意識せずにここまで来ました。もちろん「正しい日本語を書く」とか「てにをはをちゃんと書く」とか、当たり前のことは気にしますが、それ以外は気にしたことがありません。でもそれなりにやれていると思うのですよ。最低限は必要だけど、大事なのはきっと、そこじゃない。

大事なのはコンテンツの内容です。いかにユーザーに有益な情報を提供できるか、ユーザーファーストってやつですね。テクニックだけ気にして記事を量産するライターに価値はないと思います。あっという間にAIに成り代わられちゃう。これは自らの戒めとして、常に心にとどめておくべきことだと考えます。

結び

短くまとめるはずが、相変わらず長々と書いてしまいました。でもちょっと先輩風吹かしたかったっていうね!だってもう2年生だから!

本業もぼちぼち忙しくなってきたので、より効率的に執筆できる体制づくりが必要だなと感じています。とはいえこんな不安定な時代に、完全リモートワークでヘラヘラと仕事ができている現状は非常にありがたく、本業・副業ともに細々と可能な限り続けていきたいと心を新たにしました。いろいろあるけど改めて私、働くことがすきだなあ。

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