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運動会で感じた我が子の逞しさと優しさ~うちの子カッコいい

こんにちは、OgAzです。日差しがまぶしい日曜の昼下がり、いかがお過ごしでしょうか。

昨日は小学校の運動会が開催され、5年生の次男の雄姿を見に行きました。うちの小学校では毎年五年生は「よさこいソーラン」を踊るのが伝統(?)で、次男はこの日に向けて毎日練習に励んでいました。中腰の姿勢を続けるのが大変らしく、毎日「筋肉痛になったかも」と言っていましたが。

今日はそんな運動会「よさこいソーラン」にまつわる思い出などを書いていきたいと思います。子どもの成長って、まぶしいよね。

よさこいソーランとは

運動会で披露されることの多いよさこいソーラン。うちの地域では、小学校は5年生、中学校は3年生が運動会で披露していました。そもそもは北海道のYOSAKOIソーラン祭りが始まりのようです。

YOSAKOIソーラン祭りは、
高知県の「よさこい祭り」をルーツに1992年、
よさこい祭りの「鳴子」と北海道の民謡「ソーラン節」を
ミックスして誕生しました。

色とりどりの衣装を身にまとい、
鳴子を手にした踊り子たちが、
ソーラン節のメロディに合わせて躍動する―。
そのあふれるエネルギーで、
街中が祭りの熱気に包まれます。

YOSAKOIソーラン祭り公式サイトより引用

正式なものは手に鳴子を持って踊るようです。うちの子たちは手には何も持たず、揃いの黒い羽織を着て踊っていました。実際の踊りはYoutubeに上がっていたのでそちらをご覧ください。

長男が小学校に入学して初めての運動会、5年生がよさこいソーランを披露している姿を始めて見ました。お揃いの羽織、(小1に比べると)大きくがっしりした四肢で大胆に踊るその姿を見て、とても感動したのを覚えています。「うちの子がこれを踊るのを早く見たい!」と、心躍らせたものでした。

長男が小5だった2年前、そして今年、満を持して我が子の雄姿が見れて、幸せな気持ちでいっぱいです。なんと強く、逞しく成長したことかと。まあ、中身はまだまだアレな部分が多いですけど・・・。

よさこいソーラン、次男の舞

うちの小学校はマンモス校なもので、今年も運動会は縮小された形で開催されました。午前中ですべて終了、保護者も子どもも入れ替え制です。次男は前半で、はじめは徒競走に出ました。徒競走と言っても、短縮開催のため赤白で競うわけでもなく、点数や順位はノーカウント。正直全然盛り上がりません。仕方ないこととはいえ、走っている子どもたちがなんか可哀そうだ・・・。

明らかに手を抜いて走る次男

1年生、3年生の徒競走やダンスを見て、前半一番の盛り上がり、5年生のよさこいソーランです。この日のために家でも一生懸命練習していた次男「ちびた」、いよいよ本番です。

入場すぐのポーズ
最初の構え!かっこいい!
一心不乱に踊る次男
しんどいと言っていた中腰ポーズ

幼稚園から3年間サッカーを習っていた次男「ちびた」ですが、やめてからはすっかりインドア派になり、最近は折り紙で昆虫を折るのにハマっている次第でして。足腰が鍛えられていないのと体力がないせいか、割と早い段階から疲れが出始め、中腰ポーズをしながら顔をしかめておりました。運動せえよ。長男は普通に10キロ歩くくらい体力が付いてきたのですが(ドラクエウォークのためにだけど)、次男も何か身体を動かしたほうがいいなと思いました。体力づくりって大切ですからね。

揃いの黒の羽織の背中には、それぞれが好きな漢字(1文字か2文字)を自分で書いたんだそうで、次男は「勢」という字にしていました。なるほど非常に勢いがある字でよろしい。

なんともダイナミックな「勢」

2年前、長男の場合

思い起こせば2年前、長男が5年生の運動会でもよさこいソーランを見ました。2020年、パンデミック真っ只中で、運動会の開催すらできなくなるかもと言われていた時期でした。憧れのよさこいソーランを見れなくなるかもと心配しましたが、調整に調整を重ねて開催に踏み切ってくれた小学校には感謝しかありません。

そんな状況なので、揃いの羽織はなし、全身黒にハチマキというシンプルな装いではありましたが、長男の雄姿も何とか見ることができました。私が憧れた羽織を着ての演武にはならなかったけど、統率の取れた5年生らしいカッコいいよさこいソーランでした。長いハチマキがすごくいい!

これはこれでシンプルでいいよね

長男が登場したとき「あれ、うちの子カッコいい!」と思ったので夫にそれを言ったら、鼻で笑われました。え、でもマジでカッコよくないうちの子!あんなにカッコいいのにどうしてモテないんだろう、やっぱ昆虫好きだからかななどと思ったりしました。夫がボソッと「親バカ・・・」と言っていましたが、いやそれでもうちの子やっぱりカッコい(以下略)

終わってから感じた次男の優しさ

運動会は午前中で終わったのですが、その日は午後から予定がありまして。「横浜歌祭り」とやらの一環で、長男・次男揃って「和楽器ワークショップ」というのに参加しました。

長男が参加している地域活動「ジュニア記者」の取材のため参加したのですが、次男も行きたいということで。長男は和太鼓、次男は篠笛を習ったようです。ちなみに篠笛は中学1年の音楽の授業でもやるらしい。中学生がみんなで横笛を吹く姿ってなんかシュールだよね。

そんなこんなでバタバタするまま終わった1日でしたが、帰ってきて夕食を食べたりして一息ついていたところ、部屋の隅に、運動会で次男が使ったうちわが置いてありました。

貼った紙がきれいに取り外されていた

運動会では毎年家からうちわを持参し、プログラムの書いた紙を貼って応援の際に使います。今年はたまたま家に不要なうちわがなくて、私が昔から大事にしまっていたうちわをあげることにしたのです。2007年、私が新横浜の大手企業に派遣で働いていた頃、たまたま東京ゲームショウのビジネスデーのチケットをいただき参加したことがあったのですが、そのときに会場で配布されていたポケモンのうちわでした。ゲームキューブとか書いてあって、なかなか時代を感じさせる一品。

ポケモンXD

大好きなピカチュウが載っているので、何となくずっととってあったのですが、「もう古いし、次男くんの役に立つならいっか」と思って渡しました。

次男はどうやらそれを覚えていたようです。大会プログラムを貼るときから糊を少なめにつけて貼り、「キレイにはがせるようにしておいたよ」と言っていました。一方の私はそんなことすらすっかり忘れていたので、次男のそんな気遣いに本当にびっくりしました。自分勝手でフリーダムな次男、「この子、このままで大丈夫かしらん」と心配になることも多々ありますが、優しく成長したことを実感できた幸せな一日になりました。

結び

今年の運動会は前半・後半の入れ替え制で、子どもたちは出場しない時間帯は教室で授業を受けていました。次男は算数だったそうです。せっかくの運動会なのになんか気の毒と思う反面、入れ替え制の方が写真を撮りやすいという意味で保護者にはありがたいんですよね。さらにお弁当を作るという超絶めんどくさいミッションがないのもイイ。最高。パンデミックが収まっても、このまま続いてくれないかななどと鬼畜な考えを抱いている今日この頃です。

運動会が終わると年末に向けてあっという間に過ぎる印象があります。今年もいろいろあったなあと振り返りつつ(早い)、残り半分を切った1年間を子どもたちがより楽しく過ごせるように見守っていきたいと思います。

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