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無痛分娩・計画分娩で2人の出産をした話

先月、2回目の出産を経験した。1人目の出産時も、今回も計画・無痛分娩を選択したので、その理由や病院の選択理由などを書いておこうと思う。

無痛分娩を選んだわけ

まず無痛分娩を選択したのは、出産の痛みが単純にこわかったし、そもそも無痛という選択肢があるのに痛みにたえる必要性を感じなかったからだ。
アメリカやヨーロッパの一部の国々では、無痛分娩がポピュラーなのに、「おなかを痛めてこそ...」といった説にはまったく賛成できなかった。

もちろん、のぞんで普通分娩をする方のことは全く否定する気はないし、どんな出産の仕方でも出産は素晴らしい経験だと思う。

無痛分娩・和痛分娩のちがい

日本では無痛分娩と和痛分娩という言葉が混同して使われているようで、私もよくわかっていなかったのでこのnoteを書くにあたって調べてみた。

分娩方法を無痛・和痛と切り分けることは難しく、無痛分娩とは言っているけれど、実際は和痛分娩という場合も多いよう。
無痛分娩はお産の際に痛みをなくすことを目指すが、お産の痛みを全くなくすことは難しい。痛みがないといつ陣痛が来ているのかが分からずいきめないため、お産が困難になるためだ。後述するが、私も一人目の出産時は少しだけ陣痛を味わった。

また和痛分娩には麻酔をつかう以外に、呼吸法や自己暗示法などの方法も含まれるようだ。麻酔をつかって痛みをとる場合は、無痛も和痛も基本的には同じ硬膜外麻酔で、使う薬も一緒だそう。
硬膜外麻酔とは、背中に細いチューブを入れて麻酔薬を注入する方法で、意識ははっきりしているけれど下半身の痛みのみ感じず、分娩が長時間になっても対応できる。

高齢出産やハイリスク出産の場合、トラブルを防ぐために無痛分娩をすすめられることもあるそう。痛みや恐怖心でお産中にパニック状態になることも防げるので、比較的緩やかなお産になることが多いようだ。

また、お産中の体力の低下を防げるので、産後の疲労度もまったく違うと言われている。(実際私は、傷の痛みをのぞけば、産後すぐからめちゃくちゃ元気だった!)

東京衛生病院を選んだ理由

前回も今回も荻窪にある東京衛生病院で出産した。その理由は3つある。

東京衛生病院は
1. 無痛分娩の歴史が長く、
2. 24時間365日無痛分娩に対応しており、
3. ここで出産する妊婦のほとんどが無痛分娩を選択している
ためだった。

1. 無痛分娩の歴史が長いこと
東京衛生病院では45年以上前から無痛分娩を手がけているそうで、長い歴史と豊富な経験がある。無痛分娩では、麻酔による事故なども少ないとはいえ全国で起こっているので、非常に重要な選択理由になった。

2. 24時間365日対応
無痛分娩が可能な病院のなかでも、平日の日中しか麻酔医がおらず夜中に産気づくと普通分娩になってしまう病院もある。東京衛生病院は土日、夜間関係なく、計画分娩でなくても無痛分娩に対応が可能で、この体制を実施している病院は少ない。

3. ほとんどが無痛分娩を選択していること
東京衛生病院では96%の妊婦が無痛分娩を選択している。無痛分娩が可能な病院でも、半分以上は普通分娩を選択している病院もあるが、その場合助産師が無痛分娩に反対派だったりする場合もあるようで、無痛分娩を否定されるなどの経験談をネットで読んだりしていた。1人目の出産時に、世間の声に敏感になっていて、自分を正当化したかった私は、助産師に否定されるなんて絶対に嫌!と無痛分娩がほとんどの病院で産みたかった。

計画分娩と、そのメリット

また、私は前回も今回も計画分娩を選択した。妊娠がわかってすぐに、出産が可能な37週以降で出産日を予約するのだ。もちろんその前に産気づいた場合は、その日に出産が可能だ。

東京衛生病院は人気の病院のため、妊娠がわかってすぐに予約をしないとなかなか計画出産の予約がとれない場合もある。
1人目のときはそこまで知識もなかったので予約が妊娠10週などになってしまっており、予約をとれる日が2日しかなかった。38週0日と、41週以降だったのだが、遅い日程を予約してその前に突然産気づいたりするのが怖かったので、早い日程で予約をとった。また、東京衛生病院では37週以降のなるべく早めの日程をすすめる。赤ちゃんがなるべく小さいほうがリスクが少なくお産がすすむからだそう。

2人目の今回は、妊娠がわかってすぐに、夫の希望の日程でもあった39週6日に予約をとった。

1人目のときも、事前にきちんと準備をして入院して出産できて良いな、と思ったが、2人目の今回、計画にしてよかった!と心から思った。
というのも、夫の仕事のスケジュールの調整もしやすいし、上の子は保育園に通っているのでそのお迎えや、食事を親に頼んだりする際にも、日程が確実にきまっていたほうが圧倒的にやりやすいからだ。

費用はどのくらい?

出産費用は無痛分娩だと、通常の分娩より10万円~50万円ほど上乗せされる。複数の病院を比較したが東京衛生病院は都内では安い方だった。
入院6日で76万円(うち42万円は出産一時金として手当がつくので実際の支払いは34万円)。
ここに、入院する病室のランクや、必要な薬の処方などによって多少金額が上乗せされる。
詳細は東京衛生病院のサイトを見てほしい。

わたしのお産

私の場合、1人目の出産時は促進剤を打った後、しばらくお産がすすまなかったので、少し陣痛を我慢したほうがお産がすすむよと言われて子宮口3㎝までは痛みを多少我慢した。が、3cmの時点で痛すぎて麻酔を再開してもらい、この後はすぐに出産となった。(陣痛~出産は5時間ほど)
ただきちんと赤ちゃんが下がってきていないにも関わらず、へその緒が首にまいてしまっていたので急いで赤ちゃんを出さねばならず、お腹の上に医師が乗って押したり、吸引をしたり、赤ちゃんの出口をかなり切っての出産だった。このため産後は傷の痛みがひどく、1か月以上ドーナッツクッションが手放せなかった...。
出産時も私の呼吸が浅くなって酸素マスクをしたり、結構大変だったので私はあまり記憶がないし、夫は心配したそう。

この経験もあり、2回目とはいえ恐怖心を抱いて出産にのぞんだのだけど、2回目は陣痛~出産まで4時間で、何も問題なくすすんだ。
2回目ということもありお産も自然とすすみ、痛みを我慢する必要もなく最初から最後まで完全な無痛!赤ちゃんの出口は多少裂けたようだけど、切ることはなく、産後の痛みも一週間ほどでなくなった。
2回目はきちんと記憶があるし、しっかりいきんで出産した感覚もある。

2人産んで思うのは、1人目を38週0日で産んだけれど、もし40週ギリギリまでお腹に置いておいたら自然と下がってきて、押したり吸ったりせずに産まれたのでは...?ということ。答えはわからないけれど、赤ちゃんにとっての数週間は大きいと予想できるので、もしかするとなるべくお腹のなかに置いておいてあげたほうがよかったのかも、と思う。結局赤ちゃんも私も元気なので結果オーライだけど。

無痛分娩のリスク

メリットばかり書いてきたけれど、もちろん無痛分娩にもリスクはともなう。麻酔中、肌が痒くなったり、血圧が下がったり、足のしびれが出たり。

麻酔が誤って血管に入ってしまって、全身に薬がまわってしまうと呼吸が止まったりすることも、かなり確率は低いけれど、あるそう。また、私は一人目は吸引分娩になったが、吸引になる確率も普通分娩よりは多少高い。うまくいきめないために、赤ちゃんが苦しくなってしまって吸引になることがあるそう。

そういったリスクも医師からきちんと説明があるので、納得した上で同意書にサインをする。

最初にも書いたけれど、どんな方法であれ出産は素晴らしい経験だし、2回やっても産んだ瞬間は涙が出るほど感動する。
痛みが怖くて出産が憂鬱になってしまうぐらいなら、無痛分娩を選択することは全然ありだと思うし、普通分娩と悩んでいる方がいたら私はおすすめしたいなあと思う。

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高嶌梓 (azusa takashima)

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子育て、産前産後、夫婦関係、日々について

2017.8に出産した娘のこと。子育てのことなど。
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