管理栄養士・zuzu

34歳管理栄養士。レシピ開発の仕事をしています。 2021.4〜不妊治療のクリニック…

管理栄養士・zuzu

34歳管理栄養士。レシピ開発の仕事をしています。 2021.4〜不妊治療のクリニックに受診。人工授精を5回実施。 2022.1〜体外・顕微受精を決意し、現在治療中。 不妊治療と仕事の両立、治療費、通院スケジュール、妊活中の栄養のこと、レシピなどを上げていきたいと思っています。

最近の記事

妊娠からの、山あり谷あり。いや谷あり谷あり。

しばらくnoteから遠のいてました。 理由は明白。 私自身noteを始めたきっかけが、不妊治療に関する情報(具体的な金額や、スケジュールなど)を知りたかったけれど、病院は忙しすぎて質問しづらく、友人にも聞きづらく、ググっても求めている情報が得られない。 私自身の経験を残しておくことで少しでも誰かの参考になれば…と思い、始めることとしました。 実は2回目の体外受精で、妊娠判定をいただきました。ただ心の中は嬉しさ3割、不安7割。 そのことをこれからもnoteに書いていこう

    • ビタミンEと妊活

      先日の診察で、医師より「LH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の比が、1:2が理想なのだけど、FSHが少ないから、ビタミンEをサプリなどでたくさん摂ってくださいね〜」と言われた。 「ビタミンEって、普通の食事をしていれば不足しない栄養素だし、平成30年国民健康・栄養調査*1)でも不足と報告がなかったハズ。私、魚も野菜も結構食べるから、不足していないと思うのだけれど……🤔」と思ったけど、そんな面倒くさい患者になりたくなかったので「はい。気をつけます」とふたつ返事。 そ

      • 体外受精2回目(採卵なし)スケジュールと具体的な費用

        前回の陰性結果からおおよそ2週間。 最初はジクジク落ち込んだりもしたけれど、幸いなことに2週間経ったらまたチャレンジができる、という身体の仕組みには感謝したい。 前回の採卵で受精卵が5個は凍結できたので、今回は採卵なしの体外受精。 具体的なスケジュールについて 検査から妊娠判定まで。通院回数7回……採卵ありだと15回だったので、半分の通院回数に。○が通院日。 具体的な費用について 採卵なしの体外受精は、4/11時点でトータル¥74,910-かかりました。 「あれ?1

        • 知らないと損をする。不妊治療の助成金について

          出ていくお金はどんどん増える一方で、入ってくるお金の情報は誰も教えてくれない。 これから保険診療になるので制度は変わると思うが、備忘のためにもここで私が申請した不妊治療の助成金についてまとめようと思う。 助成金の申請先 パッと調べただけでも助成金には国、県、市町村がやっているものがあった。どれを申請すべきなのか、また複数申請するともらえるものが増えるのか、などがわからなかった。 私が住んでいるさいたま市に問い合わせたところ、政令指定都市のさいたま市で申請すべき、全てに申請

        妊娠からの、山あり谷あり。いや谷あり谷あり。

          仕事と不妊治療。

          キャリアを取るか、子供を取るか。 そんなのずっと、私には選べなかった。だって、どちらも大切で、どちらも手にしたい。 結論が出ず、結局ずっと仕事をしていた。 仕事をしながら子供ができれば、どちらも手にする事ができるから。 でも不妊治療を1年続けたけど結果が出ず、35歳が目の前に迫った今年の1月。 人生で何を一番大切にしたいかを考えた時に、やっぱりあの時ちゃんと治療をすれば良かったと後悔したくない、と思った。 仕事は休んだとしても、取り戻せる可能性がある。ただ不妊治療はや

          仕事と不妊治療。

          顕微授精をしてみて、自分への教訓

          顕微授精をしてみて顕微授精をしてから妊娠判定(陰性だったのだが)までを経験してわかったこと。 それは 胚移植をしてから、腹痛、吐き気、胸の張り、頭痛、肌荒れ、微熱…などたくさんの妊娠初期っぽい症状を経験。 私の場合BT1〜7までは受精、8〜11でいなくなってしまったという状況。 ただBT1から腹痛などを感じており、卵ちゃんがお腹にいようがいまいが、今振り返っても差は感じられなかった。もちろん、黄体ホルモンを注射で補給しているからだと思うのだが。 むしろ黄体ホルモンの注

          顕微授精をしてみて、自分への教訓

          やり場のない悲しみ。どう昇華をすれば……

          昨日の妊娠陰性判定。せっかくの3連休なのに気分の波が激しい。 昨日はとりあえず旦那と近所の和食屋さんに行って、ビールや日本酒と、お刺身やらレバ刺しやら、妊娠していたら食べられないものをたくさん食べた。 その時はもうしょうがないのだから次、次!と思えるのだけど、ベットに入るとモヤモヤが蘇ってくる。 今日の朝は早起きして、掃除、洗濯を済ませたところまでは良かったが、旦那と些細な事で喧嘩。結局今日の予定は白紙に。 家にいるとモヤモヤするので、化粧して着替えて散歩に出たはいいもの

          やり場のない悲しみ。どう昇華をすれば……

          ビタミンDと妊活

          旦那から「ビタミンDも妊活に関わるらしいんだけど、ちゃんと食べてる?」という無責任な発言にイラっ。 こちとら、ちゃんと妊娠に必要な栄養素を意識して毎日料理してるわい。と思ったけど、悪気のない発言(子供のことを思っての発言)と解釈し、「大丈夫だよ、通常の食生活をしていれば不足しにくい栄養素だから。うちは魚をよく食べるし。」と説明。(大人だ私。えらいえらい。) ビタミンDとは脂溶性ビタミンの1種。日光を浴びれば体内で合成する事ができます。(植物が光合成するみたい🌻🌻🌻) カル

          ビタミンDと妊活

          陰性 インセイ insei

          本日顕微授精1回目の妊娠判定でした。 そう、タイトルの通り陰性判定。受精はしたものの、上手く育たずに妊娠には至らなかったとのこと。 1回目からうまくいくはずがない、確率的に3割程度だし……と何回も何十回も自分に言い聞かせたけど、やっぱりどこか期待している自分がいました。 子供ができていたら、来月のこの予定、つわりでしんどいかな?なんて色々期待を膨らませてしまって。 これまで人工授精の時の妊娠判定は尿検査だけなのに、今日に限って最初に採血をするものだから、これはもしや……

          陰性 インセイ insei

          管理栄養士が教える。妊活・妊娠中の食事(葉酸、鉄、カルシウム)

          前回、妊活中の食事の考え方についてお伝えしましたが、もう少し具体的なお話を。 妊活・妊娠中の食事ポイント バランスのいい食事 葉酸、鉄、カルシウムをしっかり 適切な体重管理 妊娠中の食事を厳密に考えると、エネルギー、たんぱく質、ビタミンA、B1、B2、B6、B 12、葉酸、C、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレンに関して付加量(いつもの食事よりこれくらい多く食べてね、と厚生労働省が示しているもの)が定められています。 ただこれだけ多いと「ん??で、具体的に何を

          管理栄養士が教える。妊活・妊娠中の食事(葉酸、鉄、カルシウム)

          意外と大丈夫!?体外受精・顕微授精の痛み・大変さについて

          私は直前まで忙しく仕事をしていた+治療が怖いので、治療前にあまり情報を得ようとしませんでした。だって怖いんだもの。 前回の記事(体外・顕微受精の具体的なスケジュールと費用詳細)で費用やスケジュールはお伝えしましたが、具体的な治療と痛みなどを伝えたいと思います。 体外・顕微授精の検査について まずは以下の検査をして、体外受精ができるかどうかを調べます。 大変さとしては……私は全然大丈夫でした! 子宮内膜検査が結構痛い、という口コミも多いのですが、病院が新しい器具を取り入れ

          意外と大丈夫!?体外受精・顕微授精の痛み・大変さについて

          管理栄養士zuzuが教える|妊活中の食事について

          ちょっと本業のお話を。 妊活をしようと思った時、毎日の食生活や運動など、色々と気にし始める方も多いのではないでしょうか? でも世の中には沢山の情報があふれていて何が正しいかわからない。とりあえず良さそうなものを片っ端から……という方もいらっしゃるかもしれません。(私の周りでも極端な糖質制限をしている友達もいました。) 食べた物で体は作られるわけですから、妊活中に食事を整えることはとても大切です。 でも間違って欲しくないのが、食事を整えることは、妊娠後、赤ちゃんが順調に育つ

          管理栄養士zuzuが教える|妊活中の食事について

          誰も教えてくれなかった。体外・顕微受精の具体的なスケジュールと費用詳細

          本当は人工授精を始めた時から順を追って記載したかったのですが、私が体外受精を始めるにあたり一番欲しかった情報が、体外受精の具体的なスケジュールと費用。 果たして、不妊治療と仕事の両立ができるのか、どれくらいお金がかかるのか……。 ということで、まず先にそこからまとめてみますね。 クリニックの治療方針 いよいよ、体外受精。私のクリニックでは、採卵してその時の状態に合わせて、体外受精と顕微受精を並行して行う治療方針。14個採卵して、内2個体外受精、12個が顕微授精となりました

          誰も教えてくれなかった。体外・顕微受精の具体的なスケジュールと費用詳細

          クリニック選びから不妊治療は始まっている

          「そろそろ、不妊治療を視野に入れた方がいいのかも。とりあえずクリニックに行ってみるだけ行ってみようかな。」というくらい、最初は気軽に考えていました。 きっと2、3回くらい通ったらうまくいくだろう、という根拠のない自信があったもので。まさかこんなに長く通うことになるとは…… その時はGoogleMapで徒歩5分のところにクリニックがあると知って、口コミもいいものと悪いものがあるけど、「ま、いっか、」くらいの気軽な気持ちで選びました。 結果、今もここにずっとお世話になっている

          クリニック選びから不妊治療は始まっている

          不妊治療の徒然日記|自己紹介

          初めまして。zuzuです。ご訪問ありがとうございます。 不妊治療を始めてからの葛藤、モヤモヤ、欲しかった情報などなど これから始める方のために少しでも残せれば……と思い、少しづつ残していきたいと思います。 zuzuについて 34歳・管理栄養士です。2016年に結婚し、現在7年目です。 ずっと仕事をしたいという願望が昔からあり、ある程度仕事で実績を作るまでは……と、結婚して最初の方は子供のことは考えていませんでした。 旦那の転勤の為、仕事を退職することになり、その間に子供

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