保育園の昼寝って長過ぎませんか?
こんにちは。ぽん先生です。
皆さんは保育園の昼寝時間が長い!!って感じたことはありませんか?
もしかしたら、昼寝のし過ぎで夜寝ないと困っている方もいるのではないでしょうか。
というわけで、今回は子どもの昼寝時間はどのくらいがベストで、保育園ではなぜ昼寝がこんなに長いのかを解説していきましょう。
YouTubeのショート動画はここからどうぞ!↓↓↓↓
ちょうど良い昼寝の時間
それでは、昼寝の丁度良い時間とはどのくらいなのでしょうか?
それは、夜の就寝の妨げにならない程度です。
具体的には
・0歳 1時間半(新生児とかは除きます!)
・1歳 1時間
・3歳以上 30分
くらいでも、良いのではないでしょうか。
昼寝をし過ぎると、当然生活のリズムが崩れてしまうこともあると思います。
例えば、夜寝るのなら22時になってしまって朝起きられないなんてこともあるでしょう。
そんな時には、昼寝時間を調節してみてください。
保育園での昼寝が長ければ、担任の保育士や保育園の看護師に「昼寝が長くて生活リズムが崩れてしまって…」と相談しても良いでしょう。
保育園は寝かせ過ぎ?
それでは、ここからは保育園の実態に目を向けてみましょう。
保育園の昼寝はどうして長くなりがちなのでしょうか?
それは子どもの昼寝時間は保育士がデスクワークできる唯一の時間だからです。
つまり、昼寝時間に「毎月・毎週・毎日の保育の計画」や「実際に行った保育の記録」、「翌日以降の保育の準備」や「制作等の準備、掲示」などを行っていくのです。
完全に大人の都合ですよね。
特に最近は「子どもの主体性を尊重する関わりを大切にしましょう」という流れが非常に強くなってきている一方で、とにかく寝かせないと仕事のできないような保育環境は矛盾も良いところです。
子どもたちの個人差を考えると、本来であれば全員が一斉に同じ時間に布団に入らなくても良いわけですし、寝ない権利だって認めても良いわけです。
しかし、子どもを1番に考えたい保育園で、昼寝時間がこうも長くなってしまうのはこういった背景があったのです。
保育園を変えられるのは保護者の皆さん!?
では、子どもたちの通う保育園をより良い環境にするためには、どうしたら良いのでしょうか。
それは私たち保育士だけでなく、保護者の皆さんにも声をあげていただくことだと思います。
保育園において、保育士一人で見る子どもの人数は、例えば4歳以上の子どもであれば30人です。
「でも最大で30人なんだから、30人を2人で見たって良いんでしょ?」と思いますよね。
確かにその通りですが、保育園は実質国や都道府県などの補助金で運営しているため、保育士を多めに配置したところでもらえる補助金が増えるわけではありません。
どこも物価や社会保障費の考慮されていない僅かな補助金でギリギリの経営をしているため、保育園に多くの保育士を配置することはできないのです。
それでは子どもたちにとってゆとりのある良い環境にならないのは、皆さんの予想する通りです。
昼寝を個々の最適方法でするために。
子どもに待ってを言わないために。
目が行き届かずに起こる事故を少しでも減らすために。
皆さんの声が必要なのです。
頂きましたサポートは事業の運営に使わせていただきます。