決算情報　Tesla(TSLA)

決算発表後の時間外取引で最大2.4％上昇、イーロン・マスク最高経営責任者（CEO ）がサイバートラックは生産開始後12～18カ月は大きなプラスのキャッシュフローをもたらさないだろうと警告後、 4％以上下落📉

■2023年Q3　決算情報

🚨MISSED🚨

✅EPS❌：　　0.66ドル　 vs　予想：0.73ドル
✅売上高❌：　233 億 5,000 万ドル　vs　予想：241億ドル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（前年同期比：🔺8.84%増）
✅純利益❌：18億5000万ドル
（前年同期：32億9000万ドル、前年同期比：🔻 22% 減）
合計営業利益率は 7.6% となり、前年同期の 17.2% から大幅に低下

◉　2019年Q2報告書以来、利益と収益の両方を逃している

◉　自動車収益：　196億3000万ドル

◉　エネルギー生成・貯蔵事業収益：　15億6000万ドル

◉　研究開発費
11億6000万ドルとなり、前年同期の7億3300万ドルから増加
「増大するデータセットとオプティマスロボットプロジェクトに対応するために、AIトレーニングコンピューティングのサイズを2倍以上に拡大した」


◉エネルギー事業
テスラは当四半期中にエネルギー貯蔵設備に 3,653 MWh を導入し、前年同期比 90% 増加しましたが、太陽光発電設備は前年同期比 48% 減の 49 MW に減少

決算会見でマスク氏は、

「私たちが置かれている高金利環境を心配している」と述べ、車を購入する人々は月々の支払いがいくらになるかに注目していると述べた。「金利が高止まりしたり、さらに高くなったりすると、人々が車を買うのはさらに難しくなります。」

マスク氏は後にこう述べた。
「コストがいかに重要であるかは、どれだけ強調しても足りません。
人々が購入できるように、製品をより手頃な価格にする必要があります。」同氏は、テスラ車の価格を引き下げることは「『ゲーム・オブ・スローンズ』に似ているが、ペニーだ」

サイバートラックについて「量産に達し、人々が手の届く価格でキャッシュフローをプラスするには多大な努力が必要になるだろう」と述べ、同車に対する財務上の期待を和らげた。同氏はまた、「サイバートラックへの期待を和らげたいだけだ。これは素晴らしい製品ですが、財務的に見て、キャッシュ フローに大幅なプラスの貢献をするまでには 1 年から 18 か月かかります。」

テスラがロボタクシー対応車両、あるいは人間がハンドルを握ることなく車両を安全に運転できるソフトウェアを最終的にいつ提供するかについて最新情報を求められたとき、マスク氏は具体的なスケジュールを示さなかった。同氏は、「私たちが製造している自動車、そしてしばらくの間製造してきた自動車はすべて、完全自動運転が可能であると信じている」と語った

世界中で続いている戦争によって経済が揺るがされる可能性があると述べ、経済について「偏執的」に聞こえたことを謝罪した。同氏はテスラを世界クラスの船に例えて、「嵐の中では偉大な船でも課題はある」と語った。

Tesla Motors Inc は、

高性能の完全電気自動車および電気自動車のパワートレイン コンポーネントを設計、開発、製造、販売しています。