ばんばん_英国大学院(LSE)

現在は某国で、主に保健医療分野の人材開発をしています。在籍していた英国大学院(LSE)…

ばんばん_英国大学院(LSE)

現在は某国で、主に保健医療分野の人材開発をしています。在籍していた英国大学院(LSE)のほか、キャリア等について書いていく予定です。普段はあまりnoteを開かないので、何かあればTwitterにどうぞ。固定ツイートにはリプできるように設定しています。@bamba_lse

マガジン

  • 英国大学院

    英国の大学院全般に関することやLSEの特色のほか、Human Resource関連の専攻等についてまとめます。

  • 内閣府青年国際交流事業

    主に「世界青年の船」事業や「東南アジア青年の船」(オンライン)について整理します。

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自己紹介とこのブログの目的

自己紹介 ばんばんと申します。 英国大学院進学を機に初めて投稿をします。 私の簡単な経歴は以下の通りです。 ・国内大学院修了(公共政策) ・商社勤務(アフリカ諸国等との仕事) ・国際協力系NPO勤務(東南アジア諸国との仕事) ・英国大学院進学(人的資源管理)予定 このブログの目的 このブログの目的は主に3つあります。 一つは、私の分野の専攻で英国の大学院に行った先人の記録があまりないので、後続の方の参考にしてほしいためです。 私は2022年9月よりLondon Sch

    • LSE MSc Human Resouces and Organisationsの科目①

      英国の大学院はWeek 1が始まったところですね。今回は私が学んでいたMSc Human Resources and Organisationsの科目の一部について紹介します。同コースに進学した方や、同コースのあるDepartment of Managementのほかのコースに進学された方の参考になれば幸いです。 注意各講義について紹介する前に、いくつか注意していただきたいことがあります。 ・記載内容は飽くまで個人の感想です。 ・おそらく年度が変わっても、授業コード(例:

      • 大学院留学希望者からの質問とそれらへの回答〜HR専攻・就職編〜

        これまでに大学院留学希望者に頂いた質問のうち、HR (Human Resources) 専攻及び英国での就職活動に関する内容をまとめました。 HR専攻に関しては私のLSEでの経験をもとに回答してますが、他大学のHR専攻を検討している方の参考にもなると考えています。 HR専攻についてQ:コース開始前に読んでおくとよいものはありますか? A:進学したい大学院のコースのページに、講義で使用予定のテキストのタイトルが書いてある場合があるので、高価でないものを1,2冊読んでみましょ

        • 英国留学に関して、誰に何を聞くべきか

          英国の留学準備をしていると、自分ひとりでは集める情報の量と質に限界があります。 そこで、今回は誰に何を、どういう聞き方をすべきか私の考えを書きました。 誰に何を聞くか前提として、皆さんが質問する対象は、大きく3つのグループに分かれると思います。 ・留学エージェント ・自身の出身大学の教授等 ・英国留学経験者(在校生もしくは卒業生) それぞれのグループは知っている情報の質と量に違いがあります。 以下、解説します。 留学エージェント 最新のビザ情報や渡航制限の有無とい

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          LSEのMSc Human Resources and Organisationsの紹介

          MT(前期ターム)の最終講義が終わり、これまでの振り返りも兼ねて、私が所属する学科について紹介します。 学科の特徴MSc Human Resources and Organisationsは Department of Managementの学科の一つです。 他の大学では複数のHR系の専攻がある場合もあります(例:Manchester, Edinburgh)が、LSEでは本学科が唯一のHR系の学科です。 募集ページによれば、理論と実践の「橋渡し」となるプログラムを提供してい

          LSEのMSc Human Resources and Organisationsの紹介

          留学エージェントは使うべきか

          今回は英国の大学院留学のためのエージェントと、そのサービスを利用すべきかどうかについて、私見を述べます。 結論として、英国への留学未経験なら、使うことをお勧めします。 以下、理由を詳述します。 エージェントを使うメリット留学エージェントに関して簡潔に説明しますと、留学前のカウンセリングや大学の提案、代理出願、ビザ申請の補助、英語試験の対策(有料)等をしてくれる民間企業です。 エージェントを使う主なメリットは労力が減るということです。 英国の大学院に行きたいと思い立ってから情

          留学エージェントは使うべきか

          英国大学院の入学延期

          今回は英国大学院から合格(Offer)をもらった後のアクションとして、そのまま入学する以外のアクションである「decline」「defer」「reinstate」の3つについて説明します。 「decline」(辞退する)色々な意味がある単語ですが、「decline the offer」で「オファーを辞退する」を意味します。 多くの大学院留学希望者は複数校に出願しますし、おそらく複数校から合格をもらえますが、進学できるのは1つだけです。 そのため、1つを残して他はオファーを「

          英国大学院の入学延期

          GPAが低ければ、難関校を諦めるべきか

          読者の方よりGPAに関する質問があったので、今回は私のケースをもとに、タイトルの内容に関して考察します。 気になる方のために先に結論を申し上げますと、「GPAが低いからといって、難関校を諦める必要はない」と私は強く思います。 LSE合格に必要とされる最低限のGPA読者の方の中にはLSE留学希望者もいることを想定し、同校に必要なGPAを端的に申し上げますと、イギリス式のGPA計算方法で3.5/4.0が最低ラインです。 これから私の同期となるPink ShibaさんがLSEに必

          GPAが低ければ、難関校を諦めるべきか

          (2024年04月更新)LSE留学者のブログ・記事まとめ

          【最終更新日:2024年04月09日】 今回は私が参考にしたLSEの先輩方及び今年私と同じくLSEに入学予定の方のブログを紹介します。 LSEでの研究を検討されている方の情報収集の時短になれば幸いです。 目次では専攻毎に分けておきましたので、ご自身の関心分野に近い方のブログをまず読んでもいいですし、他の専攻の方がどのようなことを考えていたのか、比較してもよいと思います。 私が見つけたものだけですので、他にもあるかもしれません。 そのため、追記する可能性があります。 (2

          (2024年04月更新)LSE留学者のブログ・記事まとめ

          私がLondon School of Economics(LSE)で学ぶ理由(3/3)

          3回に分けた内容の最終回です。 今回は国籍と人脈、就職先に焦点をあてて説明します。 これまで世界ランキングや資格について書いてきましたが、このパートが私自身が最も大学院選定時に重要視していたことでした。 多様な国籍見落としがちですが、これはかなり重要な要素です。 英国の大学院に留学に行った複数の知人からは、大学院の専攻によっては8割が中国の人だと言われたことがあります。 実際に、某大学の職員にオンラインで質問する機会があった際に、私が検討している専攻の過半数が中国の人なのか

          私がLondon School of Economics(LSE)で学ぶ理由(3/3)

          私がLondon School of Economics(LSE)で学ぶ理由(2/3)

          今回はなぜLSEのMSc Human Resources and Organisationを選択したか、CIPDを中心に説明します。 「Organisational behaviour」や「People Analytics」等が学べるところを探していたというのも理由ですが、入学前で実際に講義が始まっていないので、これらの内容に関しては、別の機会で説明しようと思います。 「HR」系の専攻を検討している方は、ある程度学びたい講義も考えていることを前提として、お読みください。

          私がLondon School of Economics(LSE)で学ぶ理由(2/3)

          私がLondon School of Economics(LSE)で学ぶ理由(1/3)

          数ある英国の大学院の中でも、何故LSEを第一志望にしたのかを解説します。 長くなったので、3回に分けます。 今回は世界ランキングについて説明します。 主要世界ランキング下記の記事で申し上げたように、ランキングにとらわれる必要はありませんが、意識する必要があります。 ランキングが高いというところは、下記のような傾向があるからです。 ・論文被引用数が多い ・学会での評判が高い ・卒業生を雇用した側の評判が高い ・留学生比率が多い 等 算出方法は下記のサイトがわかりやすくま

          私がLondon School of Economics(LSE)で学ぶ理由(1/3)

          私の英国の大学院と専攻の選び方

          今回は私の英国大学院と専攻の選び方を整理します。 どれにも共通しているのは、「修了後の進路」を想定して選ぶということです。 世界ランキング皆さんが今後大学院進学のため、色々な媒体を使って調べたり、知人にアドバイスを求めた際、「ランキングは気にし過ぎる必要はない」という言葉を何度か見たり聞いたりするかもしれません。 その通りです、気にし過ぎる必要はありません。 しかし、気にし過ぎる必要がないというのは「全く考慮しなくていい」というわけではないということを注意してください。

          私の英国の大学院と専攻の選び方

          私の英国大学院で学ぶ理由

          今回は私が留学をするに至った経緯を整理します。 留学は未経験アラサー社会人である私は、これまで留学の経験はありません。 大学では同期の大部分が語学留学か交換留学をしているような環境でしたが、私はどちらも行くことは無かったです。 というのも、英語の講義もありましたし、所属していた学部の留学生比率も低くはなく、普段から英語でコミュニケーションをとる機会は多くあり、語学の習得のために決して低くないコストをかけて海外に行く価値を見出せなかったのです。 また、異文化理解を目的に短期の

          私の英国大学院で学ぶ理由

          私の出願先と合否通知時期

          結果通知までかかる期間今回は私の出願先の英国大学院についてまとめます。 前提として、英国大学院は出願してから結果が通知されるまで、1か月から数か月かかるようですが、これは飽く迄目安です。 英国大学院に留学された方のブログをいくつか読むとわかりますが、同じ大学の同じ専攻でも人によって合否通知の時期が異なることがあります。 私の場合下記をご覧ください。 私の場合、最長で2カ月半(LSE)、最短で12日後(Edinburgh)に結果通知が来ました。 志望順位の理由と、2021年

          私の出願先と合否通知時期