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あいにくあんたのためじゃない

おはようございます。GW明けの火曜日、朝から本の感想です。お疲れの方も多いと思いますが、どうかお付き合いください。


読んだ本の紹介

今回読み終えた作品は、柚木麻子さんの「あいにくあんたのためじゃない」

この作品は、2024年3月21日に新潮社から256ページのソフトカバー単行本として出版されています。

あらすじ

Amazon等で紹介されているあらすじは、

過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある。この世を生き抜く勇気がむくむくと湧いてくる、全6篇。

Amazon内容紹介

この本を選んだ理由

とにかくこの本の題名が印象的です。この本を手に取ったのは、GWに特別な予定もなかった私が、なんかガツーンとくるものが欲しかったのだと思います。

感想

あらすじにもある、第1話の「めんや 評論家おことわり」から著者らしい元気玉が弾ける作品です。さらに最後の第6話「スター誕生」も今の世相をよく捉えています。

「必死で生きている人から発せられた言葉はみんな熱を持っている」

本文p247抜粋

作家さんにとってはもちろんですが、日々暮らす平凡な私にも、noteなどで発する言葉の意味は、きっと大きいものがあると考えています。

GWで皆さんお疲れとは思いますが、たまにこういう痛快な作品の読書も、気分転換になるのではないでしょうか?

表紙のカバーイラストも元気いっぱいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今日があなたにとってかけがえのない1日となりますように。

#シニア #いなか暮らし #今日のつぶやき #柚木麻子 #新潮社 #読書感想文 #読書好きと繋がりたい #毎日note #連続投稿554日目

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