著者初のエッセイ集

2021年3月8日 09:28

まだまだ寒い月曜日の朝。久しぶりに6時台に起きて、洗濯を干しました。さて日曜日は軽いエッセイを読んで楽しみました。その作品はこちらです。

「幸福は人の数だけあっていい」「さぁ肚をくくれ」「みんな、好きなものは好きと言おうよ」「物語はいつも、ほのかな光を欲している」…「ホテルローヤル」の著者、初のエッセイ集。愛海夏子(シークレット歌劇團0931主宰)との豪華対談を収録。
（「BOOK」データベースより）

北海道在住で、家族４人の普通の家庭を持ちながらの執筆活動、新人賞受賞後、長らく賞レースから遠のき、苦しい時代、そして直木賞受賞と、自ら作家と名乗れる日を待ちわびつつ、地元新聞に書き続けたエッセイを中心にまとめた桜木詩乃さんの初エッセイ。

作品全体は著者の人柄ですね、とてもコミカルで人懐っこい口調で書かれているので、とても読みやすいです。

私自身、著者の作品は直木賞受賞作「ホテルローヤル」しか読んでいませんが、このエッセイを読んで、北海道にルーツをあることに誇りを持ち、家庭と執筆活動を両立されていることに敬意を表したいし、文芸作品とは編集者と共同作業でもあり、格闘によって出来上がるのだというのを改めて認識しました。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。
今週も始まりました。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。

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