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林真理子「奇跡」

よくないのを承知で昨夜はワインを飲んで寝ました。そのせいで深くはないけれど寝ることができて、朝読書をしました。

読んだ本の紹介

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出版社:講談社
発売日:2022年2月16日
単行本:170ページ
内容:プロローグ
   第一章教会
   第二章大理石のように
   第三章梨園の妻
   第四章博子の日記
   第五章「アンジュノワール」
   第六章清之助
   第七章二〇〇四年
   第八章ノエル
   第九章三人
   第十章十年ののち
   第十一章晩餐会
   終章

この本を読んだ理由

著者の林真理子氏が38年ぶりに書いた書き下ろし作品だったからです。

あらすじ

男は世界的な写真家、女は梨園の妻ーー
「真実を語ることは、これまでずっと封印してきました」
生前、桂一は博子に何度も言ったという。
「僕たちは出会ってしまったんだ」
出会ってしまったが、博子は梨園の妻で、母親だった。
「不倫」という言葉を寄せつけないほど正しく高潔な二人ーー。
これはまさしく「奇跡」なのである。
私は、博子から託された”奇跡の物語”をこれから綴っていこうと思う。
数々の恋愛小説を手掛けた林真理子が、一生に一度、描かずにはいられなかった特別な愛の物語。

Amazon内容紹介抜粋

感想

ちょっと残念でした。著者の他の作品と異なり描写が淡白で、事実を時系列に並べただけのように感じます。さらに特別な愛、稀な愛ということが強調されているので、私が理解ができなかったのかもしれませんが、作中に見つけることはできませんでした。期待が大きすぎたように思います。

梨園の妻という普通でない立場とはいえ、母親なら子どもを第一に考えるのは当たり前だし、人を好きになる気持ちは止められないけれど、「不倫」は正当化すべきではないと私は考えます。

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