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【どうする家康】アイエエエエ! ニンジャ…ジャナイ!?服部半蔵登場。嫌われ者の本多正信も主役を食うほどの名演!第5回「瀬名奪還作戦」雑感

NHK大河ドラマ『どうする家康』第5回の雑感です。
前回の感想はこちら↓

(※以下、ネタバレ注意)

(前フリ)『第4回「清須でどうする!」深掘り』が3.5万View突破!感謝!

今週の雑感の前に、まずはお礼を。前回の『第4回「清須でどうする!」深掘り』記事の閲覧数が3.5万Viewを記録しておりまして(※2月5日 23:32時点)。いやぁ、ありがたいですね。

僕、某メディアに配属された新人のウェブライターだった頃は、「1本の記事で2万View取れたら合格」とはよく言われていました。ただ、『ねとらぼ』だとか『しらべぇ』だとか『ロケットニュース』だとか、名のあるメディアの記事になると「元々の媒体の読者さん」がいるので、最低でも4桁は軽くいけると思うのですよ(とりあえず、どれも書いたことのない、よく見るメディアの名前を挙げてみました)。

一方、僕のnote記事なんて完全個人でやってるものですから。大概3桁か、本当にView取れなかった記事なんて、2桁とかなんですけど(少なっ!)。それがまさか5桁いっちゃうってことは、ちゃんと名のあるメディアに載せられたら7桁ぐらいいってたのかなぁなんて思ってしまいます。ともかく快挙ですね。

ただSNSでシェアしていただいてるコメントを見てると、好意的なものも多い一方で、少し批判の声もありました。僕の書き方が「ボケェ」だとか「知らんの?」だとか若干煽りっぽい書き方なのもあるので(これ、一般的なメディアに載せる記事では絶対許されない表現ですねw)、それにイラッとされた方もいらっしゃったようですけれども。

まぁ、そもそもイラッとされた方というのが、「煽られた」という自覚のある方。要はドラマのアンチの方のようなので、「フゥ~ン」とか思っちゃったわけですけど……あのねぇ、別にドラマを見て気に入らなかったからSNSで文句言うのは別にいいと思うんですよ。

でもさ、僕はあくまで「こういう風に見たら?こう考えたら楽しめるようになるんじゃない?」という提案をしているだけですね。ただの提案ですから、「そんなくだらねぇ提案、誰が乗るかヨ」なんて言われても別に結構なんでございます。たださぁ、じゃあなんで「くだらねぇ」とかストレス抱えてまでドラマ観るのよ?別に自分の好きな作品だけ見てればいいじゃないですか……。

そもそも僕、第1回の段階でこう書いてますからね。「「第1回、見たけどこの先見続けられるかどうか気になってる」って方は、第3回で判断したらいいんじゃないですかね」と。第3回までガマンして観て、それでも「ついていけない!耐えられない!」ってなったら、もうそれはあなたに合わないのよ……。

まぁ、でも逆に「第3回まで観ちゃったから、惰性で次も観てしまう」方もいるでしょうし、観たら観たでストレスたまっちゃうもんだから、またSNSに不満を吐き出したくなる気持ちもわかります。あのですねぇ……これ言うとまた怒られると思うんですけど、あななたち、完全に養分ですからね?

本来ドラマとか娯楽とか、観て楽しんでスッキリするのが一番なハズなんですよ。それで、好きな者同士で「あのシーン良かったよねぇ」「あのキャラ大好き」なんて語り合うと、また幸せな気持ちになれるじゃないですか。これが立派な消費行動だと僕は思ってるんですけど。

それができないで「あそこがダメ、ここもダメ、ぜんぶダメ」なんて言い続けてると、友達もみんな離れていきますし。そもそも自分の心の栄養どころかストレスにしかなっていないですからね。なのに、番組の視聴率には貢献してしまっている。ああ、それから僕のレビュー記事にもView数を貢献してくださってるのでした、こりゃあ本当に、我々の思う壺ですよね。ありがとうございますッッッッッ!!!って感じなんですけど。

とにかくそんなのは消費行動じゃないんですよ。消費されてるのは、アンチであるあなた達。まぁ、こんなこと言われてるとまた「ムカァーーー!!」ってなって僕に対する文句を言いたい方いっぱい出てくると思いますけど、「どうぞどうぞ、お好きなように!」という感じです。これからも養分として生きていただければ幸いですね。

って、我ながら随分性格悪いこと書いちゃいましたけど……まぁこれが、SNSで僕に対するアンチコメを送ってくださった皆様へ、感謝と愛を込めたラブレターだと思っていただければ幸いですね。

……まーた前振りだけでめちゃくちゃ書いちゃったよ。さて、ようやくここから本題です。

嫌われ者の本多正信、そして服部半蔵登場。今回の主役は、殿じゃなくてこの2人⁉

さぁて、今回は待ちに待った新キャラ、家臣団の中でもキレ者の本多正信、そして世間では「忍者」として有名な服部半蔵が出てきました。本多正信は、『平清盛』以来11年ぶりの出演となる松山ケンイチさん。そして服部半蔵役の山田孝之さんは、2000年の『葵徳川三代』で徳川家光の青年期を務めて以来、実に23年ぶりの大河登場とのことです。

しかも初登場なだけでなく、今回ほぼこの2人がメインで物語が展開していたのが、各役者さんのファンとしては嬉しかったですね……逆に殿の出番はあんまなくて、松潤ファンどうなの??大丈夫???と、少し不安もありましたが(苦笑)。

とにかく序盤、本多正信の嫌われっぷりがヤバすぎる。大久保忠世からその名前が挙げられるや、「あれはなりませぬ!」「いかんいかん!」「言語道断!」と家臣団からも猛反対の声が。しかし姓が「本多」なものですから元康(家康)が「忠真、平八郎、そなたたちの縁者か?」と尋ねれば、「とんでもない!我ら本多家とは縁もゆかりもない輩!」「あれは偽本多じゃ!イカサマ師じゃ!」なんて言われてましたね。「偽本多」てwwwwww

史実、元康の家臣には、忠真、平八郎、そして正信以外にもたくさん本多がいたそうです。「同じクラスのたまたま同じ苗字の人」ぐらいの感覚でしょうか……元をたどれば親戚同士だったりするんでしょうけど。

そしてそんな正信が考えた奇策というのが、代々、忍の者として松平家に仕えていた服部の一族(ドラマでは「服部党」と呼ばれてましたね。政党みたいな呼び名だな)を使って、瀬名と子供達を救出するというものでした。

百姓同然の生活を強いられていた服部の一族。そもそも半蔵、忍じゃなかった!

しかしその服部党は……元康の祖父と父が、それぞれ家臣に裏切られてしまったことの責任を追及され、半蔵の父の代で役を解かれて「今や百姓同然」とのこと。って、いきなりめちゃめちゃ不穏やないかァ!

その言葉通り服部半蔵自身も、あぜ豆を拾って食う貧しい生活をしており、正信から仕事の依頼をされても気乗りしないばかりか「俺は忍びではねえからじゃ」「服部家はれっきとした武家」「忍びはやるなというのが父の遺言じゃ」なんて言ってました。そうだったんかぁああぁぁぁ!(これも史実w)

ただ、それでも正信からうまいこと言いくるめられて、結局、仕事を引き受けることになる半蔵でしたけど……そこから服部党を呼び出すシーンが見ごたえありましたねw

囲炉裏(?)みたいなやつに隠されていた穴に、鉛の玉を入れると、それが管を通って……やがて、金属の板の上に落ちて「カーン」。その瞬間、藁の中から出てくる男(大鼠)。その周りに広がるのは、何やら秘密基地みたいな景色。やがて上から降りてきた別の男(穴熊)が、また金属の板の上に玉を落とすと「ウォーーーーー」と狼のような声を上げました。

やがて、各地から集まってくる服部党の一族……総勢28名。その間、またオープニング主題歌が流れたのが胸熱でしたね。今回はOPが2回あるのか。

ただ集まってきた連中を見ると、本当、汚い……こいつらに務まるのだろうか?ともかく「お方様とお子様方のお命がかかっている。しくじりは許されぬ」と屋敷にて酒井忠次らから念押しされたところで、またタイトルロゴ……ってタイトルロゴも2回目wwww

本当、アニメみたいな展開でワクワクしましたね。

しかし任務失敗。大高城の兵糧入れで元康に助けられたはずの鵜殿長照が立ちはだかる……まさに乱世!

ただ、結論から言うと服部党の任務は大失敗に終わりました……しかし理由は、服部党の者たちの腕が鈍っていたわけではない。鵜殿長照に作戦がバレてしまっていたことからでした。

覚えていますか、鵜殿長照(野間口徹)……第1回では、大高城で元康が兵糧入れをして、救った武将ですよ……。

元康のことは恩義に感じていてもいいと思うんですけど、彼は今川の忠臣。そして松平家は逆臣ですから。「あれはあれ、これはこれ」で、もう本当、容赦のない叩き方でしたね……まさに乱世じゃ。そして、28名いた服部党は全滅。大鼠から守られ、半蔵だけが命からがら逃げてきました。

その作戦がバレちゃう経緯がさぁ……妹であるお田鶴(関水渚)を使って、ですよ。お田鶴は瀬名から作戦を聞き出そうとしていましたけど、「虫歯が痛くてたまらぬのです」なんて誤魔化した瀬名ちゃん。あのときは「偉いっ!」って思いましたけど、まさか母の巴(真矢ミキ)がポロっちゃってたとは……やっぱり親まで三河に連れてくのは無理があったんじゃよ、瀬名ちゃん!

ただ、巴だって「お田鶴さまだけにはお別れを言いたいと思って」と狼狽えながら弁明をしていました。母上、三河に行く気はあったけど、完全に油断してしまったのですね……もうこれは誰が悪いわけではないよ。敵が一枚上手だったと言うほかないです。

(ただ、こうなると序盤で本多正信が「策が漏れては台無しじゃ」と言って、頑なに家臣団に策を教えようとしなかったのも、ある意味フラグだったんですね……当人に裏切る気はなくても、策が漏れる場合があるんやで)

しかし、これで関口家は一家ともども投獄。さぁもう後がないぞ、ということで次回予告で「続・瀬名奪還作戦」のサブタイトルが出たときには笑っちゃいましたけどwまさかの前後編だったのか!また半蔵たちの活躍が楽しめる?かどうか、期待しましょう!

殿の出番は少なかったけど……終盤のワンシーンが胸熱!人を馬鹿にするすべての“養分”へ送る怒りのメッセージが炸裂

そして今回は出番の少なかった殿、元康でしたけど。終盤、めちゃめちゃ熱いシーンがありましたね。「うまくいくはずがねえ。イカサマ師と、役立たずの一党だで」「鼻つまみ者同士、お似合いでござるな」と、正信や服部党を笑う鳥居元忠、平岩親吉。これに対して、元康が2人の胸倉をつかんで言い放ったセリフでした。

「わしはやつらに賭けたんじゃ!やつらなら必ずやり遂げる!わしはそう信じておる!命がけで働いておる者を笑うな!」

まじで本当、これなんですよ……。冒頭の作戦会議の際には、元忠も親吉も何のアイディアも出せなかったくせに、どの口が言うのかという感じでした。ただ、これは元忠、親吉だけが悪いなんて話ではないです。

もう今のネット社会、みんなそうだよ。頑張ってる誰かがいる一方で、馬鹿にする人たちの多いこと多いこと。自分達では何も作れない、行動できないくせして、どの口が言うか。このドラマを「出来が悪い」とSNSで書き込む人たちだってみんなそうです。おまえらマジで、何様のつもりで言ってんだよ、と。そんな偉そうにできるんだったら、これを超える作品を作り出してみろよ、と思うんですけど。

まぁ、それができないから、あたかも自分たちが上であるかのように、マウントを取り続けるしかないんだと思うんですけどね。きっとこのシーンを見たところで、「ドラマの方から俺たちに説教かよwwwwばかじゃねーのwwwww」ってお腹を抱えて笑ってることでしょう。まぁ、それで結構だと思いますよ。どうせあなた方は養分なんですからね。

……と、何やら今回はドス黒い感情を吐き出しすぎたように思います。折角のドラマのレビューなのに、「筆者の私怨が強すぎて読めたものじゃない」と感じる方も多いかもしれませんけど……逆にもう今後は控えるつもりで、一気に吐き出させていただきました。

書いてる側としては、めっっっっっちゃ気持ちよかったですけどwwww

次回、「深掘り」「もっと深掘り」では、もうちょっとマジメにレビューしていきますのでね……楽しみにしていただけましたら幸いでございます。

以上、長文乱文、大変失礼いたしました。

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