見出し画像

社員A / 社員Aの世間観察: 「ロシアのウクライナ侵攻の真の勝者はすでに決定済み」

今回は「ロシアのウクライナ侵攻の真の勝者はすでに決定済み」についてコメントさせて頂きます。

勝者は「アングロサクソン系国家と米国軍産複合体(Military-industrial complex, MIC)」だと思われます。

理由とは?

19世紀末以来、歴史的アングロサクソン系のロシアに対する戦略: 中央アジア及びコーカサスからロシアを孤立させる。そのお陰で、日露戦争の時にはイギリスの支援でバルチック艦隊をほぼ全滅、遼東半島から追い返すことができました。

ということで、今回のロシアのウクライナ侵攻を見ると、自ら進んで中央アジアやコーカサスから孤立するどころか、世界から孤立してしまいました。

たとえ、今後ロシアがウクライナに勝ったとしても...

アングロサクソン側、特に米国 アイゼンハワー大統領以降表に出てしまった「軍産複合体(Military-industrial complex, MIC)」の大勝利は今の時点で決定ですね。

そもそもMIC的には、武器が売れればいい訳で、2022年3月15日アメリカ ウクライナ支援に日本円で1兆6000億円の緊急予算に付け加え、2022年5月10日にはウクライナ支援強化で約400億ドル(日本円にして5兆2000億円)の追加予算案可決米議会下院にて可決、実際はほどんど武器購入に資金が回るような気がします。

つまりMICの大勝利、ついでに米国製&西側諸国の武器がロシア製の武器に比較し格段に優秀だと証明され、武器の値段もあがるのは明らか。

なお、MICの考え方がほんと? 

と思う方は、イラク戦争を思い出しましょう? 戦争を始めたきっかけのイラクの大量破壊兵器はどこにあったんですか? 見つからなかったようですが、ひょっとして、まだ探しているんですか? ただし、MICが大量の武器が販売できたことは事実としてのこりました。

今までは、米国兵士の血で数年に一度戦争を起こしMICも潤っていましたが今回はそんなこともなく「ロシアの政策の失敗」で、勝手にウクライナに入ってきたロシアを追い返すための武器支援なら、国民どころかウクライナを支援しているアングロサクソン系国家をほとんどの国家が反対しないでしょう。

以前も記述しましたが、アングロサクソンは敵に回すと恐ろしいです。

なお、世の中必ず「正義」では回っていないと思います。 実際、インドは国益優先で「ロシア」寄りです。 例えば、自衛隊の人道的物資のウクライナ支援用航空機の立ち寄りをインドは拒否したことはニュースでも流れています。 味方だと思ってもこのありさまです。

これって、インドの発言を見ていれば意外と予想できたと思うのですが日本政府も判断が甘いのではないのですか?

日本も、ドライに世界を見て行かないと足をすくわれます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?