見出し画像

Believe、アジア太平洋地域への参入10周年を迎え、次の10年の成長へ向けて、事業を強化

2023年9月7日引用掲載記事 - Believe公式サイト

2023年9月7日、パリ - 世界をリードするデジタル音楽会社であるBelieveが、アジア太平洋地域への参入10周年を迎えた。Believeは同地域におけるいくつもの市場においてリーダーシップを発揮し、地域の音楽市場を形成する極めて重要な役割を果たしてきた。

Believeはアジア太平洋地域に現地法人を設立した最初の国際企業であり、2013年にアジアで事業を開始して以来、アジアの音楽エコシステムにしっかりと根付いている。現在は、インド、中国、東南アジア、オーストラリア、日本を含む15カ国に約480人のチームを有する。Believeは過去10年にわたり、地域のローカルアーティストとレーベルをキャリアの各段階においてサポートするとともに、強固で活発なデジタル音楽市場の形成に貢献してきた。さらに、同地域においては過去10年間で1万以上のレーベルとアーティストと契約[1]し、7億ユーロ以上のロイヤリティを現地の音楽業界へ還元[2]してきた。Believeは新しいアーティストの育成、新しいレーベルの立ち上げへの資金援助、新しいジャンルの音楽の開拓、そして新しいオーディエンスへのアプローチを通じて、持続可能なローカルの音楽エコシステムの成長をさらに加速させている。

これらの実績の背景には、Believeが新世代の音楽エグゼクティブやデジタル専門家への投資と育成に継続的に取り組んできたこと、ローカルのデジタル音楽プラットフォームと最初に契約を結んだ企業の一つとなったこと、また、国際的なデジタル音楽プラットフォームが同地域でサービスを展開する際に支援を行ってきたことがある。Believeは、アジア太平洋地域の音楽市場の構造化において中心的な役割を果たしてきた。過去4年間だけでも、Believe APACは市場の成長に対して約2倍の成長を遂げ、ローカルコンテンツの市場シェアの大幅な強化、拡大に貢献している[3]。

BelieveのAPACマネージングディレクター、シルヴァン・ドランジェ(Sylvain Delange)は次のようにコメントしている:「APACにおける過去10年間、Believeはローカルのオーディエンスの関心と、それに伴う収益をローカルのコンテンツに還元することに尽力してきました。音楽は本質的にローカルなものであり、日常生活、文化、言語、信条、地域社会の価値観に根ざしています。音楽を作り出すのは人々であり、彼らを取り巻く世界との特別なつながりが音楽をユニークなものにしていると言えます。ローカルの音楽産業に価値を還元し、地域全体でより健全で公正かつ多様な音楽エコシステムを構築するという使命において、私たちが大きな前進を遂げたことを大変誇りに思います。」

インドにおける継続的なリーダーシップ強化
インドでは2013年以降、Believeが最大手の一社となった。ローカルへの投資は、主に主要な市場における強固なローカルチームのプレゼンス構築に重点を置いており、インド独自の音楽文化と市場に適応したきめ細やかなサービスを提供し、事業を展開してきた。Believeはインド最大の音楽マーケットであるオリジナルサウンドトラック市場にいち早く参入し、デジタル化が急速に進むボリウッドの音楽レーベルにデジタル市場進出戦略を提供してきた。特に2019年には、ヒンディー語最大のカタログであるオリジナル・ボリウッド・サウンドトラックを保有するVenus Music(2021年にIshtarに社名変更)を、2021年にはタミル語のオリジナルサウンドトラックの大手独立系企業であるThink Musicを買収した。そして2022年、Believeは、著名なインド映画プロデューサー、ディストリビューター及びスタジオの役員によって設立されたPanorama Musicと独占契約を結び、優れたタレント・プロデューサーたちにも存在感を示した。ボリウッドだけでなく、Believeはローカル音楽市場におけるリーダー的存在であり、パンジャブ語、ボジュプリ語、ハリヤンヴィ語など、あらゆるローカル言語や民俗ジャンルのアーティストをサポートし、パンジャブポップアーティストであるArjan DhillonやChani Nattanといったローカルのトップタレントとも契約している。マハラシュトラ州出身のMC、Stanの楽曲「Insaan」がYouTubeでの再生回数10億回を記録したほか、Cheema Y & Gur Sidhuのデュオによる「California Love」はSpotifyで2,200万回以上のストリーミングを獲得し、さらに「Bamb Aagya」ではradioandmusic.com CLEFミュージック・アワード2023にて、Brodha V(「Basti Bounce」で最優秀タミル語ラップリージョナルソング/アルバム)、Lucky Ali(エディトリアル・チョイス優秀作品 - オリジナル・ミュージック)と並んで、最優秀パンジャブ語ポップリージョナルソング/アルバムを受賞した。

Believe Indiaのマネージング・ディレクター、ヴィヴェック・ライナ(Vivek Raina)は次のようにコメントしている: 「Believe Indiaはプレミアムデジタル音楽会社として位置づけられており、デジタル音楽分野におけるアーティスト育成のリーダーとして認知されています。これほど多様で急成長しているアーティストやレーベルを、Believeが提供するすべてのサービスを通して、インド全土にまたがりさまざまな言語で支援できることを大変誇りに思うと同時に、身の引き締まる思いです。」

加速する中華圏での展開
市場が成熟しデジタル収益が増大する中華圏においては、Believeは2016年から事業を展開し、ここ数年で投資を大幅に増加してきた。Believeはローカルでの長期戦略を展開し、ローカルプラットフォームと配信契約を締結した最初の最初の国際企業の一つとして、特にレーベル&アーティストソリューションズとアーティストサービスの提供において、現地チームに大規模な投資を行ってきた。マーケットの主要都市に5つのオフィスを構え、約80人のチームが、中国最大のインディペンデントレーベル含む300以上のレーベルにサービスを提供し、さらに250人以上のアーティストを、プレミアムソリューションを通じて直接サポートしている。Believeのローカルパートナーシップは、レーベルやアーティストに提供する幅広いサービスを強化し、Believeの中国におけるアーティストサービスの主要アーティストの一人であるYoung Captain(NetEase Music ChartとDouyin Hot Chartで1位を獲得、1日あたり100万ストリーミングを記録)のように、現地で大きな成功を収めている。

Believe中華圏事業責任者、ヴィンセント・リー(Vincent Li)は、次のようにコメントしている:「中華圏全域でローカル音楽市場の構造化が加速するにつれ、より多様な音楽ジャンルが台頭し、より多くのアーティストやレーベルが成長し、国内外のより多くのオーディエンスにリーチする機会が広がっていることに胸を躍らせています。この進化を積極的に形作るプレーヤーとして、Believeは、アーティストやレーベル、DSPと手を携えて、この成長に貢献することを目指しています。」

東南アジアにおけるリーダーシップ
東南アジアはデジタル成長の初期段階にあり、有料音楽サブスクリプションの普及率は人口のわずか1.8%である。Believeはインドネシア、フィリピン、タイといった地域の主要な音楽マーケットだけでなく、成長著しいマレーシア、ベトナム、シンガポールでもリーダ的地位を確立している。Believeの専門家チームは、デジタル音楽パートナーとの強力なネットワークとDSPとの革新的なパートナーシップによって、インドネシアのトップチャートにランクインしたポップアーティストTulusや、ポップ・シンガーのYura Yunitaをはじめ、増え続けるローカルレーベルやアーティストのキャリア成長とオーディエンス拡大に貢献している。また、タイのヒップホップ・シーンの新たな中心人物の一人であり、2022年にYouTubeでの3番目に再生回数を獲得したアーティストSaranは、Believeが立ち上げたヒップホップのインプリントByondとパートナーシップを締結した。また、BelieveはフィリピンのViva Music and Artists Groupと戦略的パートナーシップを結び、優れた成果を上げている。

Believeの東南アジアマネージング・ディレクター、アントワーン・エル・イマン(Antoine El Iman)は、次のようにコメントしている: 「この節目を迎えるにあたり、私たちは引き続き、アーティストとレーベルに力添えをし、東南アジアの音楽産業の成長を促進するという使命に専念し、卓越した運営でリードしていきます。また、Believeに信頼を寄せてくださるアーティスト、レーベル、パートナーに長期的な価値を提供し続けるために、一丸となって変化と革新を受け入れていきます。」

APACにおける次の10年の成長を加速させる
アジアの音楽市場におけるデジタル化が加速し、定額ストリーミングの普及が進むなか、Believeは地域最大の音楽会社として、またローカルののインディペンデントアーティストやレーベルのベストパートナーとしての地位を確立し、国内コンテンツ市場の急速なシェア拡大とローカルジャンルの成長を後押しする独自の体制を整えている。

BelieveのAPACリージョナル・ディレクター、シルヴァン・ドランジェ(Sylvain Delange)は次のようにコメントしている:「アジア太平洋地域におけるBelieveの10年にわたる歴史は、キャリアのあらゆる段階において、また、あらゆる音楽ジャンルにおいて、公平性、透明性、敬意をもってアーティストに貢献するBelieveの優秀なチームによる献身、情熱、コミットメントの証です。アーティストとパートナーの信頼関係に感謝し、そしてアジアが今後10年で世界最大の音楽市場になるために、リーダーとしてあり続ける準備がでいています。これからも次世代のローカルアーティストやレーベルに力を与え続け、創造性、革新性、成功の次の波を切り開いていくことを楽しみにしています。」
***
以下、Believeが東南アジアで地域で協業し、地域のアーティストやレーベルを共に支援している大手デジタル音楽サービスからの引用。

TikTok|Bytedanceグローバル・ミュージック・パートナーシップ開発責任者、ジェイ・ベー(Jay Bae)のコメント: 「Believeが、世界の舞台で活躍できるアジアのアーティストを支援し、後押しし続けてくれることを期待しています。」

Meta APAC音楽レーベル・パートナーシップ責任者、ドナ・インサクサム(Dona Inthaxoum)のコメント: 「Believeは、業界の人々を教育して音楽ビジネスの理解を促進し、信頼を獲得してきました。Believeの次の10年に幸多きことを祈っています。」

YouTube Music APACマネージング・ディレクター、ポール・スミス(Paul Smith)のコメント:「Believeとは設立当初から協業してきましたが、この10年間でのAPACの様々なマーケットにおけるBelieveの成長と拡大には驚くばかりです。BelieveのアーティストやレーベルのYouTubeにおけるさらなる成長を楽しみにするとともに、YouTubeがすべての音楽ファンとアーティストにとって最高の場所になるよう、Believeのチームと協力を続けていきます。」

[1] 出典:社内データ。2019年から2022年の期間、APACプレミアムソリューションのみ(日本を除く)。
[2] 出典:社内データ。2013年4月から2023年3月までの間にBelieveグループがAPACの顧客(プレミアムソリューション+自動化ソリューション)に支払った金額。
[3] 出典: 2019年1月から2022年12月までのAPAC市場のデジタル収益CAGRと比較した、APAC地域におけるAPACプレミアムソリューションクライアントのデジタル収益CAGR。

原文記事:https://www.believe.com/newsroom/believe-celebrates-10-years-of-empowering-music-in-apac

【会社概要】
社名:Believe Japan合同会社
本社所在地:東京都渋谷区神宮前6-12-18 5F
代表:小川エリカ (登記名:荒井)
設立:2023年3月
URL:https://www.believe.com/japan
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/believeglobal/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?