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ホワイト企業を目指して「モチベーション編①」

社員のモチベーションが低下する環境では、他の職場を求める社員が増加し、企業にとって優秀な人材の転職や離職が起こりやすくなります。これにより、既存社員の負担が増し、企業イメージが低下する悪循環が生じる可能性もあります。
そうならないように、社員のモチベーション対策が重要です。

モチベーション対策

社員のモチベーション対策には、他社の成功事例をそのまま活用するだけでなく、企業独自の状況や文化に合わせたカスタマイズが必要です。業務内容や働く環境が異なるため、真似しただけのアプローチでは効果が得られないのでアレンジが必要な可能性があります。

モチベーション低下中の人の傾向

モチベーション低下の兆候として、業務への関心や注意力の低下、コミュニケーションの希薄化が挙げられます。ミス増加や報連相不足、仕事効率の低下、コミュニケーション不足などが現れたり、社員のモチベーションが低下している可能性があります。明らかに元気がない場合は、心身の健康への配慮も重要です。

注意力が低下

・ミスが増える、ミスを反省しない
・仕事を他人に押し付ける
・仕事の効率が下がる

社内でのコミュニケーションが少ない

・あいさつをしない
・会議やミーティングでの発言が減る
・雑談が減る 
・自己発信での情報共有がない

職場への関心が薄れ、コミュニケーション不足になるケースです。外部の関心ばかりに目が行き、仕事も早く切り上げるケースもあると思います。

明らかに元気がなくて、顔色も悪く笑顔も引き攣っていたりしたらわかりやすいのですが、人格によっては感情を表に出さない人も多い為、些細な変化に気づけるように、よく観察することも大切です。
また体調不良の頻度が増えたという場合は、心身の健康を損なっている可能性もあるため、慎重なフォローが必要です。

離職回避には

コロナ禍でリモートワークになり、コミュニケーション不足で離職者も増えたという話も耳にします。
ですが過去の成功事例や改善策をそのまま活用したり善意の下で強要するのではなく、従業員の異なるニーズや状況に合わせてカスタマイズすることが大切です。
※飲みニケーション・タバコミュニケーションなどは通用しづらい世代が増えている気もします。

また、従業員が離職を考える前にその兆候に気付き、適切に対応することで離職を回避する可能性があります。従業員のモチベーション維持に向けた戦略的なアプローチが求められます。

モチベーションと兆候について記事にしましたが次回は
モチベーションアップの事例などを紹介できればと思います。