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心が疲れた時に思い出したい聖書の言葉

体だけではなく、心も「疲れた~」と感じることは、きっと誰にでもあることでしょう。

仕事、人間関係、恋愛などがうまく行かなかったり、時間に余裕がなくてプレッシャーに追われたり、残業や介護や育児で疲れたり、あるいは、努力がなかなか結果となって現れなかったり・・。

そんな時に思い出すといい聖書の言葉を紹介したいと思います。

疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(イエス・キリスト、マタイ11:28 新共同訳)
あなたの荷を主にゆだねよ。主はあなたをささえられる。主は正しい人の動かされるのを決してゆるされない。
(詩篇55:22)

一人で重い荷物を負っているように感じる時、自分は一人ぼっちじゃないと思い出してください。

祈って、心の重荷を主にゆだねるなら、主はそれを代わりに、あるいは私たちと一緒に、負ってくださいます。

一人より二人のほうが幸せだ。共に労苦すれば、彼らには幸せな報いがある。たとえ一人が倒れても もう一人がその友を起こしてくれる。
(コヘレト4:9-10 聖書協会共同訳)
(口語訳では伝道の書)

主に話す以外にも、信頼できる友人や家族などがいるなら、辛い気持ちを打ち明け、話を聞いてもらうといいかもしれません。

互に重荷を負い合いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの律法を全うするであろう。
(ガラテヤ6:2)

荷が重すぎる時には、他の人に頼り、助けを求めることも、大切です。

相手の人にとっては、そのように助けることもまた、キリストの愛の律法を実践することになります。

空の鳥をよく見なさい。・・野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。
(マタイ6:26,28 新共同訳)

心が疲れた時には、神の造られた自然の中で、癒やされ、リフレッシュされてはいかがでしょうか。

また、この聖書の箇所でイエスが言われたように(マタイ6:25-34)、自然を観察することによって、神が(自分を含めた)すべての被造物に豊かな愛を注いでおられることが分かるなら、思い悩みが小さなものに見えてくることでしょう。

あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。
(詩篇127:2)

疲れたと感じる時、それは体や心からの注意信号または赤信号なので、無理しすぎることなく、休息を取ったほうがいいですね。

天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。
(マタイ25:14-15)

神が私たちに期待しておられるのは、それぞれの能力に応じて行動すること、自分に与えられた能力を無駄にしないことであり、私たちが限度を超えて無理をし、体や心を壊してしまうことは望まれません。

キリストは弱さのゆえに十字架につけられたが、神の力によって生きておられるのである。このように、わたしたちもキリストにあって弱い者であるが、あなたがたに対しては、神の力によって、キリストと共に生きるのである。
(2コリント13:4)

私たちは、高すぎる理想を持ち、完璧さを求めることによって、疲れてしまうこともあります。

イエス・キリストが、弱い人間の姿で十字架につけられたことで、神の復活の力が表されたように、私たちもありのままの自分の弱さや限界を認めることで、かえって神の力によって強く生きることができます。

すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。
(ピリピ4:8)

疲れた時にはネガティブになりがちなので、意識してポジティブなことに目を向けるのも助けになります。見渡せば、小さな幸せがかならず見つかるものです。

【主は】疲れた者に力を与え 勢いを失っている者に大きな力を与えられる。若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが 主に望みをおく人は新たな力を得 鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。
(イザヤ40:29-31 新共同訳)

これは、「私たちが苦しんでも、神は気にかけてくれない」と言う人たちへの答えです。(イザヤ40:27

そう感じる時には、私たちが自分の問題にばかり目を留めているので、神が助けようとしておられるのが見えないだけなのかもしれません。

自分の力でなんとかしようとあがいたりせず、神に目を向けるなら、天からの力が与えられるという素晴らしい約束です。

普段から、もっと神の力に頼ることを学び、疲れた時には、神の元へ行って休みを得られますように。


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