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バイリンガル|親が外国人だからと言って、子供が勝手にバイリンガルになるわけではない話

子供が生まれてから、何度か耳にした言葉。

「親が外国人、
もしくは親がバイリンガルなら、子も当然、
バイリンガルになるよね」

そんな事、絶対にないから!

声を大にして言いたい。
想像を絶するほど、めちゃくちゃ大変だった。
5歳の娘は、まだまだ、覚えたポルトガル語を
忘れてしまうリスクだってある。

インターで覚えた英語ですら危うい状況。
まだ安心してはいられない。。。

バイリンガルにする決意をしたとき

長女を妊娠中、様々な理由でバイリンガル教育で子育てをしようと決意した。具体的には、

  • 海外にいる家族と会話ができるようにしたい

  • 将来の選択肢を広げてあげたい

  • 海外でも暮らせるようにしたい

  • 自分の海外のルーツを知っていてほしい

  • 第二言語を取得すると世界が広がると思った

  • 何よりも海外旅行が楽しめる!

もちろん、これは私1人では達成できない。
夫の理解と協力が不可欠だった。

パワーポイントでバイリンガル育児をしたときのメリット・デメリット、想定される心配事や、日本語を補充するためにすべきことなどをまとめた。そして、それを夫にプレゼンをした。リビングのソファーで。(懐かしい。笑)

バイリンガル育児の基本|1人1言語を徹底

これが何気に大変だった。
私は日系外国人なので、見た目は完全に日本人。

それなのに、児童館とかレストランで
ポルトガル語で娘に話しかけをしている。
しかも、たまに英語も混じる。

そんな時、マイナス思考の私が出てきて、「あの人、外国語話せる自慢?」「うわーこんな小さい時から英才教育?」っていう周りの心の声が聞こえたような気がした。

ママ友といる時でも、主人の日本人家族の集まりの場でも、ポルトガル語を徹底した。

娘には”ママは日本語がわからないから”と言い聞かせて、ポルトガル語でのみ、会話をした。

今では日本語が話せること、娘にバレたけど。。。

私の経験から、日本で暮らしている以上、日本語は必然的に覚えられるだろう。だから、家の中のTVも、Youtubeもポルトガル語の環境を徹底して作った。怒涛の子育てが始まった。

その結果、、、

娘は見事にバイリンガルになった。

先にポルトガル語を覚えさて、日本語は幼稚園に入ってから学んだ。

周り全てが日本語の中で、ポルトガル語を徹底させるのは、本当に大変だったし、しんどかった。

ただ、まだ不安はある。

それは、

いつかポルトガル語を忘れてしまう恐怖

幼稚園で日本人のお友達がたくさんできて、
日本語を話す機会が圧倒的に増えた。

今は私がいるから、ポル語を話してくれるけど、いつか、本人が面倒になって、日本語のみになるんじゃないかという不安もある。

そうなったら、もったいないけど、しょうがないのかな。私も一時期、ポルトガル語が嫌になって親に反抗した時期もあったから。(この話は別途、書きます)

でも、できるところまで頑張ろう。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。これからも、バイリンガル教育や子どもの習い事、家事、育児、仕事の話、色々書きます。

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【わたし】日本人と結婚した外国人ママ。仕事復帰したて。母国語はポルトガル語。日本に来てから覚えた日本語。海外留学で学んだ英語。趣味は映画鑑賞、洋楽。仕事も大好き。バイリンガル教育中。

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