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わさび農家のお話

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静岡県伊豆半島にあるわさび農家に嫁ぎ、なぜ農家に嫁いだのか、またわさびについて発信している記事を紹介しています。
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記事一覧

伊豆のわさびを世界に発信する〜持続可能な農業の在り方を考える〜

伊豆のわさびを世界に発信する〜持続可能な農業の在り方を考える〜

静岡県伊豆市湯ヶ島で生わさびの栽培農家の嫁をしている滝尻わさび園の浅田恵子と申します。
2024年の新たな年。2023年、わさび農家の嫁として、取り組んできたことをここで振り返りたいと思います。

昨年一年、私の目標は「天城のわさびを世界に発信する〜持続可能な故郷を守ること〜」でした。
これは、2020年にドリームマップ®︎で掲げていた、2023年までに叶えたい目標でもありました。

とはいえ、「

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【義父からのひとこと】

【義父からのひとこと】

3月、確定申告も終盤。我が家の令和2年度の決算書が上がってきました。
数字をみて愕然。
「今年一年は自分の小遣いはない」と主人が言っていた。
わかっていたつもりでいたが、やはり数字で上がってくると、頭を抱えたくなる。
わさび農家にとって大変厳しい一年。

大幅な収入減に対して、
支出で大きくはねがっていたのが、
・荷造運賃手数料
・諸材料費
運送費と資材費。
昨年、春のコロナ支援のムードの中、約1

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新米わさび農家の嫁が語る【畳石式わさび田とは】

新米わさび農家の嫁が語る【畳石式わさび田とは】

皆さま、こんにちは。
滝尻わさび園の浅田恵子です。
前回の投稿の最後に「次回は畳石式わさび田について話します」なんて安易に書いてしまい、書いてからの後悔、、

noteで語れるほどの知識がない。。

どうしようかと悩み、あっという間に一週間が経ってしまいました、、
しかしながら、ここ数日、わさび田を案内する機会が続き、わさび田を案内するなかで、大事なことで知ってもらいたいけれど、どうしても私の話術

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滝尻わさび園とは。

滝尻わさび園とは。

こんばんは。
ようやく、今回から本題の我が家のわさびについてお話しさせていただきたいと思います。

「わさび」については、まだまだ素人で、勉強中です。こうして書きながら私自身も学んでいきたいと思います。
もし、ここが知りたいと有ればコメントいただければお答えしていきたいと思います。

今日は、我が家がわさび農家をはじめてから今現在までの経緯について、私が知る限りを書かせていただこうと思います。

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雨がすきに。

雨がすきに。

4日目ですでに投稿が空いてしまい「三日坊主」になりそうでした💦
4日目書き終えて投稿しようとしたらまさかのフリーズ💦また書き直しに時間がかかり、あっという間に3日がすぎてしまいました💦💦
でも、そのまま雨について今日は書きます。

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2021.01.27

こんにちは。
今日は久しぶりの雨ふりです。
わさび農家に嫁に来て変わったことは
「雨が好き

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Instagramを発信するワケ。

Instagramを発信するワケ。

前回、「茅野」についてお話しさせていただきました。
Facebookにもシェアしたところ、「いいね。」やコメントをいただきました。
ありがとうございました😊

そうしてコメントをいただきながら、色々なことを思い出したので、今日はそのことについて書きたいと思います。

それが「Instagramをはじめたワケ。」

滝尻わさび園Instagram▼
https://www.instagram.co

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はじめまして。

はじめまして。

静岡県伊豆半島のちょうど真ん中。
伊豆市湯ヶ島。伊豆の特産品である『わさび』。そのわさびを栽培農家にご縁あって、静岡県焼津から嫁に来たのが、2012年5月。

現在、小学生と幼児の男子を子育てをしながら、主に、『滝尻わさび園』の広報と、主人の母がつくる、わさび加工品製造の手伝いをしています。

家族は96歳の主人の祖母と主人の両親とひとつ屋根の下、4世帯7人で暮らしています。

「なぜ、わさび農家

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旬を先取り!花わさびの楽しみ方をご紹介します。

旬を先取り!花わさびの楽しみ方をご紹介します。

私は、静岡県伊豆市湯ヶ島にあります「滝尻わさび園」でわさび農家の嫁をしております。

普段は、わさび漬けなどの加工品製造や広報を担当しているので、わさび田へ行く機会は、ほとんどありません。ただ、花わさびの時期だけ、わさび田に入ります。

「.花わさび」は、寒さが厳しい冬から春にかけて、わさびは子孫を残そうと小さな可憐な白い花を咲かせます。春先になると、わさび田は一面花盛りになります。(花芽がつかな

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