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映画 THE BATMAN-ザ・バットマン-

※2022年3月24日に川崎チネチッタで観賞。

〓RGB4Kレーザー 7.1ch

マット・リーヴスが描く新たなるバットマン。

恐怖は…武器だ。

悪に蝕まれ続けるゴッサム・シティ。

両親の復讐のためにバットマンになったブルース・ウェインは存在意義をみずからに問う。

ラストに響きわたる狂気、悪の華はまた咲く。

監督、製作、脚本、マット・リーヴス。

デッドプールが出てる!劇中歌でニルヴァーナのSomething In The Wayが使用されてるなどでも話題を集めましたね。

7代目バットマンを演じるのはTENET テネットのロバート・パティンソン。

※以下は歴代バットマン俳優。

ベン・アフレック→バットマン vs スーパーマン、ジャスティス・リーグ。

ジョージ・クルーニー→バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(乳首で有名なバットマン笑)

ヴァル・キルマー→バットマン・フォーエヴァー。

アダム・ウェスト→バットマン(1966年版)

クリスチャン・ベール→バットマン ビギンズ、ダークナイト、ダークナイト ライジング。

マイケル・キートン→バットマン(1989年版)

全シリーズのなかで一番クールなバットマン、コメディ、ギャグ、笑いの要素が一切ない。

魔窟・ゴッサムの空を舞うバットマン。

“ダークヒーロー vs ダークヒーロー”

約3時間、極上のサスペンスアクション超大作。

“手に汗握れ…!”

闇に沈むゴッサム・シティ。

漆黒の闇から“アイツ”がやってくる…。

忘れられない悲しみを抱えるブルース・ウェインはすべての悪に復讐を誓う。

“バットマン”

黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を無差別に狩る正義を執行する者。

ブルースがバットマンになってから二年目、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。

犯人は最狂の知能犯リドラー。

リドラーは数々の難解な“なぞなぞ”で警察やブルースを挑発する。

ブルースはジェームズ・ゴードン警部補(ジェフリー・ライト)とバディを組み事件を捜査していく。

リドラーがだす“なぞなぞ”、それはブルース・ウェインへ宛てたラブレター。

傷、嘘、真実。

リドラーはバットマンのマスクの下の素顔をひとつずつ暴いていく。

雨は果てしなく降り続く、暗黒に包まれた薄暗い街。

“闇は混沌を招く”

虐げられた者たちの怒りや恐怖。

“逆襲”

狙いはただ一人、ブルース・ウェイン…のはずだった。

人は完全に善人ではいられない、愛する者のためなら殺人もいとわない。

人の心の闇の深さ、業の深さ。

“俺は復讐だ” 

これは、ブルース・ウェインの物語…。

マット・リーヴス監督のダークでクールなバットマンは全三部作の予定。

アダム・ウェストが演じたバットマンはなんだか笑えるバットマンだったが、マット・リーヴス監督のバットマンはまさに大人向け。

丁寧に作り込まれた世界観、暗闇のなかでのバトルの演出などすべてにおいてカッコいい!

そしてめちゃくちゃ強い、悪の前では無敵とも思える。

バットマンといえばバットモービル、武器など数々のハイテク兵器。

本作でもバッチリです、めちゃくちゃカッコいい!

いや、カッコいいだけじゃない。

随所に昭和の日本映画のような人情的な演出を感じる、それがいい。

コウモリとネコ、キャットウーマン(ゾーイ・クラヴィッツ)との恋模様、アルフレッド(アンディ・サーキス)との絆…あ、バリー・コーガンも隠しキャラで出演してます!(クレジットなし)

バリー・コーガンは橋爪功さんの息子(橋爪遼くん)に似てるイメージを勝手に強くもってたけど…そうでもなかったな笑(坂の上の雲を観て思った!)

アーカム・アサイラムに響くけたたましい笑い声。

悪は芽生え続ける、悪の華は根強い。

“必要なのは恐怖ではなく、人々の希望となれる存在”

暗闇に浮かぶシグナル、それは俺を呼ぶ声。

バットマンは今夜もゴッサムを舞う。

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