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「社会」というもの、「世界」の記述

 2023年も11月を迎えました。時が経つのは早いものですが、まだ見ぬ未来に思いを馳せるのも悪くはない

 ちなみにハロウィンは腹痛に襲われ、図書館には行けませんでした……まだ本調子ではないもののだいぶ良くなってきたところです。結局積読を読んで過ごしました

 最近、経済学への興味が再燃しています。以前からポツポツ関連書籍は読んでいましたが、このところ教科書や演習書を用いて隙間時間にやっております

 教科書を用いて行っているのはミクロ経済学が中心です。まずはマクロよりミクロかと思い、ミクロに先に着手したものの、公共経済学にも触手が広がってしまっています。公共経済学がマクロ・ミクロ両方終わらせてからの方が良いらしいですが……せっかちなのは悪癖です

 経済学に興味を強くしたのは、当たり前のように受け入れている「社会」とは一体何だろうかとふいに疑問に思ったことがきっかけです

 たくさんの人が行き交う世界を一部切り出して「社会」というとき、実体のない「社会」が色付き浮かび上がる

 だけど、僕は「社会」を知らない
 それは群衆とは異なる、名前のない人々の波により形作られた透明な何か
 何かそれを記述する方法は無いだろうか?
 何から始めれば良いだろうか?

 僕には「社会」が見えるだろうか

 そう考えたときに浮かんだのが経済学という学問でした。やってみると面白いですね、毎日コツコツ進めています。透明な世界が少し鮮やかになってきたように思います。皆様が最近記述している世界はどんな色彩をしていますか?

 そして今日の読書事情は、ハイエク全集(僕は旧版の春秋社のもの)を読んでいます。ずっと読みたかった「自由の条件」です


「ハイエク全集」 フリードリヒ・A・ハイエク

 新しい版だとこんな感じの表紙です。分量的には「自由の条件」は全集の3冊分に該当します

 あとは「近代世界システムと新自由主義グローバリズム」を読んでいるところです

「近代世界システムと新自由主義グローバリズム」 三宅ほか

 何か画像の大きさが極端に違うのはご愛敬ということで……

 また近々図書館にリベンジに行く、正確には借り出しに行ってまいります。
それでは、皆様も良い読書ライフを!

 ――尽きない好奇心が好奇心が日々を慌ただしくしている主犯なのだが、この時間泥棒は何とも足が早くて捕まりそうにない。
 やれやれ、世界を知ることはできるのだろうか


            T.ETOCA coming soon.

 

 

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