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岡田斗司夫の解説に見られる曲解〜風立ちぬ編〜

オタク第一世代でアニメ解説ではたぶん日本では1,2を争うほどの実力の岡田斗司夫氏だが、よく作品解説の源泉となっているスタジオカラーとスタジオジブリから「迷惑」と名指しされたのは記憶に新しい。

なぜそう言われてしまったかと言えば、この動画をみるとよくわかるだろう。

この解説を見ているとそれは学生時代は日陰にいて、ろくに喧嘩もせず、腕っぷしで誰かに立ち向かうこともなく、影で誰かの噂をしたり、権力を傘に洗脳してセクハラを繰り返した岡田斗司夫氏の歪んだ人生観を投影しただけだ。
幼い時、女中や妹の呼びかけを無視して部屋にこもってしまう描写は見下しているわけではなく、喧嘩の敗北によって顔向けできない心境なのだろう。
しかし、こうした解説も喧嘩もろくにしたことがない岡田氏にはそんな輝かしい青春の原体験がないので理解できないのも無理もない。
よって、仕方ないと言えば、仕方がないのかもしれない。しかし、彼の解説を鵜呑みにするのは、危険であるのも確かだ。

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