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「女性初の総理」を狙える人なのに

一度お会いしたことがあります。

頭の回転が速く、話も上手い。立場の弱い人への理解があり、理想を追いながら現実的な落としどころを探るクレバーさも持ち合わせている。人を惹きつける太陽みたいな明るさも含め、女性初の内閣総理大臣を狙える逸材だと思いました。

しかし、さすがにこういうのが多過ぎますね。特に今回は「セコい」と言わざるを得ません。某・元都知事を思い出しました。

日本が侵略戦争に巻き込まれることを防ぐための「立憲的改憲」「皇室典範改正による女性宮家設立及び双系(男系・女系)天皇容認」さらに「皇位の安定的継承」という国の存亡に大きな影響を及ぼす課題を解決する上で、この方の意欲と実行力は不可欠。小林よしのり氏もそういう趣旨の発言をしていました。「政治家は公のために役立てる能力さえあれば私生活など問題ではない」と。

でも私生活の乱れがいたずらに否定派を量産し、本来できるはずのことをできない状況へ追い込んでしまうとしたら。右にも左にもメディアにも敵を抱えている身なのだから、もう少し慎重に行動してくれないと。

キレイごとを言うばかりで実行力が伴わず、コンプライアンスを大人しく守るだけの毒にも薬にもならぬ政治家など必要ない。それこそ税金の無駄遣いです。でも己の有能さに溺れて「これぐらいいいだろう」と甘えてしまうのも人の上に立つ者としてどうかな、って思いませんか?

こんなスキャンダルが続いたら、本当に増税が必要なときに国民は誰も協力しなくなり、非現実的な減税策を掲げる無能な候補者に票が集まってしまいます(ただでさえ我々は目先の生活のことだけで精一杯)。山尾さんひとりの問題ではないのです。

個人的には、次の衆議院選挙の「東京都比例区単独第1位公認候補」を辞退し、小選挙区で民意を問うべきでは、と考えます。おそらく今秋にはあるでしょう。長い目で見たら、一度そこで苦い経験を味わうことが必要かもしれません。





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