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考察「書店と年賀状」

面白いアイデアですね。

書店で配布しているポストカードにその場で手紙を書き、オリジナル切手(63円)を貼って専用のポストへ投函する。手紙は翌日店側が郵便局へ持ち込む。年賀状デザインのものも用意しているようです。

皆さんは年賀状出しますか? 私はしばらく出していません。でもこういうサービスがあったらちょっと試したくなります。

いつからか、コンビニや本屋で年賀状を買えるようになりました。職場にも置いています。5枚ひと組でまあまあいいお値段ですが、割と売れています。

そういえば先日、展示している見本を5枚(どれも同じもの)レジに持ってきた方がいらっしゃいました。念のため「ひとつが5枚セットなので全部で25枚になりますがよろしいですか?」と確認したら「え、5枚じゃないの?」と目を円くしていました。たしかにわかりにくいかも。

あとこれも最近ですが、素材集を買いに来られた方に「ここは年賀状ないの?」と訊かれて「ございます」と返しました。しかし数秒後、素材集をお求めなのだからと思い直して「無地ではないのですが」と付け加えました。残念そうな横顔をいまも覚えています。申し訳ございません。

調べたところ、ローソンやセブンイレブン、ファミリーマートなどの一部店舗では無地のものを販売しているようです。せっかく素材集を毎年大々的に展開しているのだから、横で併売すればいいのに。きっとお客さんも助かりますよね。長年書店で働いていていまごろ気づきました。店長に話してみようかな。

手帳、年賀状素材集、そしてカレンダー。この3つが店に並び出すと「今年もそろそろ終わりだな」という気分に襲われます。数ある「書店員あるある」のひとつではないでしょうか?

カレンダーも年賀状も、お求めはぜひお近くの書店で。

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