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芥川賞が発表されました

一週出遅れた感がありますが・・・・・・

半年に一度発表される『芥川賞』と『直木賞』が1/17(水)に発表されました。

本来はこの記事も先週書いていればよかったのですが・・・・・・
いや、むしろタイムリーに記事を見てもらいたいのなら先々週の方がよかったのか?

まあ、そんなことは素人の書く記事ですから、あまり気にせずに・・・・・・

そんなこんなで(?)発表から時が経ち、興奮も幾分冷めてきた頃かもしれませんが、2週に分けて記事を書こうかと。

まずは芥川賞。

第170回芥川賞受賞は九段理江さんの「東京都同情塔」に決定

芥川賞の選考基準の1つに『無名あるいは新人作家』というのがあります。
過去の受賞者を見ると、たしかに受賞をきっかけにたくさんのヒット作を生み出すようになった作家さんを多数見かけます。

前回の市川沙央さん『ハンチバック』が話題になりましたが、その他にも宇佐見りんさんや村田沙耶香さん、羽田圭介さん、円城塔さん、中村文則さん、吉田修一さん、平野啓一郎さん、と延々と続いていくので、この辺で打ち止めとします。

お笑い芸人の受賞でも話題に

ご存じの方が多いかと思いますが、かつてお笑い芸人ピースの又吉さんが受賞されたことでも話題になりました。

当時は、『有名人に受賞させることで話題作りをしただけ』なんて言われることもありましたが、実際に読んでみての感想は『面白かった』ですね。

もちろん私もすべての作品を読んでいるわけではありませんが、芥川賞や直木賞を受賞した作品で、この作品よりも(あくまでも個人的な感想ですが)いまいちかな、という作品はいくつもありました。

であれば、又吉さんの作品が受賞しない理由はないのかな、と。

芥川賞は『純文学の新人賞』

直木賞がエンタメ作品に対する賞であるのに対し、芥川賞の対象は『純文学』。

エンタメと純文学の違いって何? と聞かれると、そこはまあ曖昧だったりするのですが、それぞれの受賞作品を読んでみると、芥川賞受賞作品の方が直木賞受賞作品よりも多少とっつきにくい感じがします。

なので、普段あまり本を読まない、という方には、芥川賞よりも直木賞作品をお勧めします。

そんな訳で、ある程度本を読みなれた方はぜひ、『芥川賞受賞作品』を読んでみてください。

本日紹介した本


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