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お腹周りの話

 最近妙な癖ができた。フェイスタオルで腹の回りを縛るのである。そうすることにより太ってきた自分の体のウエストを何とか維持しようと、けなげな努力をしているのである。まだ縛れるので、腹が出るまでには至っていない。これが腹が出てきたら、持っているズボン全てがサイズアウトしてしまい、メルカリにでも出品しなければならなくなる。
 僕の妹の夫は僕の高校時代の同級生なのだが、既にパンパンに腹が出ていて、近頃仕事を退職したのはいいが、また一回り腹が出て、ズボンのボタンがとめられなくなったようだ。電話で僕の母がいっていた。
 彼も高校時代はスレンダーだったのだが、ストレスが原因なのか、どうなのかはしらないが、食べることによってストレスを解消していたのだろうか、いわゆる中年太りになってしまった。
 それなら仕事を辞めて、ストレスから解放されたのだから、少しは痩せてもいいようにあるが、逆に手持無沙汰になってついつい食べてしまっているようである。
 僕はストレスが甲状腺に出て、逆にどんどん痩せてしまった。46㎏にまで落ち込んだこともある。今は甲状腺の病気も寛解したので、痩せることは無くなったが、鬱になり会社を辞めてから太りだした。
 太ると成人病の恐れもあり、あまりいいこともない。ただあまり痩せているのも年齢からすると貧相な感じがしてあまりよくはないと、妻はいう。確かにそれはそうだな、とは思う。それなら今が一番丁度いいのかな、という気がしないでもないが、体脂肪率の急激な上昇は見逃すわけにはいかない。
 かろうじて年齢からすると許容範囲ではあるのだが、もう少し減らしたいとは思っている。
 どうも最近体重の事ばかり書いているという、コメントがあったので、あまり書くのはどうかと思ったのだが、今一番の関心事なので、ついつい書いてしまう。僕にとってはウクライナ情勢なんかよりも重要な問題なのである。

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