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人類はどこで間違えたのか                       ♦気候変動と芸術の力♦

人類が成功者として歩んできたという思想の裏に、実は間違えた道筋をたどった歴史が隠されている。
現代まで私たちは「過去へは戻れない」と思い込み、ひたすら前を向いて生きてきた。しかし、そろそろ過去の間違いを認め、共感力と科学技術を賢く使う方策を立てるべきではないか。
管理された時間から心身を解放し、自然の時間に沿った暮らしをデザインする。所有を減らし、シェアとコモンズ(共有財)を増やして共助の社会を目指すことが肝要だ。

    霊長類学者 山極寿一さんの基調講演より(朝日新聞)

黒豹コメント:

主に社会派小説(らしきもの)を書いておりますが、仕事との関連もあり、地球温暖化小説も書き続けております。

それは、二酸化炭素を大量に排出する業界に所属していた自責の念も少なからず関係しております。

現代における科学技術は、
「テクノロジープッシュ」(研究⇒開発⇒事業化⇒更なる開発)
という概念で突き進んでおります。

山極先生が言うところの「ひたすら前を~」というご指摘と重なるように思います。
ただ、この真っ只中に身を置くと、それが気候変動にどう影響するかなど、まったく認識できないという現実があります。

持続性へのパラダイムシフトは、

絵画、音楽、映画、詩、小説など、

芸術の世界から発信していく必要性もあると思い、
微力ながら、これからも書き続けていきたと考えております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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