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振り返りが何故大切か?適応障害から復活し仕事で活躍するまでに書いたこと。

振り返りノート📔とは?

ジャーナリングやリフレクションなど横文字で言われることも多いですが、その日あったこと、ネガポジ関わらず様々な感情、感謝したいことや気づいたこと、明日頑張りたいことなど振り返りをしながら気ままに書いていくノートです。脳の中で文章になっていない言葉を書き出し視覚化していくことで、不完全燃焼な思い・悩み、実は嬉しかったことなども理解でき、頭の整理にすごく役立ちます。

最初は裏紙でもいいので思いつくものを書いてみる

振り返りノートと出会ったきっかけ

それは私が大学生4年生の時に遡ります。就職活動も落ちつき、後は卒論、卒業設計、資格の勉強となっていた頃です。卒業設計や卒論を書くための現地調査のためのお金を稼ぐべくバイトも頑張っていました。やるぞ!と云う思いはあるもののうまく進んでいない不安な気持ち、周りの進捗具合、語る内容に焦りばかりを感じ、休んでいる暇なんてない、もっと何かやらなければと云う思いに常に駆られていました。若く体力もそこそこに合ったのでそれでもなんとかもっていたと思います。そしていよいよ卒論卒業設計も詰めていかなければならない年末。突如としてベッドから起き上がれず、お風呂に入ったり、ご飯を食べるなど最低限のことさえ身体が云うことを聞かない状態となりました。そう、『適応障害』になってしまったのです。 

心も頭もいっぱいいっぱい

 そこからなんて自分は弱いんだ、恥ずかし過ぎる、これは社会復帰しきれない、もう仲間に顔合わせなんで一生無理だと自分を責め続け、立ち直るなんて無理だと思っていました。その当時、他の学部に比べたらやることは多かったかもしれないです。しかし、毎年多くの先輩方が四苦八苦しながらもしっかり終わらせ卒業していく中で、何故私はそれが出来なかったか。様々な要因はありますが、一番は脳内の整理整頓をせずに放置し続けたことだと思っています。これにたどり着くまでは、時間もかかりました。カウンセラーなんて怖過ぎて会いたくもないし涙しか出てこないから話せるわけない、そして時間だけが過ぎてまた自己嫌悪。今なら自分の赤裸々な思いや恥ずかしい部分を他人に語るのが嫌だ、なんと思われるか不安すぎて言葉を出せなかったんだろうなぁと思います。  
 さて、そんな私でしたがTwitterで流れてきたもので【ジャーナリング】について書かれたスタディハッカーさんの記事に出会いました。そこから、徐々にノートに何かを書くことを始めていくことになります。
リンク↓
https://studyhacker.net/journaling-taikendan

ノートに何を書いていたか

 前置きが長くなりました。では、ノートに何を書いていくのか。結論を言うと、誰に見せるものでもないので、本当に自由に書いて大丈夫です。ただ、いきなり好きに書いてもいいと言われても分かんない、書けない方もいらっしゃるかと思いますので、私が主に書いていることを箇条書きにしてお伝えします。

  1. 感謝したいことを3つ書く

  2. 今日気づいたこと、感想を書く

  3. 明日やりたいことを3つ書く

例)最初は裏紙で十分。文も多少おかしくてもよし!

です。これに追加で書きたいことを増やしても可です。
例えば、3を派生させてそのうち一つは必ずやり遂げるべきことを書くだったり、何でやりたいと思ったのかを書いたり、2から気づいたことを何に活かせるか具体的に書くだったり、本当自由です。このノートは自分なりに作り上げていってください。
 あ!大きなノートとか、立派なノートは買わなくて大丈夫です。10分でも15分でも小さな時間、毎日書くことが大切なので、A5.A6とかのサイズ感から始めるのがをオススメです!(私は無印さんの無地スリムノート(290円)をずっと使っています。)

振り返りノートを書き出して何が変わったか

何を得られるかって大事ですよね。私自身が書いていて得られたものは、自信とクリアな頭ですね。えらい抽象的な言い方と思われてしまうかもしれませんが、とても大切なことです。
 まず1つ目、自信について。大きく出遅れた私に取って、一度精神的に崩れた私が卒業後に就職をできるのか、尚且つ賞なども取ったことがない私を欲しがってくれる所はあるのだろうか、能力的にも大したことのない自分はフリーターになるのかな…などたくさんの不安がありました。そして自信も一切ありませんでした。では、何故無事に就職でき、そこで一番の業績を収めることができ、1年ちょっとでメガベンチャーに転職をすることができたのか。
 それは私は私のことを毎日研究して、できることを伸ばす為に何をすればいいかを知っていて、出来ないならどうすればそれをクリアできるのか案を出して行動してみる。それを一つ一つクリアしていることをノートで毎日書くことで成長含めて、進んでいることをいつでも見ることが出来たからです。毎日のやっていることはそれほど大きなことではないです。ただそれを毎日積み重ねていった時、1年でもかなりやってきたことが分かり自信もつき、さらに加速度的にやれることが増えて行ったのです。その時の感情を知れるのもとても面白いですよ。(このノートは転職活動で軸や価値観などを棚卸しをする際にも大いに役立ちました。)

2つ目はクリアな頭です。これは、本当に大切ですね。机の上も、PCのデスクトップも何でもかんでも置きっぱなにしていたら作業が滞ってしまう、動きが悪くなりますよね。頭の中も同様で、余計な悩みや不安を置きっぱなしにして、さらに仕事に必要な知識などを入れて、トラブルのこと、家庭のこと、様々な問題を同時に置いておくと頭の中はクラッシュして正常な働きができなくなります。別々の問題の糸がこんがらがって複雑骨折状態になります。そうならない為に振り返りノートは大いに役立ちます。私は1日の終わり、眠る前に書くのですが、不安に感じていることをしっかり言語化して悩みを特定すると、解決する為にできることが何かまで見えてきてスッキリ眠ることができます。そして、頭の中であれもしなきゃこれもしなきゃを放置せず、やるべきこと、やりたいことをしっかり書いておけば優先順位など見えてきて、明日終わらせること、少し後でもいいことなど分かってさらにスッキリします。それでも眠れないなんて日があれば、もっと考えたいことがあるのかも、気づけていない心の不安があるのでは?と寝ることは一旦忘れて書くことにしています。無理に寝ようとすると余計に時間がかかって3時まで悶々と…となりかねないので。笑

まとめ

やった方がいいことなんてまだまだたくさんあるけれども、どうしても始められない。始めてもすぐに挫折してしまう方は多くいらっしゃると思います。わたしも何度かノートから離れてしまったことがあるのですが、そういった場合、こうでなければいけない、もっとこうしなきゃが強く出過ぎて完璧主義的になっちゃてることが多いんです。なので、今日は疲れ過ぎて、振り返るのもしんどい、書くことないや、みたいな日はノートを開いて『ありがとう』『今日もお疲れ様』『ゆっくり休んで』でもいいので、スモールアクションをしてみて下さい。始められない人はスモールスタートで、A6とか本当に書くとこがちょっとしかないメモパッドに一文だけ書くからスタートでもいいと思います。完璧な行動一回より、小さくとも毎日の行動を積み重ねることがとても大切です。

悩んでる方やこれから頑張りたい方の一助にでもなれば嬉しいです。では、また『1ヶ月 毎日 本を読む』にて!

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