こんにちは☺︎
心理カウンセラー・メンタルコーチの
江杉侑記(えすぎゆき)です( Ü )

前回は「なぜあなたから苦しみが消えないのか」でした↓

今日は、みなさんが
よく耳にされているであろう言葉
「自分軸」について、
あの高明な心理学博士の
深い言葉とももに
深掘りしていきます。

お楽しみに☺︎

■ 揺れる心

私たちの気持ちは、日々揺れるもの。

自信満々な時もあれば、
逃げ出したいほど
自信がもてない時もある。

人にやさしくできる時もあれば、
イライラして
冷たくしてしまう時もある。


強くなったり、
弱くなったり、

前向きになったり、
後ろ向きになったり、、

ポジティブな時もあれば
ネガティブな時もある。

いつもいつも同じ状態、
ということは
生きている限り
ないことだと思います。

■ 逆の自分を受け容れる

そんな揺れる自分がイヤで
「揺るぎない自分軸を確立するぞ」
と決意しても、
プロセスの中で
その逆の場面はよく出てきますよね。


人に左右されてしまったり、
迷って決断できなかったり、
人が気になって行動できなかったり、、

決意しても
そうやって揺れてしまう自分に
がっかりしてしまうことも
あるかと思います。

でも、
「良くないものだ」と考えがちな
このようなことも、
実は、人それぞれ身につけている
自分を守る術であったりもします。


そして、そんな
「逆の場面」こそ受け容れていく
ことが大切なのです☆


人間の心の逆説的な特徴なのですが
「良くないもの」だと
抑えつけると、
余計にそれが
出てきてしまうからです。


例えば、
「いつも人に左右されてしまう人」が
「人の意見にまったく左右されないぞ！」
という境地を目指すと、

逆に「できない」ということに
焦点が当たってしまって、

90%できても
残りの10%が
気になってしまうものです(-_-)

そうではなく、
「人に左右されている自分」こそを、
ちゃんと受け容れていくのです(๑˘ᴗ˘๑)


50％できている自分と、
50％できていない自分。

その両方を
「両方ともそれでいいんだよ」と
受容するスタンスこそが、
【自分軸】を太く、力強くしていく
ことになるのです。

最終的に
「人の意見に左右されなくなる人」
というのは、

人に左右されてしまう自分も
受容するのを
積み重ねていく中で、

人の意見に耳を傾ける柔軟さも
もちながら、

時に人の意見に揺れてしまう
自分もゆるしながら、

でもその土台には
自分の人生哲学を
しっかりもって生きている、

そんな人なのかもしれません。

■ 震えているから、安定している

失敗して自信を失ったら
その自分を
しっかり弁護してあげて、
受け容れてあげてくださいね(*˘ᗜ˘*)

その先に、
真に自分に自信を持つ
人に左右されない自分が
現れてきます。

失敗や挫折というプロセスを経て
できあがった自分は
とても強いものです。


「自分は前向きな明るい気持ちを
常に保つことができない。
気持ちが揺らいでしまうことは
良くないことだ」

そう考え
ご自分を責められている方も
おられるかもしれません。


でも、、
揺らぐこと、震えることは
むしろ必要なことなのです。

・
・

心理学者のユング博士は
「軸はある程度
震えている方が安定している」
とおっしゃいました。


例えば、独楽(コマ)は
中心軸を持ちながらも、
時に大きく揺れ、
大きく傾き、
大きく動いたりします。

いつもいつも
キッチリ垂直な角度で
キッチリ同じ場所で
回っているわけではありませんね。


震えながら
揺れながら
傾きながら
動きながら

そんな自由なしなやかさを
自分にゆるしているからこそ、
独楽は長い時間
倒れることなく
回り続けていられるのです。


車のハンドルの「遊び」のような
部分があるからこそ
安定して
回り続けていられるのですね。

ガチガチの絶対にブレない軸
ではなく、
適度に揺れ、適度に震える、
柔軟さを持つ軸の方が
結果的に
長く安定を保つことができるのです☺︎


そうなんです、
揺れること
震えることは
決して悪いことではなく、
「自分軸」の確立のためには
実は必須なことなのです(*´◡｀​*)

■ 軸を強化するもの

あなたの中の
ポジティブな面も、
ネガティブな面も、
どちらも
あなたの大切な一面です。


自分に生まれてくる
さまざまな気持ちに
良い悪いのジャッジを
することなく、

ひとつひとつ丁寧に見つめ、
じっくり味わい、受容し、
自分の「全体性」を受け容れ、
愛せるようになっていく。

そのプロセスこそが
【丈夫でしなやかな自分軸】
につながるのです。


不安や落ちこみ、
失敗や挫折も、
排除することなく
ちゃんと受容していく。

不安も失敗も
自分の内側に
ちゃんと蓄えていく。

その上に作られていった
【自分軸】は
しなやかで強いものです。


そうやって出来上がっていった
【自分軸】は
どんな揺らぎを経験しても、

折れることなく、
倒れることなく、

大きく傾き、
大きくしなってから、
ゆったりと元に戻る” 底力 ” が
蓄えられているからです✧ (*˘ᗜ˘*)

逆に、
失敗経験の少ない人はもろい
ものです。

微妙な揺れ、震え、傾きを
経験していないので、

いざという時、
わずがな揺れに大きく反応し、
土台から全部が
倒れてしまうのです(@_@)

・
・

震えながら、
揺れながら、

私たちは
少しずつ、少しずつ
人間的に成長しています。


ポジティブな自分も、
ネガティブな自分も、

うまくいく自分も、
失敗する自分も、

その両方を経験するからこそ、
【自分軸】というものは
太く力強くなっていくのです。

私も日々
震え、揺れ、
傾きかけたりしています笑

そんな自分を
「あぁ、私、震えてるなぁ」
「今、揺れてるよなぁ」と
否定することなく、
見守りながら生きている日々です。

お互い自信を持って
震えて、
揺れて、

失敗して、
不安になって、

ガチガチの自分軸ではなく、
【丈夫でありながら、柔軟でしなやかな自分軸】を
じっくり作っていきましょう(*Ü*)**.¸¸♪"
 

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☆ 江杉侑記ってどんな人？

心理カウンセラー・メンタルコーチとして
活動させていただいている経緯など、
綴っております。

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さいごまでお読みくださり
ありがとうございました。

あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように。


～安心感と自己信頼感に満たされた人生を～

幸せな自己実現の専門家　江杉侑記