見出し画像

マルチタスクが体を歪める

どうも、麻呂兄ちゃんです。

身体トレーニングが趣味の健康オタクですが、
新しい気付きが生まれたので書きますね。

さて、四足歩行の動物を模したトレーニングがあるのですが、
自分もよくやっていて、この間久しぶりに東京からはるばる栃木まで指導を受けに行ってきました。

テーブルトップポジションと言われる、四つん這いのポーズがあり、そこから派生させていくのがベースです。
なぜ四つん這いが良いかと言うと、股関節から首までの連動性を掴みやすいからなんですね。

立っていると基本的なイメージでは、足、ひざ、腰、胸、肩、首、頭まで基本直線状ですよね。
ただ、日常でいたるところに支障が起きる。
腰、膝、肩、最近ではスマホ首と呼ばれて首なんかも。
直線状のはずなのにどこかで歪みが生じているんですね。
それは、毎日肩に掛けてるバッグかもしれないし、座った時の膝組かもしれない。何が言いたいかと言うと習慣から来ているんですね。
スマホ首なんかは特にスマホを見る習慣ですから分かり易いですね。
習慣と言うよりもはや中毒かもしれないけど。

習慣から来ているので、人それぞれ少なからず歪みは生じています。
右重心左重心、大小の差はあれど、背骨どちらかに曲がっているってことはあります。

この歪みが大きくなっていくと痛みとなって体に不具合が出てくる訳ですね。

詳しいトレーニング内容は端折りますが、その歪んだ部分、使いすぎてしまっている筋肉、あるいは、使わなくなった筋肉などなど体の状態を掴むのに四つん這いはとても良いトレーニングなんです。

僕自身、トレーニングは好きなので大分整っていると自負しておりましたが、まだまだ未熟でしたね。

今回気付いたのは、僕はお尻の筋肉がとても弱かったこと。
特に左側。

元々僕はぎっくり腰を3回経験しており、全て左側が凝り固まっていることが原因でした。

この原因がようやく10年かけて分かりました(笑)

左のお尻の筋肉が極端に弱いことです。

筋肉の仕組みは面白い物で、筋肉同士が引っ張り合っているんですよね。
例えば、腰をそれば、胸が張るように、腰と胸で引っ張り合いますよね。

さて先ほどの場合だとどうなるか。
左のお尻が弱いと対角に位置するのは、右の肩甲骨周りの筋肉なんですよね。

昨年僕は、右肩がめちゃめちゃ弱くて、腱板断裂の疑いも出たほどでした。
現在治療、リハビリ中ではありますが、この原因の1つは、左のお尻の筋肉が弱く、それによって強く引っ張る必要がなくなるから右肩の筋肉まで弱くなってしまったのではないかと思います。

懸垂が好きで肩を中心に鍛えてはいたけど、ここに来て、足腰を鍛える重要性を再発見しました。

さらに、このお尻の使い方と筋肉の引っ張り合いの感覚を得たら、今度はストレッチやヨガなどの感覚も格段に上がりました。

そのおかげで柔軟性の上げ方も分かりました。

何かというと、特定の部位を力むことで特定の部位を弛緩させる働きがあるということ。

ストレッチと言うと、緩めることにフォーカスしがちですが、
実は、それ以上に的確な場所を力ませれば、
ストレッチしたいところは自ずと緩んでいくんではないかと思いました。

実際、長座体前屈も開脚のパンケーキも面白いほど見る見る緩んでいきました。こんな感覚は初めてです。

くそ簡単に体は緩まるんじゃないかと思いました。

体を緩めるのではなく、脳をハッキングすればいいだけです。

ただ、現代社会で脳のハッキングはとても難しいと感じました。

マルチタスクが習慣化され、あれこれ考えてしまう。
脳のハッキングに必要なのは、特定の一か所のみを使うこと。
恐らくはじめは、他の部位の筋肉を緩めようとしてしまったり、
緩めようと無意識的に考えてしまっていたり、
シンプルに考える習慣がないからです。

事実、そのせいで体が歪んでいるのですから。

体のケアに限らず、一度にあれこれ考える癖をなくすだけでかなり楽な人生になるのではないでしょうか。

stay simple、目指してみませんか?

いや、どんな終わり方や・・・(笑)

この記事が参加している募集

今日の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?