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うつ病で休職している私が父親になった

前回までのあらすじ。

新型コロナウイルスによって職務内容の配置変換があり、新しい職務内容が合わず、夜眠れなくなる。

「うつ病は甘え」と古い考えだった私は騙し騙し会社に行っていたが、欠勤が増えていき、上司にメンタルクリニックに行けと言われ、受診した結果、中等症以上のうつ病だと診断される。

そして、休職に入り現在約半年ちょい。200連休くらいしているのであった。

詳しくは過去のnoteをご覧あれ。


さて、休職に入った昨年の6月。妻が妊娠し「うつ病で休職中だが父親になる私」が完成した。

そして、来る2022年2月27日に愛する娘が産まれた。コロナ禍だったが、無事に出産に立ち会う事ができた。とにかく感動した。

妻と娘にありがとう。お疲れ様。と心の中で言った。口に出すと涙が溢れて目の前の光景が見えなくなってしまう、そう思った。

今日、メンタルクリニックで娘が無事に産まれたことを先生に伝えた。すると、精神面で更に気を遣う事になるから、と言う事で、「エビリファイ錠」なる精神安定剤が更に増えてしまった。

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娘が産まれ父親になった瞬間、薬が更に増えた私なのであった。

でも娘がとにかく可愛い。コロナ禍なので中々会えないが、送られてくる動画を見ていると自分がうつ病だと言うことを忘れてしまう。

私にとって娘が最高のお薬であり、妻が最高の医者なのかもしれない。

つづく

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