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作家の本質

無論、出来るとも。JK作家だろうと何だろうと、キャラクターに喋らせることができなければ、物語など書けはしない。

では何故本格的にしていないのか? プロフィールにしろもっと愛想良く受けの良さそうな駄文を書いて、適当に「売れれば」それで良いんじゃないか? 私自身、何度もそう思った。

しかし、無駄だ。「戻れない」のだ。

私はあらゆる暴力、差別、迫害、とかく「生き抜く為」に何かしら技能が必要だろうと執筆を志し、ここにいる。しかしだ。それ以前は? 幼い子供として悪意など知らず、人間社会に希望を見ていた子供はいるか?

———いない。最初からいたかさえ不明だ。だから、恐らく無駄だろう。

一度試験的に試してみるのはアリかもしれないが、結局長続きするかは疑問だ。
大体が私自身がそも「そういう道のり」を歩んできたからこその邪道作家であって媚を売りあれこれするのは雑魚の役回りだと言えるだろう。

知らん。元々、売れてチヤホヤされたくて書いた訳では無いのだ。
生き残る為に、生き抜く為に、必要だから書いただけだ。それが金にならないのは何とも皮肉だが••••••現実逃避の戯言しか見れない読者など必要あるまい。

こちらの方から、願い下げだ。
大体が読むだけ呼んでおひねりを払わないというのはどうなのだ? 収入がないのかと思わざるを得ない。浮浪者じゃあるまいし、読むだけ読んで無銭飲食とは。

いいや、浮浪者でさえ、小銭くらい払うだろうよ。ここはそれ以下だ。

であれば、知らん••••••書いて、読んで、読んで、書いて、学び、成長し、執筆に活かせると突き進み続けた。だがどうやら、人間社会というのはやはり「要領」が大切であり、実際に何を突き進んだかは無駄らしい。

その程度の社会に、何の価値を見出すのか不思議だ。

話が逸れたが、私は人間社会に共感しない奴として生まれ落ちたのか、それとも、暴力や迫害の中でそうなったのかは知らん。どっちでもいい!! それより、単にその上で走り続けた以上「そういう生き方」で固定されているというだけの話だ。

それを、変えたところで長持ちはすまい。

そういう「人間的な」生き方というのに戻れない。理解は出来る。際限も可能だ。
しかし——————戻ることだけはできないだろう。

元よりあったのかとさえ思うが、いずれにせよ私に「人間の道」は有り得ない。であれば人間に合わせるだけ無駄と言える。何せ、どこにも無いのだから。

不思議なことにトランスジェンダーがどうの、という話や民族が哺乳類がという話は人間社会においてされるが、非人間のサイコパスという分類に関してだけは殺しても別に良いだろうという扱いであり、補助金は出ない。

なので、今更どうでもいい話だ。戻るつもりも別にない。

とはいえ、読むだけ読んで金も払わない蒙昧が人間だというなら、そんな社会的に恥ずかしい生き物にだけはならなくて良かったと、無い心の入れ所から思う。私は何かを買う際に金を払う主義だからな。

金に対しては敬意を払うべきだ。タダで貰うだけだなんて、とんでもない。

そうじゃないか?

ちなみに相場は文庫本だと500〜800 大判だと1500くらいだ


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