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実家暮らし、独身、定職なし女。あたたかな幸せ。

私は題名の通り、実家暮らしで独身で定職にも就いていない女。最近はタイミーで貯金がプラスになるように働いているだけ。

はっきり言って、こんなに仕事をしていないのは初めてだ。だって、こんな肩書になるのが嫌だったから。だから、一生懸命働いていた頃は今回の題名のような人を見下していた。

そして、はじめに言っておくが、
私は変な人だ。
ちょっと世間の普通とは違う価値観を持っているかもしれない。そんな変な人に興味のある人、題名のような境遇にいて、自己否定ばかりしているような人にだけ読んでもらいたい。


苦痛な自己紹介

タイミーに行くと、一人で黙々と作業する場合と、グループで協力して作業する場合がある。グループで協力する場合は、一緒になった人によっては自己紹介というか、会話の中から、どこから来たの?とか結婚してるの?とか聞かれることがある。そんな時、私は自分のことを話したくないといつも思っていた。だって、世間で言う負け犬だから。

変な幸せの基準

負け犬なんて言葉、私は嫌い。
犬に失礼だし、結婚したら勝ち組って、冷静に考えるとかなり変だと思わない?

だって、現実には離婚する人もたくさんいるし、子育てにうんざりしている人、喧嘩がしょっちゅうなんて夫婦はごまんといる。むしろ、いつまでも幸せでラブラブな夫婦ってほとんど聞かない。それなのに、結婚したら幸せになれるって変だと思わない?

一人の幸せ

私は実は、結婚して子どもがいる人に嫉妬していた。幸せそうな結婚式とかわいい子どもとの写真を見れば、誰もが憧れると思う。でも、私は高校生の頃、私には結婚生活は無理だししたくないと思っていた。なにせ、人とずっと一緒にいることがかなりストレスになる気質があるから。いくら家族だとしても無理。家族でご飯を囲むのも私は好きではない。楽しいときもあるが、毎日となると、今日は一人で食べるねと言いたくなる。私はやっぱりちょっと変わっていると思う。だから、世間で言う幸せは私の中の幸せとは大違い。

同じような人はいるのだろうか?

実家暮らし

私は19歳から一人暮らしを始めた。早く家を出て自由に暮らしたかった。しかし、33歳になった今、実家暮らしが始まった。

どんなに心を壊しても実家には住みたくなかった。それは私が頑なに思っていた実家暮らしという肩書が嫌だったから。そして、ちょっと前までもそう思っていた。早く家を出てまたいろんな経験がしたいと。でも今では、やりたい仕事もないし、何かをしたいという情熱もない。これで一人暮らしがしたいというだけでしたくもない仕事を朝から晩まで月から金までまだ働くようになるのかと思うと、それだけで憂鬱になった。

世間の目を気にするばかりに、
今ある幸せなんて目に入っていなかった。

帰る場所がある幸せ

私はたまたま家族に恵まれて生まれた。
人によっては実家もない人もいるだろう。
これは信じるか信じないかはあなた次第だが、人は、この世に生まれる前にどんな環境に自分を置き人生を送るかを決めてくるという。ちゃんと、自分に課す試練を決めてきているんだ。自分に課す試練が辛い人こそ地球での転生の回数が多く魂が磨かれた存在だと言う人もいる。特に目が見えなかったり耳が聞こえなかったり、そんな障害を持った人は、魂のレベルが高いと言われている。

ちょっと余談になったが、私はそんなわけで比較的甘えられる環境を選んだようだ。でも、せっかく愛ある環境で産まれたのに、世間の目だけを気にし、今ある環境に対する幸せなんて、ちっとも気づいていなかった。感謝なんてせずに、親のもとに住まわせてもらっているくせに、不満だらけだった。

家族の愛

世間では、大人になったら独り立ちするべきだって言われるけれど、それは、経験したい人がすればいいことだ。

大切なことは、今ある環境にどれだけ感謝できるか。

私はすっかりこれを忘れていた。

世間でこう言われない?

親がいつまでも元気だと思うなよ?
いつか一人になったとき、頼る親はいなくなるんだ。金も頼る人もいなくなる。寂しいぞ。

私は思う

親にも限られた命がある、そしてあなたにも。だからこそ一緒に暮らす。でももし、あなたにやりたいことや情熱があるのならぜひ挑戦してほしい。それこそ、命は限られているから。でももし、今の私のように、何にも情熱がないのなら、今ある環境に感謝すべきなのかもしれない。

実家暮らしでやってはいけないことが、親まかせに生活することと感謝を忘れること。

一緒に生活をするなら協力することを忘れてはいけないし、思いやりを忘れてはいけない。もしできないのなら、親のもとにいるべきではない。

だって、そこには愛がないから。

いつか問題を起こしてしまう。

あまりしない仕事

私はなにか情熱を持って仕事がしたい。
ずっとそう思っていたが、そんな仕事にはまだありつけていないし、命を削ってまでしたい仕事は見つかっていない。実際、そんな仕事にありつける人こそ少ないと思うが、したくない仕事なら、無理してお金だけのために人生を費やす必要はない。

タイミーで働いたとき、時給に目がくらみ、お金欲しさにいつも余裕のない顔をして、イヤイヤ働いている人もいた。そんな人に幸せは来るとは思えない。いつも楽しそうに助け合って仕事をしている人の方が、断然幸せを手に入れられる。明るい先の見えない無理ばかりしていると、不幸せにまっしぐら。そんな人は決まって不満ばかり。私は危うくそうなるところだった。いや、なっていた。なにせ住まわせてくれている、こんな優しい家族に対しても不満ばかりだったのだから。

仕事の成功者は、みんな情熱を持っている。
だからあなたも情熱を持って!って言われても、情熱って、持てって言われて持てるものではない。情熱は自然に溢れ出てくるものだから。私はずっとこの情熱を探していた。でももうやめた。無いものは無い。

自己否定

なんで私には強い思いがいつも欠けているだろうって、なんで仕事も続かないんだろって思っていた。でも、私はそういう人生を選んできたらしい。

それでも、こうなったらいいなぁっていう妄想はしつつも、今ある環境に感謝して、自分ために、誰かのために日々生きているだけでずっと幸せだ。

周りの目なんか気にしない。
世間の言葉はなんか変だよ。

あたたかい言葉

私はね、結婚されてるの?って聞かれて、いえ、独身ですって言ったら、あら、ごめんなさいって言われたことがあった。私は独身でいることをあえて選んでいるのに、ごめんなさいと謝られると、まるで私の人生が幸せの道から遠のいていると思わされているようだった。

日本人はすぐに謝る性質があるけど、これは本当に相手を思って言っていることなのだろうかと思うことがある。怒っていないのに謝られると、あたかも自分が悪いことをした気分にさせられることもある。

人に言葉をかける時は、あたたかさをのせた言葉をかけたい。私もきっと、知らずに人を傷つけてしまっているだろうと思う。だから、相手を思いやることを意識する。

人の心を軽くしてあげられる、あったかい言葉をつかっていこう。

人に流されずに、本当に大切なことを自分自身に聞く。

そこには、たくさんの幸せがあることに気づくから。

私は海外女一人旅に行ってきた。
これにはかなりの情熱があった。
インドとエジプトだ。

特にインドでは最高の経験をした。
こうやって、人の心のあたたかさを身に滲みて知ったのもインドへ行ってから。
YouTubeでショート動画も載せています。
なんの編集もしていないかんたんな動画です↓

悪い心に負けないで。
あたたかくて明るい心を思い出そう(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠♡


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