有酸素運動には競技力を上げる効果がある
筋トレや瞬発系スポーツの愛好家の中には有酸素運動を行わない方も多いと思います。
では身体作りに有酸素運動は必要ないのでしょうか?
また、有酸素運動が必要なら競技力向上にどう貢献するのでしょうか?
【筋トレ・有酸素運動それぞれの強化ポイント】
筋トレ→筋肥大、神経経路の強化
⇒パワーアップ
有酸素運動→心臓の強化、小動脈の増加、筋中のミトコンドリアの成長促進
⇒スタミナアップ
※強化されるポイントがだいぶ異なるのでどちらか一方では不十分になります。
【運動による健康メリット】
心身の健康の為の運動によるメリットは、
・心臓病や糖尿病、脳梗塞などの重大な疾患の予防、改善
・関節炎などの運動器疾患の予防や症状改善
・鬱などのストレス性疾患の予防、改善
・認知機能の改善
などが
代表的な運動効果となりますが、これらの効果は筋トレよりも有酸素運動により密接に関連しているといわれます。
※筋トレにコレらの効果がない訳ではない。
【有酸素運動によるパフォーマンス向上効果】
マラソンや水泳などの有酸素運動以外の競技でもパフォーマンスと有酸素運動能力の相関が示唆されています。
例えば、
スノーボードW杯出場選手を対象とした研究では、エアロバイクで測定した選手の有酸素運動能力は、選手の最終順位と確かな相関がありました。
また、一見相関が低そうなゴルフにおいてもカナダの研究でランニング能力の高い選手がトーナメントでのパフォーマンスが高かったことが分かりました。
有酸素運動によりスタミナがアップし、疲れにくくなればよりフレッシュな状態で競技を継続できるので有利に働く事は間違いないでしょう。
このメリットは日常生活や仕事においても同様に働きます。
【まとめ】
スポーツのパフォーマンス向上のためにも健康的に日常生活を送るためにも有酸素運動は有効に働きます。
ランニング、水泳、自転車何でも良いので週2回程度軽めの有酸素運動を習慣化してみてください。
1ヶ月程度で実感できる効果が得られると思います。
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