あかみ@マッチョサブ3ランナー

趣味はマラソン、トレイルランニング、筋トレ/ マラソン歴20年で42歳の時にようやくサ…

あかみ@マッチョサブ3ランナー

趣味はマラソン、トレイルランニング、筋トレ/ マラソン歴20年で42歳の時にようやくサブ3達成/ベストは2:51:08/目標はフィジークにも参加してフィジーク+サブ3のフィジ3達成/現在1RMベンチ108デッド200スクワット120 トレーニングの方法やグッズレビューなど発信

最近の記事

細切れ運動のススメ

『有酸素運動は20分以上やらないと脂肪が燃焼しない』という説があります。 コレは本当なのでしょうか? 結論からいうとこの説には科学的根拠がありません。 しかし、この説は広く世間に知れ渡り運動のハードルを上げてしまっています。 そもそもこの説の根拠となっているのは、 ①強度の強い運動では開始から20分程は糖質をエネルギーとする ②20分程が過ぎると体内の糖が枯渇して脂肪がエネルギー源になる という事です。 しかし、低強度で空腹時であれば、はじめから脂肪がエネルギ

    • 有酸素運動には競技力を上げる効果がある

      筋トレや瞬発系スポーツの愛好家の中には有酸素運動を行わない方も多いと思います。 では身体作りに有酸素運動は必要ないのでしょうか? また、有酸素運動が必要なら競技力向上にどう貢献するのでしょうか? 【筋トレ・有酸素運動それぞれの強化ポイント】 筋トレ→筋肥大、神経経路の強化 ⇒パワーアップ 有酸素運動→心臓の強化、小動脈の増加、筋中のミトコンドリアの成長促進 ⇒スタミナアップ ※強化されるポイントがだいぶ異なるのでどちらか一方では不十分になります。 【運動による健

      • POF理論

        【POF理論とは】 POFとは「Positions Of Flexion」の略で、「屈曲の位置」を意味します。 理論の目的は 『様々な角度から筋肉に刺激を与えることで筋肉は効率よく肥大する』事となります。 具体的には同部位をトレーニングする際に3つのポジションを意識してメニューを組みます。 3つのポジションとは ①筋肉が短縮したポジション(コントラクト種目) ②筋肉が伸張したポジション(ストレッチ種目) ③その中間のポジション(ミッドレンジ種目) で『最大の負荷が

        • 坂道トレーニング

          前回の記事で『坂道トレーニング』について触れたので、今回はもう少し『坂道トレーニング』を深掘りしていきます。 【坂道トレーニングの効果】 ・上り→心肺機能向上 ・下り→筋力強化、フォーム改善 コレらが主に期待できる効果になります。 逆にいうと 上りでは着地の衝撃が少ないので膝や腰などの関節へのダメージは少なくなり、 下りでは心肺機能にはさほど負担がかからなくなります。 故障や体調不良などで負担をかけたくない場合などは状況に合わせて選択的にトレーニングをすることも

          ポジティブムーブメントとネガティヴムーブメント

          今回も基本的なトレーニング用語についてのまとめです。 ポジティブムーブメントとネガティブムーブメントもトレーニングを理解する上では必須の知識となります。 【ポジティブムーブメント】 コチラは ・筋肉が収縮しながら働く動きになります。 ベンチプレス→バーベルを上げる スクワット→立ち上がる デッドリフト→身体を起こす といった動きがポジティブムーブメントにあたります。 ポジティブムーブメントは等張性収縮の短縮性収縮(コンセントリック)ともいいます。 やや専門的な

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          多関節運動と単関節運動

          今回は筋トレで知っておくべき、エクササイズの基礎知識の1つ 多関節運動と単関節運動についてまとめていきます。 【多関節運動】 [概要] 多関節運動はコンパウンド種目とも呼ばれ複数の関節が動く運動になります。 具体的には ・ベンチプレス→肩関節と肘関節が動く ・スクワット→股関節、膝関節、足関節の他、脊柱や肩関節なども運動に関与する ・デッドリフト→股関節、膝関節、足関節の他、脊柱や肩関節、手指なども運動に関与する などになります。 [特徴] ・多くの筋肉を

          トレッドミルについて

          今回はトレッドミルと屋外ランニングは どう違うのか? どの程度違うのか? ランニング効果は? についてです。 【トレッドミルと屋外ランニングの違い】 ・トレッドミル→床が移動する ・ランニング→身体が移動する ①トレッドミルは身体の中心が動かず、足を前後に動かしているだけたのでランニングとは別物 ②トレッドミルが一定の速度で動く限り、空気抵抗がない事を除けば、ランニングと同じ トレッドミルとランニングの比較は様々な研究が行われていますが、大きくは上記の①②

          補給食選手権(ようかん編)

          今回はトレランやマラソンの補給食で良く使われる『ようかん』の比較レビューをしていきます。 なぜコレをお伝えしたいと思ったかというと昨日たまたまセブンイレブンで素晴らしい『水ようかん』に出会ったからです。 私は胃腸が弱く100㎞を超えるようなレースでは気持ち良く走り切れた事がほとんどなく、補給食もあれこれ悩む『補給食難民』なのです。 今回は以下の3つの商品をセブンイレブンの水ようかん目線で比較します。 ・セブンイレブン なめらかあんの水ようかん ・井村屋 スポーツようか

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          ランニングとダイエット

          ランニングは手頃な有酸素運動で体脂肪燃焼効果が高くダイエットには最適な運動といえます。 ※ここでは『ダイエット=体重減量』とさせて頂きます。 また、マラソンやトレイルランニングなど競技としてランニングを行う場合においてもダイエットで減量することは競技力向上につながります。 このようにランニングとダイエットは深く切り離せない関係となります。 今回はランニングとダイエットについて ①減量のためのランニング ②ランニングのための減量 の2つの目的についてまとめていきます

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          塩分について

          毎日暑いですね。 熱中症対策には水分、塩分補給が大切なのはご存知ですよね。 しかし、実際には水分補給ばかりで塩分不足の方が非常に多いようです。 塩分を取らずに水分ばかり取っていると体内の塩分濃度が下がる為、熱中症のリスクを上げてしまうこともあります。 水分1リットル当たり1〜2gの塩分を取るようにして熱中症にならないよう気をつけてください。 今日は健康における塩分の重要性についてまとめていきます。 【塩の役割】 塩のナトリウムは細胞の外側を構成する成分です。

          トレーニング記録(筋トレ用)

          みなさんトレーニングの記録はとっていますか? トレーニングで継続的に結果を出す為には記録をとることはとても重要です。 【トレーニング記録の重要性】 ・バルクアップしたい ・ダイエットしたい ・大会に出たい 人それぞれ様々な目標やトレーニングの目的があります。 しかし、闇雲に曖昧な記憶やカンに頼りトレーニングを続けてもなかなか結果はついてこないのです。 しっかりとした戦略を持って論理的に効率よく最短ルートで目的を達成する為には現状把握→トレーニング→栄養→休養のサイ

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          トレーニングとリカバリー

          トレーニングの目的には大きく ①生理的限界を高める→筋肉や心肺機能など基礎体力の能力向上 ②心理的限界を高める→根性、我慢強さの強化 ③スキルを身につける→各スポーツにおける専門的なスキルを獲得する があります。 このうち②③についてはトレーニング中に改善、獲得できる部分が多くなります。 しかし、①生理的限界が高まるのはトレーニングをしていない時間になります。 『身体はリカバリーによって強くなるのです』 今回は筋トレを中心にこの『リカバリー』についてまとめてい

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          強くなる為のランニングメソッド

          ランニングにしても筋トレにしてもやるモチベーションは人それぞれだと思いますが、それぞれに『やる目的』がありますよね。 『特に目的はないけどなんかやっちゃうんだよねー』とかはあんまりないのではないでしょうか? 例えば、 ランニングなら、 ・痩せたい ・マラソンを完走したい ・競技に必要なスタミナをつけたい ・サブスリーを達成したい 筋トレなら ・マッチョになりたい ・痩せたい ・自信をつけたい ・コンテストに出たい などを目標に頑張る方が多いでしょう。 今回のテーマは

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          ランニングと筋トレ

          ランニングに筋トレは必要なのでしょうか? 私はランニングも筋トレも大好きなので両方やっています。 しかし、ランニング能力だけを高めたいなら筋トレは不用だと考えています。 むしろやらない方がいいかもしれません。 ランニングと筋トレは対極にある運動なので、どちらかを極めようと思うと併用はデメリットの方が大きくなります。 【ランニングにおける筋トレのデメリット】 ①体重増加 ②ランニングエコノミーの低下 ③故障リスク増加 ①体重増加 筋トレで筋量増加→体重増加→ラン

          マシンorフリーウェイト

          今回は筋トレにおける マシントレーニングとフリーウェイトについて考察します。 【定義】 ・マシン ⇒ジムにあるピンで重さを変えるアレです。 ※スミスマシンやプレートを付けるタイプも軌道が固定されているのはマシンと考えてください。 ・フリーウェイト:ダンベルやバーベルなど軌道を自分でコントロールする器具。 ※ケーブルを使うマシン系はフリーウェイト寄りで、両者のいい所取り。 『どっちがいいの?』 という疑問にはもう答えが出ていて、結論から言うと、どちらかしか選べな

          筋トレの強度について

          筋トレについての広告でよく見聞きするフレーズ ・誰でも、簡単に ・即効で ・飲むだけ、食べだけで ・楽に(電気を流すだけ、立ってる・座ってるだけで) など、 『コレって本当ですか?』 よく聞かれます。 答えは 『多少、効果があっても満足できるレベルではないでしょうね。』 みたいになりますよね。 ※中には健康を損なうドーピングみたいのもありますので注意しましょう! 筋トレで結果を求めるなら『過負荷の原則』に従ったトレーニング強度がとても重要になります。 です