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『3小節で綴る いのち』㊶~㊹


㊶ この手首か細く白く百日紅

(このてくび かぼそくしろく さるすべり)

 季語:百日紅(夏) 


㊷ 老いた手に重た過ぎる花池に零し

(おいたてに おもたすぎる いけにこぼし)

 季語:花(春)


㊸ 走馬燈回す力も弱くなり

(そうまとう まわすちからも よわくなり)

 季語:走馬燈(秋)


㊹ 気が付けば月を見ているもうそろそろ

(きがつけば つきをみている もうそろそろ)

 季語:月(秋)


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昨日ご紹介した3句に比べると、この命、ぐっと老け込んだ感じがしますね。

自分の変化にショックを受けて軽いウツに入ってしまったのかしら。

だめだめ、そんな風に落ちているヒマなんてありませんよ。

泣いても笑っても終わりが見えてきたなのら

死ぬ気で生きましょ、おまけの命。

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今、『3小節で綴る いのち』という句集を作成中です。私から出てくる「俳句もどき」を50句並べて、命の始まりから終わりまでを描写します。毎日3句ずつこのマガジンでご紹介しますので、命の成長の過程を暖かく見守っていただけると嬉しいです。そして、もしもインスピレーションが湧いたら、それを絵や写真に落としていただけないでしょうか。句集に掲載する挿絵や写真を募集しています。バックナンバーはすべてマガジンで無料でご覧いただけます。

マガジン: https://note.mu/candycandy/m/mf23390051251


【この句集の企画書】

この句集のコンセプトや販売方法等は、先日アップした企画書に詳しく書きました。ご参照下さい。↓

https://note.mu/candycandy/n/nc12813c51ece


【挿絵・写真の募集について】

力を込めて皆様にお願いしたいところなので、企画書から抜粋してお伝えしますね。

●挿絵・写真: できればnoteでお知合いになった絵描きさんや写真家さんにお願いしたい。(JPEG RGB画像、1画像のサイズ上限20MB、出力解像度350dpi、4000pixel以上の画像はリサイズ)

●挿絵・写真のお礼: 作品を使わせていただいた方には、一作品あたり1000円以上のサポートと、完成した小冊子1冊を贈呈。(「1000円以上」とぼかしてしまってすみません。そして何より、僅かなお礼でご免なさい。失礼を予めお詫び申し上げます。)

●挿絵・写真のネーム: 挿絵のすぐ近くの余白に明示。希望に応じて絵描きさんや写真家さんの連絡先も掲載。

●挿絵の募集時期: 11/1募集開始。

●挿絵の募集方法: 11/1以降、平日は毎日3句ずつ、『3小節で綴る いのち』のマガジンで紹介。土曜は前日までに紹介した分をまとめて紹介。


「応募するよ」という方、

コメント欄でも、クリエイターへの問い合わせからでもかまいません。意思表示をお願いします。その際「●番の句からイメージする作品」と指定して下さっても結構ですし、「全体的なイメージに合う作品」という形でもかまいません。ご質問も喜んでお受けします。ご連絡をお待ちしております。

「とりあえず50句全部先に見せてよ」という方、

その旨ご連絡下さい。50句全部を記載したワード文書をお送りします。でもその際は、このマガジンで50句全てのご紹介を終えるまで、他の方にはお送りしたものをお見せしないで下さいね_(._.)_💕。

通りがかりでたまたま立ち寄って下さった方、

この企画専用のマガジンをフォローしていただけると嬉しいです。↓

https://note.mu/candycandy/m/mf23390051251

それでは、また明日!

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