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Fashion × Business × Technology. 生成AI、NFT、XR・メタバース関連を中心に発信します。

最近の記事

[2024年3月・ファッションテックニュース] Maison Margiela初のフィジタルNFTからDressXの生成AIを取り入れた新ツールまで、注目ニュースが目白押し!

StockXがApple Vision Pro用の没入型ショッピングアプリをローンチ スニーカーやストリートウエアを中心に取り扱うオンラインマーケットプレイス「StockX」が、Apple Vision Pro用の没入型ショッピングアプリをリリース。 ユーザーは、手と目の動きを使い、(全製品の)カタログや自分以外のユーザーがアップロードしたコンテンツを閲覧することができるほか、リアルタイムのインタラクティブな市場データにアクセスすることも可能。 Maison Margi

    • ラグジュアリーファッションブランド・企業の2023年10-12月期 & 通期の決算

      要旨・全体として、各カテゴリーのリーダー的なブランド、最高級ブランドが強い印象で、中でも「Hermes」の強さが際立つ。 ・Kering傘下の「Bottega Veneta」を除き、「Brunello Cucinelli」、「Ermenegildo Zegna」、OTBの「JIL SANDER」、Prada Groupの「Miu Miu」、LVMHの「Loro Piana」などクワイエットラグジュアリー系ブランドは総じて好業績。特に「Miu Miu」の成長率は圧倒的。 ・

      • [2024年2月・ファッションテックニュース]Apple Vision Pro発売、Fashion Weekではフィジタルファッションが急浮上

        Apple Vision Proが発売、J.Crew, Mytheresaなどが没入型ショッピングアプリをリリース 2月2日、米国でApple Vision Proが発売。Appleによると、発売日時点で600以上のVision Pro向けアプリが利用可能に。 J.Crew、Mytheresaなどの企業は、没入型ショッピングプラットフォームを提供するObsessと共にVision Pro向けのバーチャル店舗を開発。 商品を実物以上の大きさで見ることができ、没入感のあ

        • 専門家の考える画像生成AIプラットフォームの適性、ファッションデザイナーに求められるスキルの多様化などについて

          先日、米国のオンラインファッションメディア「The Business of Fashion」が、どのようにアパレル企業は生成AIを業務に取り込むことができるかというテーマで作成したレポート「Incorporating Generative AI Into the Fashion Workplace」を公開しました。 その中から、画像生成AIに関連した箇所や求められるスキルなど、デザイナーに役立つと思われる部分を抽出して紹介します。 専門家の考える画像生成AIプラットフォー

        [2024年3月・ファッションテックニュース] Maison Margiela初のフィジタルNFTからDressXの生成AIを取り入れた新ツールまで、注目ニュースが目白押し!

        • ラグジュアリーファッションブランド・企業の2023年10-12月期 & 通期の決算

        • [2024年2月・ファッションテックニュース]Apple Vision Pro発売、Fashion Weekではフィジタルファッションが急浮上

        • 専門家の考える画像生成AIプラットフォームの適性、ファッションデザイナーに求められるスキルの多様化などについて

          【2024年1月・ファッションテックニュース】今年はメタバースやデジタルファッションへの注目が再興するか!?

          これから定期的に、ファッションテック(主にAI、NFT、XR・メタバース )関連のニュースをまとめた記事を出していこうと思います。 もう二月も半分過ぎてしまいましたが、まずは先月のニュースを振り返ってみたいと思います。 Gmoney氏のブランド「9dcc」が “フィジタルブランド・オブ・ザ・イヤー” を受賞 Web3領域でのインフルエンサーであり、NFTコレクターとしても知られるGmoney氏が手がけるフィジタルブランド「9dcc」が、ダボスで開催された2024年世界経

          【2024年1月・ファッションテックニュース】今年はメタバースやデジタルファッションへの注目が再興するか!?

          生成AIとファッションデザイン(後編)〜ブランドのクリエイティブでのユースケース〜

          生成AIとファッションデザイン(前編)では、生成AIがどのような変化をもたらす可能性があるかについて、(中編)では、生成AIを利用する上でのリスクについて書きました。 この(後編)では、ファッション企業のクリエイティブにおける実際のユースケース(活用例)に焦点を当てます。 広告キャンペーン(イメージビジュアル)まず、広告キャンペーンでのユースケースを見ていきたいと思います。 おそらく、クリエイティブ面における生成AIのユースケースで一番多いのが広告キャンペーンです。

          生成AIとファッションデザイン(後編)〜ブランドのクリエイティブでのユースケース〜

          生成AIとファッションデザイン(中編)〜リスクを考える〜

          前回の記事では、クリエイティブプロセスにおいて生成AIがもたらす可能性のある変化について考察しました。 画期的で、クリエイティブ面においても非常に大きな変化をもたらすことが予期される生成AIですが、その反面、リスクも未知数です。 ここでは、ビジュアル表現関連のリスクに焦点を当て、現時点で専門家やメディアによって指摘されているリスクについて整理し、考えてみたいと思います。 著作権の問題 生成AIのリスクを考えるときの一番の悩みの種が、著作権の問題です。 何故かと言うと

          生成AIとファッションデザイン(中編)〜リスクを考える〜

          生成AIとファッションデザイン(前編)

          昨年は年明け早々、ChatGPTが大きな話題となり、様々なメディアが生成AIを特集するなど、正に生成AI一色の年でした。 マッキンゼーの分析によれば、生成AIは今後3~5年で、アパレル、ファッション、ラグジュアリーの分野の営業利益に1500億ドルから2750億ドル(慎重に見積もって)を加える可能性があるとのことです。 さらに、ファッションの領域において生成AIがもつ潜在価値の四分の一は、デザイン・企画での利用によって解き放たれるとのことです。(出典元:The state

          生成AIとファッションデザイン(前編)

          AI、NFT、XRが融合する世界で、ファッションブランド、クリエイターが手にする機会

          はじめに ここ数年で、AI、NFT、XR(クロス・リアリティ)といった新しいテクノロジーが急速に進化していて、情報量があまりにも多く、ついていくだけで精一杯とさえ感じています。 ファッションメディアは数多くありますが、こうした新しいテクノロジーとファッションに焦点を当てているような日本のメディアを見かけないため、一個人として発信していこうと決めました。 AI、NFT、XRというテクノロジーは、ファッションビジネスを根本的に変える可能性を秘めていると個人的には考えています

          AI、NFT、XRが融合する世界で、ファッションブランド、クリエイターが手にする機会