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第二回「しんにんのほうにん」


五子登場

かわいい

第二話について。
 
この回は、五子の初登場回。
 
つまり、五子の誕生日でもあります。

が、第一話と同日配信のため、五子も四剣豪と同じ7/26生まれということになります。
 
スゴイグウゼンダナー。(流石にそろそろ怒られそう)
 
さて、五子は黒髪のかつらをかぶっていますが、これはシナリオ段階ではないものでした。

というより、シナリオでは長さも色も全く指定していません。
 
また、現時点ではカラーの五子を見ていないので、実は彼女の髪が何色なのかは僕も知りません。
 
むしろ、カラーが決まったら、そこから設定を生やしたいと思います。

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ビジュアルについて

カッコイイ

そう、ビジュアルに関してはほぼ完全にお任せしているのです。
※四肢の配分のようなシナリオに直接関連するものだけこちらで決めています。
 
また、五子の手足の絡繰についてもお任せしていました。
 
僕の脳内では、足首が外れてそこからブレードが出て来るようなイメージでしたが、漫画では腿が開いて出てきていましたね。
 
それを見て、その構造に合わせる形で、のちのシナリオを調整しました。
 
こういうのは、イケてる絵の側に合わせる方が絶対良いのです。

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デザイン原案

四剣豪原案
五子原案

ちなみに、僕が企画書に描いた四剣豪と五子の元デザインはこんな感じです。
 
たしかマウスで描いた気がします。何を考えていたんでしょうか。
 
これをご覧になれば、わかるかと思うのですが、どう考えても僕がデザインに口を出さないほうがいい

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謎の入れ墨

覚えのない入れ墨

謎の入れ墨に関しても特に指定はしておらず、なんとなくウネウネした感じかなと思っていたので、直線的な入れ墨で描かれているのを見て、視認性の高いデザインに膝を打ったのでした。
 
あれなら、小さいコマでもすぐにわかります。
 
そんなわけで、僕も漫画原稿を見て、毎回、新鮮に驚いているのです。

お得!

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超高速参上変態

大津宿(滋賀県)

具体的な本編の話も少し。
 
武蔵四郎が目覚めた先は、大津宿でした。
 
読み返して頂けたらわかると思いますが、第一話は品川宿です。
 
そう、東京から滋賀まで移動しているのですね。
 
そして、三之助は五子が言う通り関宿=三重県で目覚めました。
 
つまり、三之助は三重から滋賀まで走ってきたのですね。
なに考えてんだアイツ。
 
もちろん、武蔵四郎がいるという情報を得たからなわけですが、さて、誰から知らされたかはまだ秘密です。
 
だからって走って来ますかね。
なに考えてんだアイツ。

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府中宿

府中宿(三重県)

さて、一方、府中宿=静岡県で相対しているのは二郎長と一郎左。
 
四剣豪は東海道のバラバラの位置で目覚めたので、出逢うということは大移動している剣豪がいることになります。
 
この場合、大移動したのはもちろん二郎長。
 
彼はどこかに向かう途中の静岡で一郎左と出くわしたわけですね。
 
三之助のアホはともかく、彼はそんなに急いでどこに向かっていたのか。
 
これも今後明かされるでしょう。

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さて、漫画『しごにんの侍』第一話~第四話は2023年7月26日(水)より各種サイトで公開中です。

本ブログ第一回~第三回も、2023年7月27日(木)より同時公開中となっています。

次回、ブログ第四回は8月2日(水)、『しごにんの侍』第五話は翌週8月9日(水)に公開予定です。

というわけで、今回ここまで。また次回のお楽しみ。