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第一回「しごにんのおしごと」


ごあいさつ


どうも、原作担当のさわむらです。

『しごにんの侍』がお休みの週はこうしてブログで雑文を公開することと相成りました。

と言いつつ、まだ本文の執筆時点では漫画が公開されておりませんので、反響については未知数の状態。ドキドキであります。
 
さて、せっかくこういう場がありますので、毎回、制作秘話だったり、裏設定だったりをお話できればと思います。

ただし、裏設定に関しては、僕が勝手に思っているだけなので、のちに情報が公開されたりした時に全然違っていたら、ああ怒られたんだな正式採用されなかったんだなと思ってくださいまし。

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裏設定の話

 
では、その最たる裏設定から参りましょう。

キャラクターの誕生日です。

自分の中で各キャラの誕生日は、基本的に初登場したその日と思っています。

要は、最初に配信された日ですね。

「そのキャラが世の中に誕生した日」が誕生日とすると、現実に誕生している日なので、気分的にすごく祝いやすいのではないか、という考えからです。

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四剣豪は全員同じ誕生日


初登場シーン

つまり、四剣豪は全員同じ誕生日です。

すごい偶然だね……!
 
……という話を初めてここで明かしたので、読んだ関係者がびっくらこいているかと思います。しめしめ。

流石にこれは正式採用されないかもしれません。

でもいいじゃないの。

そもそも昔の日本はみんな正月が誕生日ですし、セーフセーフ。
 
続けて、各話の解説に参りましょう。

第一話については、もう見たまんまなので特になし!

……で終わったら怒られそうですね。

真面目に解説をば。

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「散る散る身散る」

ノリで生きている男

三之助が「散る散る身散る」と言っていますが、もちろんこの時代、チルチルとミチルでおなじみの『青い鳥』は存在しておりませんし、それどころか作者のメーテルリンクすら生まれていません。

三之助はセンスがどうかしているので、たまたま未来や外国の言語感覚と波長が合うこともあるようです。

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「むさしろう」と自分で縮めている

(自称)

それで言えば、武蔵四郎の「伊達男」も時代的にはなかなかギリギリな感じがしますが、語源には諸説あり、伊達政宗由来なのは間違いなさそうなので、許容しています。

しかし、センスということで言うと、武蔵四郎もなかなか自由な奴でして、戸籍的な意味で言うと「むさししろう」と読むのが正しいのですが、言いにくいので「むさしろう」と自分で縮めている、という裏設定があります。

これも今決めました。

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サラリーマン漫画原作者

 
……と、そろそろバレているかもしれませんが、本作はかなり僕の裁量で書かせていただいています。

会社に所属するサラリーマン漫画原作者としては珍しいんじゃないでしょうか。

サラリーマン漫画原作者自体が珍しいのは置いておいて。
 
ところで、自分の芸風は、ややこしい台詞を重ねて温度を出していく感じなのですが、今回は電子での配信を主眼に置いているため、スマホで閲覧した時に読みやすいように、台詞を間引いていく作業を行いました。

これは初めての経験なので、上手く行っているか、どうでしょう?

お気に召されたなら幸いです。

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さて、漫画『しごにんの侍』第一話~第四話は2023年7月26日(水)より各種サイトで公開中です。

本ブログ第一回~第三回も、2023年7月27日(木)より同時公開中となっています。

次回、ブログ第四回は8月2日(水)、『しごにんの侍』第五話は翌週8月9日(水)に公開予定です。

というわけで、今回ここまで。また次回のお楽しみ。