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好きなものをあえて先に食べるという選択

こんばんは、ちゃんちーです。

私、食べることがとても好きです。美味しいものを食べている時とても幸せを感じます。周りからも幸せそうな顔しているねとよく言われます。

そんな私を幸せにしてれる”食べ物”を通して、より素敵な人生にするために必要な考えに気づいたので、記事を書いてみます。やりたいことは思った時にやって、ベストな状態を味わった方がいい。と思えた出来事の共有です。

好きなものを先に食べる派or後に食べる派?

食べることに関するよくある質問の一つ、「好きなものを先に食べる派か後に食べる派か」という話。皆さんはどちら派でしょうか。私は「後から食べる派」です。というか、正確に言うと後から食べる派でした。今、先に食べる派に変えている最中なので、こういった表現にしておきます。

調べてみると、世の中的な傾向として、大体7割の人が好きなものを「後に食べる派」で、残り3割の人が「先に食べる派」とのこと。私も多数派の”後に食べる派”でした。そこに対してなんの違和感も不幸も感じたことはないので、今まで当たり前のように後に食べて生きてきました。先に食べる派の人の言い分を聞いたこともありますが、特段共感できたことがありませんでした。(というか先に食べる派の人にあまり出会ってこなかった)

ただ、この前ふと「先に食べる派になった方が人生もっと良くなるんじゃないか?」という仮説が自分の中で浮かびました。なぜ「先に食べる派」に変えることで人生がもっとよくなると思ったのか、その自分なりの見解を説明したいと思います。

ヒトは行動の90%以上を無意識で行っている

ヒトって、90%以上の行動は無意識で行っていると言われています。不思議ですよね、自分のことなのにわかっていない・認識せずいろんな行動しているって。自分なのに自分じゃないみたい。例えば、知らないうちに体にアザができていたり、携帯をどこに置いたかわからなくなったりとか、そんな経験ありませんか。不思議ですよね、自分で体をどこかにぶつけ、携帯も自分でどこかに置いたという行動をしている”事実”はあるのに、覚えていないって。記憶力の問題もあるかもしれないですが、ヒトが一度に意識を向けられる対象の数は数個までと限られていることが大きく関係しているようです。どういうことか、少し具体的な例でお話しします。

例えば、友達とお天気の中テラス席でランチをしているとしましょう。おそらく私たちは友達の話や食べものの味に意識を向けるため、友達の話が頭に入って返答をし話の内容を記憶に残す、食べたものの味を感じて美味しいと思える、のだと思います。ただ、その時体は同時に別の情報も受け取っているの状態なのです。テラス席がゆえに太陽の光の暑さを肌で感じていたり、空を飛ぶ飛行機の音が耳から入ってきたり、隣の席の料理の匂いが鼻から入ってきていたり、向かいの友人の奥にいる人が注文している風景が目に入ってきている。友達の話と食べ物の味以外の情報も、実は無意識的に私たちに入ってきているのです。ただ、そのことに自分自身が意識を向けていないから、気づけないのです。このように、行動の瞬間どこに意識が向けているかで、無意識的行動になるのか有意識的行動になのか、変わってくるということです。そして、無意識的な行動で得た情報は、自分の記憶に残らない・入ってきづらいということなのです。

パンケーキを最後に食べた私

無意識的な行動が90%以上であるため、自分の人生を変えるために、有意識下にある行動を自分自身で意識して増やしていく・意識の対象を自分で選んでいくということは効果的のようです。自分の当たり前から抜け出すべく、私は普段無意識でどのような行動をとり、思考をして、リアクションをしているのか、客観的に観察するようにしています。

そんなことをごちゃごちゃと考えながら自分で焼いたパンケーキ(ちなみにグルテンフリー)を食べている時に、ふと、そもそも私はなんで今日のご飯で一番楽しみのパンケーキを後に食べているのか?と思ったのです。自分の当たり前にやっていた行動に対して疑問を抱いた瞬間でした。

最後に食べたパンケーキ、確かに美味しかった。幸せを感じていたのは事実だ。でも、お腹が減っていて最初に食べた方がもっと美味しく感じられたのではないか?と。

そして、これって私の考え方の癖が出ているなということに気づきました。仕事のタスク順をつける時、人生の計画とかやりたいことリストを作ってみる時、たしかに”1番欲している楽しみを最後にとっている”時があるぞ。と。

楽しみは最後にとっておいた方がいいのか?

好きなものを最後に食べる理由は、”最後に幸せな気持ちで食事を終わらせたいから”である。同じように、人生も幸せな気持ちで最後は終わらせたいと願う人は少なくないはず。でも、今幸せだと感じるものが本当に将来も1番の幸せを感じさせるものなのだろうか?そんな疑問が浮かぶ。時代は、自分は、常に変わるのだ。そして一番幸せを感じると思っていたものが体験すると期待していたほどでもないと気づくこともある。パンケーキはたまたま美味しくできたから良かったけど、全然美味しくないと感じる可能性だってあったのだ。

それから、1番の楽しみを最初に食らうという選択をとるようにしてみた。するとこんなことを思い始めた。

・出来立てが一番美味しい。味・香り・質感、全てがベストだ。

・空腹時に食べるとより美味しく感じる。欲しい時に欲しいものは手に入れた方が幸福感が増幅しそう。

・誰が1個だけだと決めた。最初に食べて他のものも全部食べ終わった時にもっと食べたければ、おかわりという選択があるじゃないか。

・案外期待を下回る味のものもあるから、そうなったらそうなったで別の食べ物で挽回できる。期待している時間が長くなくて良かった。

どうやら、好きなものは先に食べた方がいいみたいだぞ。そして、人生の選択もそうなんじゃないだろうか。いつか、とか、定年退職になったら、とか、 結婚したら、とか、自分の意思以外の他の軸を持ち込んで待つのではなく、欲しい時に欲しいものを手に入れて味わう、という人生も、また良いのではないでしょうか。欲しい時に味わえる、なんならおかわりだってできる、先に味わうからこそ、気づきを得て次の新しい選択肢が浮かんでくるのではないか。

そんなことに気づいて、好きなものを最初に食べるという人生を歩んでみようと、小さく決意した、そんな日の話でした。誰かの一歩の後押しになったら嬉しいです。私も一歩一歩全身頑張ってますので☺️

※ただ、ベジファーストの方が痩せるらしいので、厳密にいうと先に野菜は食べる派です。

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