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目と目で通じ合う〜、は本当のようだ

こんにちは、ちゃんちーです。
みなさん、最近、人と目と目で通じ合えてますか。1日のうちどのくらい人と目を見て接することができていますか。

ちなみに、先に言わしていただくと、私は工藤静香さんの世代のではない。そして特にファンというわけでもない。
自粛生活中、人と対面で会う機会が減ってしまい、なんだか気持ち的に滅入ってきている人も多いのではないでしょうか。今朝の私がそうでした。なんか元気でない。
自粛に限らず、人と目を見てコミュニケーションをとることはとても大事だなと気づかせてもらった出来事を書きます。コンビニにいく、散歩中、なんでも良いので、一瞬でも人と目を合わせる機会を作ってみると、なんだか心地よくなるので、是非日々の生活に取り入れていただきたい。

そうは言っても、目を見て話すことは簡単なようで難しいと感じる。私は人と目を合わせて話すのはなかなか苦手で、心から気を許している人か、話しているうちに警戒心が解けた人にしか目を合わせることができない。相手が自分をどう見ているのか、どう思われているのか、伝えたいことがうまく伝わっているのか、現実を知るのが怖いからだと思う。

”たっぷり豆乳オレ”が気づかせてくれた自分の姿

大好きなコメダ珈琲での出来事。ダイエット中ということもあり、本当は元祖ジェリコやカツサンドを食べたかったところ、ぐっと我慢して豆乳オレを頼むことにしました。苦渋の決断だった。
ただ、長期滞在したかったので、もちろんたっぷりサイズにした。ただし、甘味抜き。なんせダイエット中なので。
注文品が届いて飲んでみたら、甘い。なんと甘味入りになっていた。せっかく甘味抜きを決断したのに、それを揺るがす商品が届いたのだった。
注文時を思い返せば、甘味入りか抜きか確認をされず、こちらも何も指示をしなかった。
いつもは店員さんがテンプレのように甘味有無を確認してくれていたから、それに甘んじいたのか気がつかなかったのだ。

ダメ元で甘味抜きのものに交換できないか相談しようと店員さんを呼ぶと、注文時に対応してくださった青年(おそらく学生だろう)が席まで来てくれた。
願い叶わず、結局飲み物は交換してもらえなかった。
恥ずかしい話、残念で少し くそーーーーと思った。自分も悪いけど店員さんにも非があったなじゃないかという、なんとも言葉にできないもやもやが。
そんな中、店員さんは交換できないことを伝えつつ「申し訳ございません!」と、私の目を見て真摯に謝罪してくれたのだ。
しかし、私はそのとき言葉にならないモヤモヤに取り憑かれていたため、「わかりました大丈夫です」と言いつつも、彼の目をみることができなかった。それでも彼は私の目を見てくれていたことは、横目でわかっていた。
思い通りにいかなかった悔しさと、注文時にちゃんと伝えればならなかった後悔と、そんな小さなことにもやもやしている女を見ないでくれという恥ずかしい気持ちで、彼の目を見ることができなかったのだ。

その後、私の隣の席の人がアイスコーヒーを注文していたのだが、そのとき先ほどの青年が対応しており、「甘味のありなし如何なさいますか」と確認をしていたのだ。
この瞬間、私ははっとした。我に帰った。
彼は、私とのやり取りで私の言葉や振る舞いから何かを『受け取って』おり、それを生かして次に進んでいるのだ。一方で私は、彼と目を合わせず、何かを受け取ったわけでもなくずっと同じ感情に囚われていたのだ。
そう気づいた時に、もやもやしているだけで何も変わろうとしていない自分や、ちゃんと目を見て彼からの真摯なお詫びを受け取らなかった自分に、とても恥ずかしさを覚えた。
お客さんだからと『カロリーを考慮した甘味抜きたっぷり豆乳オレを飲みカフェでまったり過ごす』という私の願いの実現を、彼一人に任せっぱなしにしていた自分が情けなかった。
そんなことに気づかせてくれた真っ直ぐな瞳の青年に、感謝をしたい。

目と目が合うことで初めて感情は伝わる

気持ちを届けるための手段として、文字や声や表情など様々な手段がある。LINEなどの文字や非対面のzoomだと、伝えたいことがうまく伝わらないということは、この時代誰しも一度は経験があるのだと思う。
どんなにIT技術が発展し便利な世の中になろうが、対面のコミュニケーショは大事でなくなることはない(なくなっては困る)と言われている。
話す必要はなくて、人と目を合わせる。それだけで、相手の何かが自分の中に入ってくる・自分の中を相手に見せることができるのだと思う。ヒトは一人では生きていけなく、社会的つながりを本能的に求める生き物だと言われているが、本当にそうなのだと思う。
人と会う予定がなくても、コンビニとかで店員さんと目を合わせてみる、「ありがとう」と言ってみる。それだけでだいぶ『ヒトとして生きた心地』がする気がする。
目を見て繋がると、相手の発信したいことがちゃんと受け取れるし、自分の発信したいことがうまく伝えられる気がするのだ。


好きなヒトと一緒にいるときはスマホは置いてみるといい。照れくさいし苦手かもしれないが目と目を合わせて話してみると、ヒトの温かみが感じられるのではないだろうか。一方的な発信があるSNSより、目の前のあなたの前にいる人との情報の交換の方が、よっぽど心を豊かにするに有意義であろう。そんなことを思った。


それにしても、たっぷり豆乳オレの甘味入りはなかなかに甘い。
でも、最近疲れていたから糖分チャージすべきだと、青年なのか、コメダの神様なのか、誰かが言ってくれたのだろう。そう思おう。
そして、次回からはちゃんと甘味抜きでオーダーするよう心がけよう。そう決めた4月の終わりであった。

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