100日後におでかけする大学院生【#17】進学か休学か退学か死か
こんにちは。おでかけ志願者のちゃんたです。
早いもので3月も終盤ですね☀️
「3月に自殺者が増える」とはよく聞きますが、今ならその理由が身をもって分かる気がします。
3月といえば年度末。就職、転職、異動、転勤、進学、進級…。それぞれの方にとって、転機となる時期だと思います。
私は今、大学院の修士課程1年生です。つまり、次の4月からは修士2年生ということになります。
ただ進級するだけ。それだけかもしれません。
でも、その先は?このまま進んでもいいのか?
私も、そろそろ考えなければなりません。
私は博士課程に進学するつもりでした。
大変なことは承知の上で、何よりも研究が好きでした。三度の飯より研究が好き。寝てる時間すらもったいない。(まぁそんな生活を続けていたのも適応障害の一因だったのでしょうが)
修論さえ書けば、卒業はできます。
幸いにも、この1年の頑張りでほとんどのデータは揃い、あとは追加実験と、修論執筆のみ。
頑張ればこのまま卒業できてしまう、というのが逆に悩みどころでもあります。
私は博士課程に行って、その先はアカデミア、もしくは企業の研究職に就くのが夢でした。
なので、就職活動は特にしていません。
このまま卒業すれば、無職です。
進むか、休むか、辞めるか、そろそろ決めなければならないのです。
こんな感じで、私の頭の中では常に
進学と休学と退学と死の4つが浮かんでいます。
「いや、その中に死を加えなくても」と多くの人は思うことでしょう。
「しぬぐらいなら、休学すればいい」
「しぬぐらいなら、退学すればいい」
「しぬぐらいなら、逃げればいい」
これが健康な人の思考だと思います。
でも、今の私には、そう考えられないのです。
自分は生きているだけで迷惑をかけている。
どの選択をしても、周りに迷惑をかける。
それならば、いっそのこと。
これがいわゆる、罪業感なのでしょうか。
家族が迷惑なんて思っていないことは、頭では分かっているつもりでも、心がそう思えないのです。不思議な感覚です。
とはいえ、この100日間は生きると約束した身です。まだしばらくは、自分の思いをここに遺したいと思います。
「第一志望は死亡です」
なんて全く笑えないジョークを頭の中で考えながら、そんな希死念慮を家族に隠しながら、今日も生きたいと思います。
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