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自分に優しく

「なんでも完璧にやろうとする癖があるから、失敗しても仕方ない。あら、ごめんというくらい図太くやってみればいいよ」

「ありがとうございます。この休職期間、自分と向き合って改めて、自分に優しくしようと思うようになりました」


昨年度で職を引退された、とてもお世話になった方に
休職のことを報告したときのやりとりです。
色々温かい言葉をいただきました。


やり取りの中でわたしは「自分に優しくしようと思った」と書きました
意識したことがなかったのですが、自然とその言葉を書いていました
このnoteもそうなのですが、わたしは書くことを事前にしっかり考えて書くより
なんとなく書きながら、自分の心を整理していきます
なので、書いてみて気づくことがたくさんあるのです


そして今回出てきた、自分に優しくすることについて。
今回の休職の原因の大きなものは「頑張りすぎ」にあったと思っています
あまり助けを求めることのできる環境ではなかったし
他にも原因はいくつかあるのだけれど
自分に優しくすることが出来ていれば、もう少しペースを落として働くことが出来たかもしれません
(とはいえ環境も悪く、休職に至らざるをえない状況だったと考えていますが・・・)


メンタルクリニックの先生には
自分の気の向くままに、好きなことや楽しいなと思うことをして過ごしましょう。と言われていました
それは言い換えると、自分に優しくすることなのだと思います


真面目過ぎて、周りの気持ちを考えすぎて、自分のことをないがしろにして
苦しいことを耐えようとしてしまう
自分のことをちっともケアしていませんでした
なんとかこなせているから大丈夫。そう思い込んでいました


いまはそんな自分を優しくする時間を与えられているのだと気づきました


色々な心の葛藤を乗り越えて
最近は規則正しい生活は心掛けつつ、
散歩をしたり、カフェに行ってみたり、noteを書いたり、
興味のある本を読んだり、Netflixで韓国ドラマを見たり
やりたいな~ということを、気の向くままに過ごすようになりました
休みらしいことが出来ていると思います


ただ自由すぎる休みも、ずっと過ごしているとこれでいいのだろうかと
少し不安になってきます
それはわたしが真面目で自分に厳しいからでしょう
休む休むっていつも楽しいことばかりしていていいのかと
不安になってくるのです


以前紹介したマインドフルネスの本にこんな言葉がありました
「真面目な人はケアしすぎるくらいがちょうどいい」
この言葉にハッとしました
自分が真面目すぎることをよくわかっていても、それとどう付き合っていけばいいかわかっていませんでした。
これからは、俯瞰して自分を見て、
「真面目だね、もうすこし優しくしてあげて」
と、声をかけてあげようと思います
自分をもう一つの相手だと考えて、他人と同じように優しくしてあげたいです


自分に優しくといっても、真面目な私はきっとこれからも
復職すれば熱心に働くし、
休職中も勉強してみようとか早寝早起きしようとか
昼寝はしないようにしようとか、
優しくなりすぎず、それどころか勝手に厳しくするでしょう


なのでその自分に厳しく真面目な性格を利用し、
「自分に優しくすべし」と命じてみようと思います


カバー写真は「自分に優しく」の一環で行ってみたかったカフェに一人で行き、おいしいパンケーキを食べたときのものです
自分のために行動する・ゆっくりする時間が、とても心地よく感じます


手短に心の整理を書きました
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


「休みすぎるくらいがちょうどいい」の言葉をくれた本はこちらです
本当にこの本はウンウンわかるわかるという状況が書かれていて、対話形式ということもあり、個人的に大変読みやすいです。。。!





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