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素麺で思い出した、昔話。

6月末で派遣の仕事の契約満了となり、現在はフリーランスで活動している状態です。

フリーランスでの収入が安定するまで、別の仕事をしようかとは思っていたりしますが、今は身体と心を休めつつ、旦那ちゃんを喜ばせています。

一緒に暮らし始めてからずっと、私の方が仕事が忙しく、家に帰るのも遅かったので、旦那ちゃんが夕食を用意してくれたり、とても寂しい思いをさせたりしてきました。

私が家にいる、家に明かりがついている、夕食が用意されてて、一緒に食べられる、それがとても嬉しいそうです。

お弁当も毎日用意していて、毎日「美味しかったよ、完食!」と、空のお弁当箱をカラカラ音を鳴らしながら、通勤バッグから取り出している旦那ちゃんの顔は、とても幸せそうです。

今日は、旦那ちゃんからのリクエストで、素麺を茹でました。
薬味も色々用意して。

先日、テレビで茹でた素麺を、水切りして一口大にするのが一番美味しい食べ方と聞きました。

氷水に浸したままだと、麺が水分を吸ってしまって、味が落ちるのだとか。

素麺を一口大にくるっとまとめてる時に、ふと前の結婚生活のことを思い出しました。

まだ「俺の妻を名乗るな」発言をされる前。
いつも残業で遅くなる私のために、たまにごはんを用意してくれることがありました。

その時に、素麺を茹でて、同じように一口大にくるっとまとめて、冷蔵庫で冷やしてくれました。

不器用ながら、薬味も切ってあって。
帰宅して、すぐ食べられるようにしてあったのです。

あの頃、バスで通っていたのですが、終バスを逃すことが多く、よく職場まで迎えに来てくれていました。

感謝が足りなかったから、壊れてしまったのかな。
甘えすぎて、当然のように思っていたのがよくなかったのかな。
もっと、仕事が楽なところに転職していたらよかったのかな。

…でも、どうしてもあの頃は。
他の仕事はできないと思っていたし、他の仕事をしようとは思えなかったのです。
どんなに忙しくても、給料に見合わない仕事でも、天職だと思っていたから。

結果的に、最初の結婚は11年で破綻してしまったけれど。

でも、最初の結婚生活であれこれ反省点などが見えてきた。学びはたくさんあった。
だから、今の旦那ちゃんとの生活は、同じ失敗を繰り返さないようにしよう、そう思って、気をつけている(当社比)。

「美味しい!最幸!!」と、幸せそうに素麺を食べる旦那ちゃんを見ていて。
働き方を変えたのは、正解だったな。
フリーランスで、家でもできる仕事にシフトしようと、決意を新たにしました。

ただ。
薬味を入れるお皿は、近日中に購入しようと思います(笑)。

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