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おうちで中華 - 焼椒茄子(焼き唐辛子と茄子の冷菜)

今日は、これからの夏、大活躍すること間違いなしのひと皿をご紹介。

我が愛しの貴州料理から、焼椒茄子(焼き唐辛子と茄子の冷菜)


焼椒茄子 烧椒茄子  
shāojiāo qiézǐ

焼椒茄子(焼き唐辛子と茄子の冷菜)

唐辛子と茄子とトマトを皮ごと焦げるまで焼き、冷まして皮を剥がして裂いてから、調味料と和える。

焼くことで高まる野菜の香りと甘味。とろとろに甘い茄子。程よい酸味のトマト。辛味を効かせるとうがらし。夏の最強トリオである。

焼いた唐辛子を他の食材と合わせる「焼椒」という調理法は、貴州・湖南・四川でよく見かける。中国語の「焼」は通常「煮る」を意味するが、この料理では珍しく日本と同じ「焼く」の意味になっている。

なお、本来は炭火で焼くのが前提の農村料理だが、中国でも最近は炭火がない家が多いので、今風のレシピでは中華鍋で焼いたり、蒸したりするものも多い。しかし、日本には魚焼きグリルがある!お手軽!最高!

本場では辛い唐辛子を使うので、かなり刺激的な料理になる。だが、そこはお好みで。焼けるサイズの唐辛子であれば、何を使っても大丈夫。獅子唐、万願寺唐辛子、甘長ピーマン、パプリカあたりを使えば、子供も一緒に楽しめる料理になる。

よく知った夏野菜の新たな魅力を、思いっきり楽しんでほしい。

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